HSPやらADHDやら当てはまる部分が増えてきた。フォークグループのNSPって「New Sadistic Pink」の略なのか。かっこよ。

みんなが盛り上がっているところを邪魔しちゃ悪いよな、と思っては賑々しさから離れてばかり。何事に対しても全肯定(全否定)できないタイプだから盛り上がりの協調性が欠けている。

札幌の今年のZINEイベントは5月『ZINEフェス札幌』、8月『文学フリマ』、10月『NEVER MIND THE BOOKS』、11月『ZINEフェス札幌』があるのか。5月『Coffee Pairing Festival』、6月『SAPPORO COFFEE FESTIVAL』、10月『Sapporo 珈琲マルシェ』、11月『COFFEE CITY FES.』のコーヒーイベントもそうだけど、おじさんには乱立しているアイドルグループくらいよくわからない。盛り上がっているのなら全然いい。

インスタグラム、いいねした投稿がフォロワーのタイムラインに出るのか。無関係者の邪魔したくないな。

一見ポジティブなカテゴリーにも、というかカテゴライズ自体に争いごとの危険因子を含んでいる可能性があることを忘れちゃいけない。

車の運転は直接的な言語交流をせずに混ざり合う『言葉の通じない人間とのコミュニケーション』をする感覚がとても養われる気がする。譲る人、自分勝手な人、周りを見ずに気づかない人。事故渋滞に遭遇したとき、パトカーや救急車に対応するときの心理。相手だけではなく自分自身の傾向も見えてくる。この車種は危なそうだな、主張の激しい車はめんどくさそうだな、とかある種の差別感覚も。

喫茶店。中煎り。悩んでいた。私以外の客が居なくなり「おい酒井、なんか悩んでたか？首が45度だったぞ」試しに悩んでいたことを伝えた。「っっっどうでもいいな、生きてて辛くならないか？」まあ、八つ当たりで他人にぶつけるよりはいいかなと。「ふーん。あ、ちょっと酒井これやってみてよ」渡されたスマートフォンの画面には恋愛占い。真剣にアンケートに回答すると私のタイプが出た。「うわー！マジかよー」占い、どうでもよくないか？

喫茶店。ポークソテー定食。またテイ・トウワが大きめの音で。隣の四人組が金木犀の話をしてたんだけど、金木犀のイントネーションが全員「金属製」のイントネーションだったのがずっと引っかかった。金木犀が自生しない北海道だから許す。

行動自体が「正しさ」を保証するようになってしまうと、それはもはや倫理ではなく信仰に近いと思う。

よくある「文句あるなら行動しろ」みたいな発言を見るたびに「じゃあいいよ面倒くさい勝手にしてくれ」となってボヤきたいことが自分のことばかりになる病気。

喫茶店は好きだけど喫茶店が好きと大声で言わないタイプの大好きだし、音楽も好きだけど音楽が好きと大声で言わないタイプの大好きだから、別に仲間や共同体を求めている訳じゃないという難しさがある。

ルター「ビール飲んだら寝ちゃうよね。寝てる間は罪を犯さないじゃん？つまり罪を犯さないってことは天国行けるじゃん！ビール飲も」

ルターが暴徒化した革命派の民衆に向かって演説した「男たちは酒と女たちで身をあやまる恐れがある。ならば酒を禁止し、女を殺せというのか。太陽と星がわれわれを惑わすとすれば、それを空からもぎ取らねばならないのか。そういう性急さや暴力は神に対する信頼の欠如を暴露している。私は祈り、説教をすることしかしなかった。だが、神が私によってどれだけ多くのことを成就したもうたかを考えてみよ。御言葉がそれをすべてなしたのである」という言葉、現代に見ても切なくなる。

東京、いろいろあり過ぎて逆に何もない。

喫茶店。アジフライ定食。少し大きめの音量でテイ・トウワが流れている。揚げ物は罪の味だが魚は私の罪を軽くしてくれるに違いない。そういえば、この街にはミッキー・カーチスが住んでいるんだっけ。ぼーっ。

おじさんという存在、いくら叩いても壊れないフリー素材だと思われてそう。

書きたい人が増えている印象はあるけど、読む人も比例して増えているんだろうか。

数年越しに「実は酒井さんの本を持ってるんですよ」と言われて「言ってくれよ！嬉しいよ！」と思うことは何度もあった。最悪読まなくてもいい、気にしてくれた時点で嬉しさはある。ZINEのブーム、その感動を味わいたい人が多いのも理由のひとつなんだろうな。

やっぱり作者のためにも購入した本とかモノとかはSNSで細かい感想じゃなくてもいいから何か書いたほうが平和なんだろうな、と思いつつ、タイミング逃しや的外れなことを書く心配や意図してない拡散が怖くてできずにいる。いまだに自分が5年前に書いた本をXやInstagramなどで未練たらたら検索しちゃうけど。そういう薄くて平和な交流すら難しくなった。でかい主語の波に流される。

喫茶店のむずかしさのひとつ、距離感。

喫茶店。ガテマラのデミタス。「酒井さん、本を書いているんですか？喫茶店の」え、はい、数年前ですが。「先日、こちらによく来るお客さんが教えてくれたんですよ」あ！あの店でお会いした方かも。地方でも気が抜けない。哲学対話の本を読む。「ども…」隣に常連Aが座った。「Aさんだぁ！来ると思ってたんだぁ！」私を挟んで反対側の常連Bが話しかける。席を替わりましょうか？「あ、いえ、いいんです…」断わられた。「Aさんが来たってことはぁ、宝くじが理論的に当たるってことよねぇ！ねぇ？」……ん？誰も返事しない。その後もBは大きめの声で話しかけるが、店主も従業員もAも反応しない。緊張感があった。こういう風景も喫茶店だ。

『世界の果てまでイッテＱ！』で今年行ってきたクロアチアが出ると知ってTVerで観てみたけど、これ別にロケ地なんてどこでもよくね？って思った。みたいなことは言わないほうがいい。何かを広く知らせる方法としては適している。

結局、無理やり起こされたが、独り身だったら発狂してたのかもなと。

そして、なんか世間がどうでもよくなりそう、寝ていれば夢の中で自在に生活ができる、今日は学生時代に戻れたし祖母も元気だった。

朝軽く食べてからスイッチが切れてずっと寝ていた。一瞬、心のどこかで拒食症の気持ちがわかったような気がした気がした気がした。空腹に安心感を覚えると食べること自体が少し怖い。

喫茶店。ケニア。「お、いい色の服着てんね」褒められた。私はあまり相手を褒めない、いい事でしかないのに。そこ褒められても…と思われる怖さもあるのかもしれない。「酒井は健康に気をつけてる？」血糖値の上昇とかは気にしてる。仕事終わりの空腹状態に喫茶店で甘い物食べるのよくないらしいよ。「うっ。こないだ勧めて悪かったな」へへっ、翌日調整すればいいし。ハイカロリーな食事は贅沢品、という背徳感は強まった。「私も前はミニワンタンシリーズよく食べてたけどやめたもんね、特に朝食はちゃんとするようになった」朝食といえば、田原総一朗の朝食動画知ってる？「あ！伝説の朝ごはんだろ！あれヤバイよね！」わかるのかよ。

喫茶店。ケニアのデミタス。「町内会のイベントに誘われて初めて出店したんですけど、予想以上に全然お客さんが来なくて。見てくださいよ、このフライヤー」いらすとやの絵と日付だけでイベント内容が書いてない、なんてやる気がないフライヤーなんだ。「結局、他の出店者さんたちも気遣ってくれたのかコーヒーを飲んでくれたので売り上げ的には問題なかったんですけど」それでいいのか。「次回からは積極的に運営に協力したいです」やさしい世界だ。この店主はコーヒー業界で超有名な坊…某氏とも接点がある凄い人なんだが全然自慢をしない。代わりに自慢したい。硬派過ぎて心配になる。そういう店を好きになる。

喫茶店。ハーブティー。着席して間もなく「イースタンユース観に行きました？」と店主が話しかけてきたが聞き取れず。インスタですか？「イースタンユース」インスタ？「イースタンユースですよ、あれ、人違いかな」確かに私はeastern youthを観に行ってInstagramのストーリーズにツアーポスターの写真をあげたけど、こんな洒落たお店の店主にInstagramのアカウントが認識されていると思ってないというか自己紹介もしてないし、ソロピアノが流れるような店内でeastern youthというバンド名を聞くと思ってないし。「実は大好きで、bloodthirsty butchersも」そんなことあるか。

もしかして私は喫茶店で無意識に文化人類学のフィールドワーク的なことをやっているのだろうか。

喫茶店も本も音楽も、手っ取り早い双方向交流じゃないから落ち着けるのかもしれないな、とか。この許容範囲というかボーダーラインが如実に虚弱になっていて、この先が心配。目前のあらゆる対象への識字率があまりにも低い。自覚しているだけマシなのかもしれない。

めずらしく交流の場に誘われたので勇気を振り絞って参加を試みて日程調整ツール『調整さん』を使って予定入力したらピンポイントで私以外全員が○の日程があったので「私のことは気にせずその日に開催していいですよ！」と主催者に伝えた。これが人生だ。

なんだろう、本の装丁は確かに好きな方だと思ってたんだけど、数種類の紙を比較して触ってみても「みんなちがってみんないいね！」くらいにしか思わず、自分のこだわりの無さに落ち込んだ。あと、コミュニケーション主体のイベントが想像以上に苦手になっている自分にも落ち込んだ。落ち込む必要ないのもわかっているのに落ち込んだ。本は好きなんだけど。

喫茶店。エチオピア。店内ではZINEのイベント中で、印刷屋さんとデザイナーさんにZINEづくり相談が直接できるみたい。私はコーヒーを注文して眉を顰めながら菊地成孔の処女作『スペインの宇宙食』を読んでいると「今日は小説を読みに来られたんですか〜？」と話しかけられた。顔を見たが店主ではない。たぶんデザイナーさん。コーヒー飲み終わったら見てみます〜、と答えた。くらった。三人組の客が来て席が足りなくなり相席を求められたので急いで飲み干して移動。様々な紙やZINEが置いてあり無心で手に取る。説明を受けるもピンとこない。なぜだろう。知人の商品を買ってそそくさと店を出た。

ここ一ヶ月くらい夕食抜きの一日二食にしているけど、起きたらワクワクして毎朝ごはんを作るようになったし、出張時の朝食バイキングもウキウキになった。五感の感度も増す気がする。

札幌って何が美味しいんだっけ……

日本でもこういう民謡を掛け合わせたバンド現れないのかな。 youtu.be/Bdmm1O9iVXc?...

喫茶店。中煎り。普段から手書き文字に見慣れていないと、いざ手書きの文章を読むのに余計な体力を使う。と思ったけど、余計ではなくて本当は必要な負荷なのかも。言葉の意味が独自のフィルターによって守られている気もする。ちょっと読めないくらいでいいのか、とすら。

他人の何かを利用したり発信したりするなら全許可を取れ、には辿り着かないのだろうか。

トレース問題はコピペ問題にも画像転用問題にも繋がるだろうしプロだからプロじゃないからとかいう線引きで論争するのだとしたら、そういうのが曖昧な世界でもあったSNSであーだこーだ炎上してる事自体がなんというかなんか。

というツイッターっぽい投稿をBlueskyに投稿したつもりが間違ってXとやらに投稿していたけどほぼ無風だったので無事故に終わった。

ジョイフルエーケーで買い物をしていた時に突如『速報！歌の大辞テン』が流れてきた。私の記憶の扉が開き、徳光和夫と中山エミリがランキングを発表した。 open.spotify.com/track/6Jzezm...

もし目の前の現実から逃げたくなったとき、自分ならどうするだろうか。

ずっとXで「全裸」を検索している。アルゴリズムは勘違いしないでほしい。

かなり怖い思いをしたんだけど調べても未だにニュースになってないし、他に誰も目撃情報を書いてすらいない。あんな最北端で全裸事件が起きても話題にならないの、愉快犯だとしたら大失敗じゃないだろうか。可哀想ですらある。

歩いていたら猫に道を塞がれて癒された。ありがとう。

海沿いを車で走ってたら全裸男に道を塞がれた。怖くて避けた。鹿かと思ったけど完全なる全裸男だった。ショックを受けている。つらい。

出張族が外食を制限するとなると、出張のモチベーションが激減する。ひやー。

いよいよ健康診断で肝臓の数値が引っかかったのでとりあえずしばらく喫茶店では甘味をなるべく控えようかと。以前は割とコーヒーだけで利用することも多かったけど、コロナ禍以降は少しでも多く注文をしようと心掛けたのが尾を引いてクセになり、今ではセットでスイーツも食べるのが当たり前になっていた。喫茶店のせいにしとく、すまん。

21時くらいに仕事を終えて帰りに札幌駅改札内のドトールに行こうとしたら数日前に閉店したことを知り、残業終わりに気持ちを切り替えるルーティンを失ってしまって結構ショックを受けている。しかたなく帰宅して先日の祖母の葬式で貰った引き出物のドトールのドリップパックでコーヒーを淹れて飲んだ。これはただのコーヒーだ。