市の定義によると私も重度障がい者に当たるらしい。市川沙央さんの「ハンチバック」は自分が障がい者だから手に取ったわけではない。この作品の中で主人公が抱く紙の本(というよりそれを読めることを当然と思っている人の特権性)への憎しみに似たものを地方に居るということに感じたから読んでみたのだった。ところで昨年、文科省の調査の大学進学率に特別支援学校が除外されていたことが問題になった。全く的外れなことを言うと、あのニュースを見たとき、ふとこの作品のことを想い出した。障がい者はひとりの人として社会から消されているようで、この国の本音が透けて見えた気がして怒り以上に悲しみを感じた。感想にもならない独り言です。
8 days ago