大きな合歓の木の下に寝転がって、色とりどりの蝶たちが蜜を求めて、花から花へ乱舞する姿を見つめていたい。
あなたの頭を膝枕して、時折かがんで接吻するの。あなたが手を伸ばして触れてくるまま、されるがままになって、私は耐えきれなくなって、時折上を向く。陽光が葉の隙間から差し込んできて眩しく、花の影、蝶の影がちらちらと覗く。
桃色の花房が落下して、甘い香りを放つ。夕方に葉が閉じてしまうまで、あなたがすやすやと眠れるように、扇子で扇ぐ。痺れた脚は動かせぬまま、起きてきたあなたにいたずらされてしまう。
#合歓の木 #flowers #恋
2 months ago