ニューロマンサー[新版]
#読了
#青空読書部
ウィリアム・ギブスンの『ニューロマンサー』は、
読むというより“体験する”物語だった。
文字が呪文のように脳をハックし、
気づけば自分自身がケイスとして
生と死の狭間を駆け抜けていた。
モリィの息づかいも痛みも、
ウィンターミュートの底知れなさも、
すべてが現実のように感じられた。
灰色の世界で、それでも生を選ぶケイスの姿に、
なにか大切な真理を見た気がする。
読後もなお、物語は頭の中で動き続けている。
※:文字が大きく、行間が広くなっており、とても読みやすい。
これからもギブスン作品を読んでいこうと思う。
25 days ago