ブラッドベリ『華氏451度』読了。おもしろかった……。第1部は様子のおかしい妻と様子のおかしい隣人と治安の悪い様子でもたもた読んでいたが、第2部に入る直前、モンターグがなにかしなきゃと焦燥感に駆られるところから会話のテンポも展開の早さも怒涛の疾走感があって、最後までずっと面白かった。
自分が重要人物でないことをミッションに記録と智慧を繋ぐ数千人のレジスタンスは人理焼却に抗うウルクの民であり、死した後に妻や友人とあった意味を知る。ディストピア小説と言われるようだけれど、愛と希望の物語だった。
しかし悲しいことに70年前と世界は変わらんね。戦争を知らなくたって今日も明日も続くわけ。 #とばちの感想
about 1 month ago