日曜日は友人らと浦安

猫、犬、猫、カフェ

妻と義母の旅行に付いて行き日帰り葉山。同じ観光地に短期間で二度いくと、あっという間に馴染んだ感がでるね。

レインボーの1本目と元祖いちごちゃんのネタが面白くて(レインボーは2本目も1本目との差異を意識している点もよくて面白かった）、ファイヤーサンダーと青色一号はネタの方向性は好みだな、という感じ。 しずるのネタは面白いけど、おれ含めたみんながクセスゴや動画経由でもう見たことある、というのがデカい敗因だろうね。審査員とのやり取りは素晴らしかったけど？ 審査員らは総合点数はまったく同意できないのが続いたけど、個々のコメントを聞いたら納得できちゃうのが不思議。 審査員評価タイムが浜田のおかげでゆるかったりひと笑いふた笑いあったりする点は、M-1に対するキングオブコントの明確な長所だと思う。

優勝者ニュースを目にした時点でやってたこと自体を今朝知ったキングオブコメントをTverでいらん部分飛ばしながら試聴中。なんやかんや、賞レースってこれくらい緩い気持ちで観るのがいいんだと思う。

妻と義母の旅行に付いて行き日帰り葉山。同じ観光地に短期間で二度いくと、あっという間に馴染んだ感がでるね。

冬の某が出たらPC買い直して（３月か４月にワイン溢して壊して以来ずっと無いまま）執筆再開と洒落込むぞ、と思っていたら某事態でまた遅れが生じそう……まあPCが無い生活自体は軽さがあるしインプットと睡眠時間が明らかに増しているので、良いものではあるんだけど

我が部屋の脱構築された【本棚】（脱構築されているので棚らしい棚はない）を一念発起して久しぶりの大整理、せめて哲学・倫理学・法哲学・心理学・歴史・経済・政治・芸術くらいのカテゴリに分けてそれぞれの棚＝山に仕分けなおすぞと頑張ったが、脱構築と増殖が過ぎて棚や山というよりもはや迷宮に迷い込んだかのような錯覚を抱き…

An Introduction to Moral Philosophy　Second Edition by Jonathan Wolff wwnorton.com/books/978039... 今朝から読み始め…とはいえ仕事、執筆とそのための参考文献和書の読書の必要もあるので、余裕があるタイミングでちびちび読み進めるしかないのですが。 ジョナサン・ウルフは『政治哲学入門』も『　「正しい政策」がないならどうすべきか: 政策のための哲学』もおもしろかったけど、 こちらは書かれた時代がより現在に近いというのもあってか、のっけから洗練や現代味を感じられてよいです。

昨日は仕事終わりに下北沢に直行して、羽根木公園に行ったり近くの梅ヶ丘や東松原に行ったりして、その後は下北沢駅前で終電までダラダラしていました。酔っていて後半はどこ行ったかとか何していたとかもあんまり覚えていないけど、終電までダラダラするのは久しぶりだったので楽しかった。 今日は朝はさすがに疲れてグロッキーだったが、かなり久しぶりに家で配信サイトで映画を観た。スコセッシの『ケープ・フィアー』。初視聴だったけど、『クリーピー　偽りの隣人』や『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』を思い起こさせるところもあれば、昔の映画らしい杜撰さや鈍感さを感じさせるところもあったりして、総じて楽しかったです。

『カント「判断力批判」入門 美しさとジェンダー』高木駿　 yorunoyohaku.com/items/60e2ef... 金曜日の午後に読み始め、土曜日の午後に読み終わり。タイトル通り延々と『判断力批判』の話をしている本なんだけど、各章末に挿入されるジェンダーの議論が気分転換になるのと、約150ページと短いおかげで、飽きる前に読み終えることができました……いや実は後半はちょっと退屈さが増してきたが、著者のせいではなくカントの議論そのもののせいであると思う。

『世界は時間でできている　ベルクソン時間哲学入門』平井靖史 www.seidosha.co.jp/book/index.p... 火曜日に序章を読んで、水曜日の早朝読書や通勤読書で前半を読み、後半は木曜日に流し読み。 タイトル通りベルクソンの時間哲学をずっと論じる内容であり、ベルクソンに関する知識はいらないけど哲学史の知識は必要とされます。英米系の分析哲学における時間論がよく登場してくるのだが、有益なはずのベルクソンの議論が分析系ではなかなか参照されてこなかった経緯があり（最近は変わってきているとも書かれているが）、そこら辺も著者の問題意識として重要なのかなと思った。

『ワン・バトル・アフター・アナザー』からの流れで見ると、『ブラックバッグ』には「このご時世にアンモラルでニヒリスティックで金持ちエリートな登場人物たちが高いメシや酒を飲食しながら洒落ていて小粋な皮肉の応酬を繰り広げる様を（特に批評的な意図もなく）魅せてくる映画ってどうなんだろう」と一瞬思ったりしたが、映画って昔からそういうところあるし、こんなこと言い出すのもちょっとご時世に影響され過ぎてはいる。 とはいえ、映画館が邦画やアニメに占領されている現状は退行・劣化でありダメだと断定はしますが、英語圏の映画が体力落ちてるだけでなく「まだこんなことやっているの？」感を抱かされる場合がある点は否めない…

『ブラックバッグ』も『ワン・バトル・アフター・アナザー』とはまた違った意味で王道の「映画」であり、洗練されていて90分まるまる楽しめて後味もおおむねスッキリしている、（　「こんなもんでいいだろ」感が否めないところまで含めて）いつものソダーバーグの職人芸が味わえる作品でした。 ソダーバーグのなかでも『サイド・エフェクト』と同じくミステリー作品であり、そして今回も（真の巨悪が作品で描かれた範囲内では失墜することはなく、倒されるのは鉄砲玉に過ぎないのがちょっとモヤモヤするんだけど）おおむねハッピーエンドというのが、とくに映画だとミステリーやホラーってハッピーに終わることが少ない分、好ましいです。

土曜日は鴨居で『ワン・バトル・アフター・アナザー』と『ブラックバッグ』を観ました。 『ワン・バトル・アフター・アナザー』、ポール・トマス・アンダーソンの映画のなかではシンプルかつエンタメ的な構成だけど、終盤のカーマックスのシーンはIMAXで観た甲斐がありました。 主人公でありながら終始いいとこなしなディカプリオの使い方が実に贅沢だし、もうひとりの主人公であるチェイス・インフィニティは魅力的でｓた。そして敵役であるショーンペンも演技が圧倒的。 『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』からの流れでべニチオ・デル・トロも堪能。『コブラ会』を思い出しちゃうけど、めっちゃ「扱いのいいキャラ」でしたね。

『　「科学的に正しい」とは何か』　リー・マッキンタイア www.newtonpress.co.jp/book/shinsho... 土曜日に読み始め、火曜日の朝に読み終わり。 原題のThe Scientific Attitudesが示す通り、「科学的方法」とはこれだなんて示すことは不可能だと科学哲学では分かってきたから科学とそうでないものとの線引きを「方法」に基づいて行うことは諦めたうえで、どんな営みが科学であるかはそれを実践する人（および集団や制度の）「態度」から判別することができる、という議論を行っている本。 この主張にも穴や甘さはあるだろうなと思いつつ、なかなか説得させられました

『他者の受容：多文化社会の政治理論に関する研究』 www.h-up.com/books/isbn97... 土曜の朝に「理性の公共的使用による融和」を、火曜の朝に「　『理性的』対　『真』あるいは世界像の道徳」と「民主制の三つの規範的モデル」を読んだ。 前者２つは、ロールズの政治的リベラリズムの議論に対するハーバーマスの反論。なにせ使われている用語が難しくて骨が折れるが、大筋としては、「ロールズは包括的な構想と政治的な構想を分けているつもりだけど実際にはそうなっていない」というよくある批判や、理性や中立性の認識に関する問題（ここは難しい）、理性の役割や幅を過度に窮屈に制限している点…

『言語哲学入門』　服部裕幸 www.keisoshobo.co.jp/book/b26928.... 水曜日に早朝読書で読み始め、退勤読書で読み終わり。 言語哲学には苦手意識がありますが、本書は｢入門」という名にふさわしく、平易・初歩的・わかりやすい・中立的な内容でありました。一方で著者の意見がほとんど出てこず、奥深いところへの立ち入りも一切なく、おもしろ味に欠けているのはネックか。でも教科書と思えばこれでいいですね。

『1冊でわかる　美術史』ダナ・アーノルド　 www.iwanami.co.jp/book/b256763... 『フジタから始まる猫の絵画史』を観に行った翌日の日曜日に読み始め、火曜日に読み終わり。 内容は充実しているけど、まず、翻訳が悪い…！直訳に過ぎる箇所が多々あります。訳者あとがきによると大学院ゼミでの学生たちによる翻訳が元になっているようなので、仕方がないかもしれませんが。 本書の特徴としては、諸々の批判を意識し紹介しながらも、内容は王道で「カノン」を多々紹介しているところ。90年代~ゼロ年代の本は旧時代と前時代の狭間である分、どちら側の視点もフェアに紹介されるのがよいですね。

週末に2本映画を観るのだが片方をIMAXにすると総計した料金がけっこうなもので、どうしようかと思っていたところで、数年にわたって会員番号やパスワード忘れて使えなくなっていた会社の福利厚生サービスがようやく使えるようになったことを思い出し、割引券を利用して購入。 1枚につき500円の割引だけど夫婦2人×2本で一気に2000円分の割引なので、さすがにありがたい。 一方で、割引券の発行は申し込みから12時間後であり、当日や前日の夕方にチケットを買いたくなっても間に合わない、という絶妙な使いづらさがネック。

『なぜ世界はそう見えるのか　主観と知覚の科学』　デニス・プロフィット、ドレイク・ベアー www.hakuyo-sha.co.jp/science/perc... 日曜日の午前に読み始めて読み終わり。 『記憶』　『感情』　『意識』　『知能』のベリーショートイントロダクションは翻訳が出ているけれど、残念ながら『知覚』は翻訳が出ていないので、代わりにこちらを読んだ。……しかし、「知覚とは何か」ということに関する心理学的な考え方を基本から教えてくれるわけではなく、主観や知覚に関係する諸々の心理学の実験や研究やエピソードを散発的に紹介するタイプの本だったので、知覚の体系的な理解を得ることはできず。

『猫に学ぶ　いかに良く生きるか』　ジョン・グレイ www.msz.co.jp/book/detail/... 土曜日、「フジタからはじまる猫の絵画史」を観に行ったついでに読み始め、日曜日に読み終わり。 人間はあれこれ考えて自分の本性を抑圧して生きるけど猫は自分の本性のままに生きる、というのはまあそうですね。しかし今まで飼ってきた猫のなかには神経症っぽかったり考え込んだりするタイプの子もいたので、みんな自由気ままなわけでもないよな、とも思う。 哲学者も色々と登場するけど、もっとも印象的なのはベトナム戦争に従軍したアメリカ人記者が現地から猫を連れ帰ってきたエピソード（　『フエから来た猫』。

きのうは昼過ぎに町田の市街地に出て、昼メシ食べ、祭りを眺め、本屋をぶらついたり妻が百貨店で化粧品選んだり古着売ったりするのを待っていたり、ジェラート食べたり八百屋行ったりコーヒー飲んだり…という一日中。いままで住んできた中野・四ツ谷・赤羽と異なり町田は並の地方都市よりも市街地としてしっかり完結しているので、過ごそうと思えば半日は余裕で過ごせますな。

今日は府中市に猫とフジタの絵を見に行きました

『マルティン・ハイデガー（シリーズ現代思想ガイドブック）』　ティモシー・クラーク www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-978... 先週土曜日に旅行読書で読み始め、金曜日に読み終わり。 文学を専攻する学生向けの入門書、というコンセプトなのでハイデガーのオーソドックスな哲学の話は２章まで、３章～６章ではハイデガーの芸術論や文学（詩）論が詳しく紹介される、という構成が特徴的な本。 しかし哲学の話をしている２章だけでも実に面白くまとまっているし、芸術論も他ではなかなか読めない話題なだけに楽しく興味深い。

しかし英語圏の哲学者入門本と比べて日本語のはなんでこうかったるいのが多いんだろう、と考えてみたけど、英語圏のは対象の哲学者の思想が展開される順番・段階や用語を掘り下げ過ぎず思想の結論・特徴・エッセンス・面白さから伝えることを意識しつつ、その思想家の現代における位置付けやその思想家研究の現在についても紹介してくれることで現在進行形での意義や特徴が伝わりやすい、というのが大きいと思う。あと、他の研究者の指摘や解説を気軽に引用してくれるのも読みやすさや理解しやすさにつながる。 比較すると日本の哲学者入門本は研究の動向や展開の話すらせず、対象の思想家の著作にべったり付いて離れない、というのが特徴かな

『フッサール入門』　鈴木崇志 www.chikumashobo.co.jp/product/9784... 火（祝）に読み始め、土曜日（今日）朝に読み終わり。 フッサールの思想を丁寧に解説しているということで評判が良く、たしかにフッサールの入門書というのは意外とないのでありがたいんだけど、「丁寧な解説」に終始し過ぎているためにテンポが悪かったり用語法もフッサールのそれに忠実過ぎていて、前半で感じられた現象学やフッサールの面白さを読んでいるうちに見失っていき飽きてしまった… 『カント　信じるための哲学』も同じような読書体験だったので、日本人著者による哲学“者”入門は肌に合わないなと思う。

昼休みの町田金森

最近は『ドラフトキング』と『平和の国の島崎へ』を既存の話だいたい読みました。 スポーツ漫画は『ハイキュー！』超えるものないから読む気失せたと言った舌の根も乾かぬうちだけど、『ドラフトキング』は「選手のキャリア」という視点が他にはないものなので面白い。一見するとドライな世界かと思いきや、実はかなり人情味豊かなのもいいね。 『平和の国の島崎へ』も人情味ありながらザ・ファブル的な面白さがあり、ファブルよりかは知性的なんだけど凡庸なところも強く、平均点取るとそこまで高くないんだけど主人公も脇役もキャラがいいから読み続けられる、まあそんな感じです。

昼休みは久しぶりに境川を散歩

昨日は午前から海老名に行き、昼飯を食べて駅からやや離れた空いているカフェで本を読んだ後に、午後3時から『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』を観に行きました。 ウェス・アンダーソンの作品を映画館で見るのは『アステロイド・シティ』に次いで2本目だけど、ネコが殺されない作品であり、かつ他に観れる作品がやっていないタイミングであれば、デートや休日を充実させるためにアンダーソン作品を観るのも悪くないな、と思いました。語ることがあるような内容ではないんだけど、音楽・美術・俳優が素晴らしいから、見ている間は楽しいですね。

『感情史：歴史学からのメッセージ』　トマス・ディクソン www.hakusuisha.co.jp/book/b665575... 日曜に旅行帰りの電車で読み始め、火（祝）の午前にチャチャッと読み終わり。 同じ著者かつ同じくベリーショートイントロダクションの『科学と宗教』はよかったけれど、こちらはイマイチ…。感情史の本ってどれも隙あらば心理学に唾を吐きかけようとする姿勢が見えるのがイヤで、そのなかでは本書は著者が穏当な人なのでだいぶマシな方ではあるけど。 序盤は歴史学者は「感情」を史料からどのように取り出し理解するのか、という議論があり興味深かったけど、後半は情報の羅列感が強かった。

『カント 信じるための哲学 「わたし」から「世界」を考える』 石川輝吉 www.nhk-book.co.jp/detail/00000... 先週の木曜日に読み始め、旅行挟んでからの月曜日に読み終わり。 いわゆる「三批判書」、そのなかでも特に『純粋理性批判』の議論を丁寧に解説している。カントの倫理学ではなく認識論をもっと知りたいと思っていたのでちょうどよかったです。 説明の仕方は文量が多くてややまだるっこしく、また具体的はほぼ出てこずゴリゴリに哲学（認識や理性）の話が続くので面白みには欠けるんだけど、じっくり読まされるおかげで、さすがに理解を深めさせられる。

『ポパーとウィトゲンシュタインとのあいだで交わされた世上名高い一〇分間の大激論の謎』デヴィッド・エドモンズ、ジョン・エーディナウ www.chikumashobo.co.jp/product/9784... 先週の月曜日に読みはじめ、金曜日に読み終わり。 ウィトゲンシュタインとエーディナウを中心にラッセルやシュリック、その他ケンブリッジの哲学者やウィーン楽団の人物がわいわい登場しながら、戦争の影が差す20世紀前半の分析哲学の成立史や二人の強烈な個性が描かれる。ユダヤ人である2人を追い出したウィーンの「民を棄てたから、民に棄てられた」いたましい運命（訳者あとがきの表現）も描かれています。

土日は沼津・三島に旅行

呪術、今週は虎が人殺しちゃっているくだりは突っ込まれてもしゃあないけど、メガソーラー持ち出すだけでXのオタク（ジャンプ感想チェック用のアカウントはまだ持っているのです）が冷笑気味になってしまうのがほんとにうーんという感じ…

今週の呪術廻戦における「アメリカの影響でナショナリズムが勃興」　「島国と排斥主義は相性がいい」などのセリフ、昨今のご時勢から数十年後という設定にせよ宇宙人の「難民」という設定にせよ近未来SFをやるなら避けて通れないというか言及して当たり前のポイントではあるんだけど（政治的と表現するのも違和感があるくらい、フィクションとして当たり前のセリフだと思う）、『ぼっち・ざ・ろっく』の脚本家トークに対する噴き上がりのコメント群を見るとジャンプ漫画でこういうセリフを入れるだけでも相当なリスクがある（実際に揶揄的なコメントは多々あった）ので、諸々込みで、「呪術廻戦の作者ってえらいな」と素朴な感想を抱いた。

週末も町田駅で待ち合わせしていたら日本保守党が演説していて、「オールドメディアは嘘ばかり」　「ネットにしか真実はない」と、それこそネットのなかでしか目にしてこなかったようなセリフをついに現実世界で聞かされて、気持ちがドンヨリ。あとカフェに予約の電話しようとしたら演説がうるさすぎで電話が通じないという実害も受けて二重にムカつきました。 結婚してからしばらく経つので帰化も考えたりしたけど、維新とか参政のアホ共の政策案のせいでしたくなくなった（アホ共を止めるために参政権は欲しい、というのがジレンマだけど）。 これでアメリカがまともな状況であればアイデンティティ安定するけど、その真逆だからなあ…。

上京してから1年ほどは九段下にあるゲーム会社で働いており、同僚も外国人が多数だったので心配…と思ったら会社の方は移転していた様子だった。 休憩時間には靖国神社まで散歩に行くことも多かったし、境内をぶらぶらしてもトラブルとかはなかった（コーヒー片手に持っていると警備員に注意されることはあったが）。当時は8月15日などを除けば穏やかだったんだけどね。 x.com/marei_de_pon...

先々週末から自分も周囲も苛立ちがちであったり注意散漫であったりするので、季節の変わり目と気圧の影響だという解釈に落ちついた。

そういえば『逃げ上手の若君』、命鶴の扱いは久しぶりにこの作品を面白く感じました。 ワンピース、ここまで胸糞の悪さがすごいからこそ来週の展開が予想付かないものの期待がすごい。 魔男のイチもようやく面白くなってきたので、呪術の復活もあわせて、ジャンプもだいぶ読めるようになってきたと思う（それでも連載作品の三分の一くらいは開きすらしていないのだが）。

金曜日は友人と下北沢で合流、雨に降られつつも三軒茶屋まで散歩で往復。途中で餃子食べた。前を通った『万豚記』は数日後に火事に遭っていてびっくりしました。 土曜日は麻布台ヒルズの高畑勲展に。『平成狸合戦ぽんぽこ』と『おもひでぽろぽろ』くらいしか通して観たことはなかったけど、動画もいっぱい上映されていたので、各作品のトロとなる部分を堪能できてよかった。『かぐや姫の物語』も面白いだろうけど、昔のやつもいいですね。 日曜日は三鷹の友人宅に。新生児の子守を見守りつつ、スマブラ・マリオカート・ドクターマリオ・ぷよぷよ等で遊び、夜からは友人の妻方の家族と総出で三鷹八幡大神社のお祭りに。盛り上がってました。

今週の呪術廻戦における「アメリカの影響でナショナリズムが勃興」　「島国と排斥主義は相性がいい」などのセリフ、昨今のご時勢から数十年後という設定にせよ宇宙人の「難民」という設定にせよ近未来SFをやるなら避けて通れないというか言及して当たり前のポイントではあるんだけど（政治的と表現するのも違和感があるくらい、フィクションとして当たり前のセリフだと思う）、『ぼっち・ざ・ろっく』の脚本家トークに対する噴き上がりのコメント群を見るとジャンプ漫画でこういうセリフを入れるだけでも相当なリスクがある（実際に揶揄的なコメントは多々あった）ので、諸々込みで、「呪術廻戦の作者ってえらいな」と素朴な感想を抱いた。

『忘却バッテリー』や『ダイヤモンドの功罪』（既存の話を全部読んだけど、イヤ～なテーマやトピックなのに胸糞は悪くないというか感動するポイントや爽やかさを感じすらするポイントも多々あって、なかなかの名漫画だと思います）を読んでスポーツ漫画熱に火が付き、友人がハマったのもあって、以前に途中までは読んでいた『ハイキュー！』を最初から最後まで一気読み（2～3週間はかけてます）。するともうべらぼうに面白くて、スポーツ漫画どころか全漫画でもトップ１０に入るくらいの名作だと思ったけど、「ハイキューより面白いスポーツ漫画ってもうないよな…」と気付いてしまい、スポーツ漫画熱が冷め失せるという副作用が生じました。

『哲学と現実世界　－カール・ポパー入門ー』ブライアン・マギー www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-978... 土曜日に読みはじめ、月曜日に読み終わり。 先の『ウィトゲンシュタイン』と異なりこちらはポパーの大ファンなマギーが書いた本なので、基本的にベタ褒め。 科学哲学に関しては、古い本だということを指し置いても、クーンなど以後の哲学者による反証主義批判がほとんど紹介されていないのはバランスが悪いように思える。 一方で、ポパーの科学哲学と政治論・人間社会論が（　「問題解決の方法」に関する）独自の進化論なども介して一貫した主張である、というのはおもしろい。

『ウィトゲンシュタイン』 A・Ｃ・グレイリング ， www.kodansha.co.jp/book/product... 先週の火曜に通勤読書で読みはじめ、木曜の江ノ島読書を経て金曜に遊びに行く電車で読み終わり。 短い1章「ウィトゲンシュタインの生涯」　と4章「ウィトゲンシュタインと現代哲学」　の間に長い2章　「前期の哲学」　と3章 「後期の哲学」　が挟まれているというシンプルな構成ながら、前期・後期それぞれの成り立ちや特徴に違いをスッキリまとめられており、とてもわかりやすかった。 そしてウィトゲンシュタインに対するかなり冷めた目線が徹底されているのも、本書の特徴です。

こちらに寄稿してます。市場の論理がすべてに適用されていいのか、というお馴染みの話に加えて「転売屋イコール不良外国人」のようなフレーミングについても触れてます。 t.co/ZU37MZFGFk

本日は余っていた半休を使用し、なんの目的もなく海へ。 長年海なし府に生まれ育ってきたから海に妙な憧れ・特別感を抱いてきたけど、いまや小田急民なのだから、「いつでも見れるもん」という扱いに切り替えていくのだ。少なくとも鴨川くらいまでには海の存在級位を落としたい。 腰越の喫茶店でウィトゲンシュタイン読み、鵠沼海岸を散歩し犬を眺めて、帰宅しました。

先週末。 土曜日は下北沢の友人宅で6人版カタン。さいきん友人と会っても酔うほどは飲めてなかったので夕方前からアルパカ飲み、目論見通り酔えはしたんだけど、6人ということは友人でない人も混じるわけで、そもそもがあまりよい目論見ではなかった。 日曜日は休息と買い出しに終始したけど、近所で祭りやっていて、神輿がガチだったのがよかったです。

『今を生きる思想　エーリッヒ・フロム』　岸見一郎 www.kodansha.co.jp/book/product... 『自由からの逃走』をおさらいするような感覚で、日曜日に読み始めて火曜日に読み終わり。 同じく講談社現代新書の100（ハンドレッド）シリーズでも 玉手慎太郎の『ロールズ』では他のロールズ入門ではイマイチわかりにくかった「自尊」についてしっかり説明されていて有益な本だったんだけど、こちらは文体に力が入っていないというか、なんか手癖で書いたというか「置き」に行って書かれた本だという気がしました…。ロールズとフロムとの間の思想の深みの差が表れているのかもしれないけど。