長い文章をnoteから個人サイト等に移管したいと思っているのだけど、叶わぬまま年の瀬を迎えてしまいそう。来年こそ……。

「あなたのおうちのﾈｺﾁｬﾝ語り」というアドベントカレンダー企画に参加しました！ 猫を見せびらかしているだけの記事です。ご笑覧ください。 ■記事 note.com/72tone/n/n97... ■アドカレ adventar.org/calendars/11...

こちら選考通過はならなかったものの、佳作として取り上げていただいておりました。 届いていたことが嬉しく、励みになります。ありがとうございました！🕺 x.com/k_kyokaieven...

大河ドラマをきちんと完走できるの数年に1度くらいなのだけど、直近の完走履歴がいだてん→鎌倉殿→べらぼう（予定）なので、「生田斗真が出てたら完走できる」説有力になってしまっている

Xにて開催された「短歌の文化祭大賞」に参加しておりました。選考通過ならずでしたが、いろんな作品に触れられてとても楽しかったです。改めてありがとうございました！ 私は「ポトフ」「汽水湖」の2作品でした🥔 三日目のポトフほろほろ噛み締めてこの世にしてはやわらかすぎた（応募作「ポトフ」より） 未分化のたましいのままたくましい蹄でゆける、夢のわたしは（応募作「汽水湖」より） #tanka

嘘みたいなほんとうの晩秋の景色だった

積んでしまっていた歌集消化強化月間。 小俵鱚太『レテ/移動祝祭日』読了。移ろう四季の機微が美しい。個人的には、特に冬の描写に長けた歌人だと感じた。 * 善人じゃないと気づいて人生はようやく冬の薔薇に追いつく 市川のおじさんからの梨という梨にあふれた晩夏、かつては わたしの裡にガラスの植物園があり夏の朝には奥までゆける 音のない雪（たとえれば女子だけが体育館へ移動した日の） 四季めぐりきみのスカートひと通り見たという自負、自負だとおもう （小俵鱚太『レテ/移動祝祭日』より抜粋）

遅ればせながら、田中翠香第一歌集『パーフェクトワールド』読了しました。 良み手も物語に巻き込まれていくような構成が巧みでした。 #tanka セーターの千の縫い目に千の風受けつつ春の街を歩めり 頑丈で扱いやすく替えがきく少年兵とカラシニコフは 友という時の船乗りうつくしく夏の波止場を離岸してゆく 祖父よ　かつてあなたが憎悪した町の荒野を飛んでゆく鷺 細雪ふりしきる夜の静けさよ歩兵（ポーン）のごとく街にたたずむ （田中翠香『パーフェクトワールド』より）

カクヨム短歌賞は予選敗退でした。 ちょっと悔しいけど、ファイナリストの皆さんの作品が軒並み好きだったので個人的には納得の結果です🕺 作品としては気に入ってるので、ご笑覧いただけたら嬉しいです！

かばん11月号届きました👜 なんと通巻500号！ということで、読み応えたっぷりの記念特集が掲載されています。本当に1ミリくらいの微力ですが、私も特集編纂に協力しております💪 また、8月に折田さん・沖田さんと出場した短歌道場in郡上の参加レポートも掲載頂きました。 * 月詠としては『翼の王国』8首を掲載いただいております。 読書灯の影ゆらめいて、たった百年後の地図を知り得ないこと / 夏山栞 機上ではだれのいのちもたやすくて幾百のにび色のまどろみ / 同 #tanka 盛りだくさん！

>自分のことだけを詠むと散文的になり早口になる。自分でないものを詠もうとすると、よく見なきゃいけないし、よく感じなければならない。そうすると言葉が出てくるのに間が空く。短歌にはこの｢間が空く｣ことがすごく大事だと思います。 （短歌研究 2025 11＋12月号『展望座談会2025』より）

x.com/nhkg_tanka/s... NHK生涯学習のアカウントで、改めて拙作をご紹介いただきました。 ありがとうございました！

『帰郷』5首（西瓜第18号掲載） 出てゆくと決めたあの日の立ち漕ぎを辿ってみてもただ青田風 / 夏山栞 #tanka

金沢で文化的な誕生日を過ごしました

『貌』8首 （かばん2025年10月号掲載） 戦前はどういう貌をしているの #tanka

このたび、第12回福岡女学院短歌コンクール一般の部で優秀賞をいただきました🎊 全体で2万首を超える応募があったそうで、沢山の作品の中から目にとめていただけたことを大変嬉しく思います。審査員の皆さま、ありがとうございました！ 作品は、後日Webサイトに作品集が掲載されてから改めてポストしようと思います。 www0.fukujo.ac.jp/competition/ #tanka #福岡女学院短歌コンクール

かばん10月号が届きました👜 私は『貌』8首を掲載いただいてます。 今月の表紙は写真からカラーピッカーで拾った色を並べているのかな？お洒落……！🍀 戦前はどういう貌をしているの　ネイルにふかい赤をえらんで / 夏山栞 あしたには忘れるだろうGrokのファクトチェックのちいさな嘘を / 同 #tanka

ここのところ仕事が思いっきり渦中で、寝て起きて仕事して寝て起きて……という感じで生活に余白がなくてあまり良くない🙃 結果軽く風邪を引いて今日は朝からずっと寝たり本読んだりしてたのだけど、本来身体にも心にもこうやってゴロゴロする時間必要だよなあ……と改めて思うなど😇

角川｢短歌｣11月号、審査員を務められた郡司和斗さんによる短歌道場 in 郡上のレポートが掲載されていました。 拙作も掲載＆コメントをいただき、楽しかった1日をまた思い返して噛み締めています。改めてありがとうございました🕺

楽しそうなオモカスです、ご査収ください

病気なら掃除できない元気なら掃除している暇なんてない / 『素面の夜』三田三郎（西瓜第18号）

西瓜第18号、到着していました🍉 私は『帰郷』5首をともに欄に。 野田かおりさん、虫武一俊さんからそれぞれ｢優｣に選んでいただきました。堀静香さんの総評でも触れていただき大変光栄です。ありがとうございました！ 出てゆくと決めたあの日の立ち漕ぎを辿ってみてもただ青田風 / 夏山栞 #tanka

今年も🍙 onigiri-action.com （Blueskyは投稿の対象外ですが、やってるよ～🫶の意でこちらでも） #OnigiriAction #OnigiriAction2025

昨日の夜、窓を開けて涼みながら秋のつまみをつついて秋の日本酒を飲んで猫を撫でる……のようなことをしていたところ不意に「本当にこれ以上なにもいらない……」という気分になってなんか泣きそうになってしまった🌕 満月なんてそもそも欠けるのが自明のものなのだから、藤原道長もほんとは自信満々だったわけじゃなくて、「望月、欠けると分かっちゃいるけど今だけは最高だよ」みたいな気持ちだったんじゃないかなあと邪推したりも。どうなんだろうね。小市民にはわからないだけかも。何にせよ今日もいい夜だ。

ちょうど一年前くらいに詠んだ連作。 秋は詩情が膨らむけど、それはそれとして今年の私はきっとこれ作れないなあ、と思うので不思議……。 『永い話』8首 秋生まれだから知ってるわたしまで届くひかりの永い話を / 夏山栞 #tanka

ひょんなことからPS5を入手し、今更モンハンを始めたりデトロイトビカムヒューマンに呻いたりしています（近況）

かばん9月号が届きました👜 今月の表紙は裁断された紙の層！最初遠目で見た時、図形が水に落ちた瞬間（？）みたいに見えた……👀 私は『それと夕立』8首を掲載頂いてます。久しぶりにコテコテの労働詠です。 人員の再配置って言うんだよおとなは椅子取りゲームのことを / 夏山栞 「女性ならではの視点を期待します」パキラが空調に揺れていた / 同 #tanka

観覧車回れよ回れ想ひ出は君には一日我には一生 / 栗木京子『水惑星』 教科書にも載っているという超有名な一首。一日は「ひとひ」、一生は「ひとよ」のルビです🎡

カクヨム短歌賞応募作を全部（！）読むというX有志の皆様の企画で、個人賞を頂戴していたようです。 たくさんの作品の中から目に止めていただき、大変光栄です。ありがとうございます！そしてまずは何よりお疲れ様でございました……！👏🍵 x.com/hyousyoku83/...

肝がスプラッタみたいになってしまったが、今晩は秋刀魚を頂いておりました。 2年ぶりくらいかも……🐟

8月度は7首を佳作に選んでいただきました。ありがとうございました！ 夕立のなごり気だるく歩くより泳ぐかんじでゆく下り坂 / 夏山栞 地に足をそんなにつけて人ならば冷えた踵でひとり歩けと / 同 #口語詩句投稿サイト72h #tanka

🏀、出陣式のお席ご用意いただけていた……！⚡️

八丈富士を仰いで漕いで歌いたい鼻歌が今こんなにもある / 夏山栞 （かばん2025年7月号掲載） 上記の歌に「シーカヤックを漕いでいる景だろうか」という評を賜って、嬉しいと同時に確かに……！という新鮮な気づきを得ました。実際には自転車で島内を巡った際の歌なのですが、確かにカヤックという読みもできる🚲🌊 そう思うと「自転車を漕ぐ」ってちょっと不思議で素敵な表現だなあと感じます。おそらく元々は舟のための言葉なんだろうけど、まったく違う陸の乗り物である自転車も「漕ぐ」とは。あと思いつくのはブランコとか……。 車などには使われないから、人力で動かす躍動感が「漕ぐ」のキモですかね。面白い！

わたしもう若くないから髪ざつととかしてどこへだつて行けるわ / 小島ゆかり『あかい花しろい花』

カクヨム短歌賞応募作品『夕風』10首 いきるとはつま先を死へ向けること　あるいはビアガーデンの夕風 / 夏山栞 #tanka #カクヨム短歌賞

短歌道場in郡上、3位入賞という結果でした！ 私自身は歌合に参加するのが初めてだったのですが、いつもとは違う短歌筋（？）の使い方がとても刺激的で、明日あたりある種の筋肉痛になりそうです笑 結果については、自分（たち）の全力が通用しているかも！という感覚があったからこそ悔しい部分もあり……でも悔しさを上回って本当に楽しかったし、何より勉強になりました。 改めまして、今日ご一緒させていただいた皆さまありがとうございました。短歌大好きです！🫶

『習作：猫として』8首 #tanka

今月号こぼれ話👜 実はちょうど1年前に、｢習作：魔女として｣というタイトルで今月号の連作と同じようなコンセプトの作品を掲載しています。その時はあまり成功したと思えなかったので、まずは1年越しのリベンジ（？）ということで。 私性ってどこに宿るんだろう、みたいなことをふんわり考える連作です。 魔女に／猫になったつもりで詠んでも、かならずそこに私の何かが良くも悪くも滲んでしまう気がしていて…… その｢私の何か｣って何なんだろう、それは歌のどこから感じるんだろう、短歌における｢私｣の範囲ってどこまでなんだろう……？みたいな…… ほんとはこういう話を自由投稿欄にぶつければいいのかも🕺笑

かばん8月号が到着しました👜 私は『習作：猫として』8首掲載いただいてます。表紙はなんの写真なんだろう……？👀 開けさせた窓辺すずしく夏風と秋風をひとしく嗅ぎ分ける / 夏山栞 #tanka

短歌道場in郡上2025に、沖田薫さん＆折田日々希さんとのチームで出場することになりました🎉 歌合は初めての経験なので、ドキドキ5割ワクワク5割です。力を出し切って楽しんできたいと思います！ x.com/ogiharahiroy...

人間の灯すあかりの点描の神戸へと墜ちてゆくやうな橋 / 尾崎まゆみ『清潔な顔』

ぼっちって自称だとしてもなんかあまり良い呼び方ではないな。なんて言えばいいかな？ソリスト？（？）

伊豆。プロぼっちなので自撮りはお手のものです（恥を捨てよ……）

石川啄木が1910年の時点でもう言っているのだな、 「人は歌の形は小さくて不便だといふが、おれは小さいから却つて便利だと思つてゐる。さうぢやないか。人は誰でも、その時が過ぎてしまへば間もなく忘れるやうな、（中略）内からか外からかの数限りなき感じを、後から後からと常に体験してゐる。（中略）おれはその一秒がいとしい。ただ逃がしてやりたくない。それを現すには、形が小さくて、手間暇のいらない歌が一番便利なのだ。」 と……。 その時が過ぎてしまえば間もなく忘れるような、内からか外からかの数限りなき感じ……それ……

乳ふさをろくでなしにもふふませて桜終はらす雨を見てゐる / 辰巳泰子『紅い花』

#口語詩句投稿サイト72h にて、7月は2首を佳作に選んでいただきました。励みになります、ありがとうございます！ わたしがぜんぶ悪かったですと心から言えたら来世きれいな檸檬 / 夏山栞 すべてのわたしは一過性　惑星の模型の中をひとり巡った / 同 #tanka

また、今月号の特集は「戦後80年　俳句の力、文章の力」です。戦争に関する俳句の紹介とその鑑賞・読解、長崎で被爆した俳人に関するエッセイ、「戦争図書」の鑑賞など内容は多岐に渡ります。中でも社会学者・永田浩三氏によるエッセイは平易な言葉でありながら、それぞれに対する的確な指摘が心を揺さぶります。 もちろん、「戦争」というテーマを前にして「俳句の力、文章の力」を「当然の如く信じる」ような楽観的な特集ではありません。今後「私たち」はどのように戦争と向き合っていくのか、そういった点にも言及しています。 今まで『俳句界』読んでなかった〜！という方にも、今月号は是非ご一読いただきたいなと思います。

10首連作『夕風』 kakuyomu.jp/works/168187... よろしければ読んでやってください🌆 #カクヨム短歌賞 #tanka

ふたりとも孕む身体であったならどっちが産もうか濡れた離島を / 榎本ユミ『濡れた離島』

異動せしひとの仕事を引き継げばひとにはひとの読点の位置 / 門脇篤史『渡河』