2025年10月11日（聖ヨハネ23世教皇の記念日［任意］）のミサの福音 「むしろ、幸いなのは神の言葉を聞き、それを守る人である。」（ルカ11・28） 慎ましき生涯をもって神の御言葉を生きた聖母マリアに、私たちの人生も導いていただけますように。神様のほうへと。 photo: 聖ヨハネ23世教皇 -- 聖ヨハネ23世教皇(1881-1963)イタリア生まれ。 農家に生まれるが、幼いころから司祭への憧れを抱いていた。神学校時代から書き始めた信仰録的日記「魂の日記」は、生涯書き続けられた。 教会の刷新のために力を注ぎ、1962年10月に第2バチカン公会議を開幕し、会期途中で帰天された。

2025年10月9日（聖ヨハネ・レオナルディ司祭の記念日［任意］）のミサの福音 「求めなさい。そうすれば、与えられる。」（ルカ11・9） 真夜中に戸を叩いた人は、訪れた友達のためにパンを求めていました。 何を誰のために求めるか、その心を見ておられる方に恥ずかしくない願いを伝えられますように。 picture: 聖ヨハネ・レオナルディ（エマニュエル・ラフォン画） -- 聖ヨハネ・レオナルディ司祭（1541-1609）イタリア生まれ。 1572年司祭叙階。政治的な理由から迫害を受け、住んでいた町ルッカを追われる。 1574年神の母の聖職者修道会創立。ローマの宣教地司祭養成学院の母体となった。

2025年10月8日のミサの第1朗読 「お前は怒るが、それは正しいことか。」（ヨナ4・4） 自分が思ったようにならないと腹を立てたり、自分の思うように神を動かそうとしたりすることなく、御旨が実現されるようにと謙虚に祈ることができますように。 picture: トウゴマの木の下のヨナ（ファン・ヘームスケルク画）

2025年10月7日（ロザリオの聖母マリアの記念日）のミサの福音 「マルタ、マルタ、あなたは多くのことに思い悩み、心を乱している。」（ルカ10・41） 今、何のために、自分が何をすべきか、（あれやってこれやって）と焦りそうな時にこそ、深呼吸して、心を神に向ける時を作ることができますように。 picture: ロザリオの聖母（ジャコモ・チェルティ画） -- この、「ロザリオの聖母の記念日」は、1571年のレパントの海戦に際して、教皇ピオ5世が推奨したロザリオの祈りにより、聖母の取り次ぎを通じて勝利を収めたことを記念して定められた。

2025年10月6日（聖ブルーノ司祭の記念日［任意］）のミサの福音 「では、私の隣人とは誰ですか」（ルカ10・29） それは直接的な助けではなく、軽い挨拶を交わす相手だったり、たった一つの微笑みを必要としている人だったりするかもしれません。 出会う人に、心を開いて接することができますように。 picture: 聖ブルーノ（ガスパール・デ・クライエル画） -- 聖ブルーノ(1035-1101)ドイツ生まれ。 ケルンに生まれ、パリで勉学を修めたのち司祭となった。 司祭叙階後に隠遁生活を志し、カルトゥジオ会（シャルトルーズ会）を創立、清貧・祈り・労働・学問を基礎とした修道生活を送った。

本日、祈りの会「聖ファウスティナの記念日に」 無事に終えることができました。 参加して下さった方、参加できなかった方、それぞれのお祈りに感謝致します。（遠方より来て下さった方、感謝です！） タペストリーが傾いて焦った瞬間もありましたが、神のいつくしみへの感謝を胸に、一つの心で神様を讃えることができました。 「イエスよ、あなたに信頼します！」

2025年10月5日（年間第27主日）のミサの福音 「私どもは取るに足りない僕です。」（ルカ17・10） 口先だけでなく、卑屈になることもなく、淡々と事実を事実として言うことができる、そのような謙遜さを身に着けることができますように。 picture: 謙遜の聖母（ジェンティーレ・ダ・ファブリアーノ画）

2025年10月4日（アッシジの聖フランシスコ修道者の記念日）のミサの福音 「幼子のような者にお示しになりました。そうです、父よ、これは御心に適うことでした。」（ルカ10・21） 喜びに溢れて御父を賛美するイエスの御言葉に耳を傾けます。そこにある真の生き方への招きを見出せますように。 picture: アッシジの聖フランシスコの幻視（ホセ・デ・リベーラ画）

2025年10月3日のミサのアレルヤ唱 「神に心を閉じてはならない。今日こそ神の言葉を聞こう。」（詩編95・8ab参照） 神との出会いはいつも「今」。今この時出会った人を大切にしながら、神の御旨が実現されるよう、その手足となって働くことができますように。 Photo by Aaron Burden on Unsplash

【更新情報】 「2025年９月２５日のメジュゴリエのメッセージ」 tinyurl.com/busye4d8 愛する子供たち！ この時があなたたちにとって、平和を祈る祈りの時でありますように。……

2025年10月2日（聖なる守護の天使の記念日）のミサの福音 「言っておくが、彼らの天使たちは天でいつも私の天の父の御顔を仰いでいるのである。」（マタイ18・10） 私たちが迷子にならずに御国に辿り着けるよう、日々御父と語りながら、守り、導いて下さる守護の天使に、感謝します。 picture: 守護の天使と花輪（アブラハム・ブリューゲルとギョーム・クルトワ画）

2025年10月1日（幼いイエスの聖テレジアおとめ教会博士の記念日）のミサの集会祈願 「父である神よ、あなたは、小さい者、自分を低くする者に天の国を備えて下さいます。」（集会祈願より） 天に到るまで地上には枕する所もなく、神の国を宣べ伝えることを何よりも大切にする生き方を、見出すことができますように。 photo: 姉セリーヌ[左]とリジューの聖テレーズ（1895年6月11日撮影） -- 幼いイエスの聖テレジア(1873-1897)フランス生まれ。 若くしてカルメル会に入会し、自分の小ささを認める謙遜と福音的素直さ、神に対する絶対の信頼に基づく修道生活を送った。

2025年9月30日（聖ヒエロニモ司祭教会博士の記念日）のミサの福音 「イエスは振り向いて二人を戒められた。」（ルカ9・55） 自分と意見が違うからと排除しようとする者を、それが弟子であっても、イエスは咎め、戒められます。 意見が違っても敬意をもって接することができますように。 picture: 読書する聖ヒエロニモ（アルヴィーゼ・ヴィヴァリーニ画） -- 聖ヒエロニモ司祭教会博士(340?-420)ダルマチア(現クロアチア、スロベニア近辺)生まれ。 聖書をヘブライ語からラテン語に訳す（ヴルガタ訳）。多くの注解書・書簡を著した。ベツレヘムで男子・女子修道院を作り、その修道院で生涯を閉じた。

2025年9月29日（聖ミカエル 聖ガブリエル 聖ラファエル大天使の祝日）のミサの第1朗読 「ミカエルとその使いたちが、竜に戦いを挑んだのである。……全人類を惑わす者は、投げ落とされた。」（黙示録12・7,8） サタンに勝った天使たちの助けを願い求め、誘惑に抗う気持ちを新たにしたいと思います。 picture: 天国の大天使たち（画家不詳） [中央に三大天使のミカエル、ガブリエル、ラファエル。その両脇に香炉を持った天使たち]

2025年9月28日（年間第26主日）のミサの福音 「もし、モーセと預言者に耳を傾けないのなら、たとえ死者の中から生き返る者があっても、その言うことを聞き入れはしないだろう。」（ルカ16・31） 誰かに言われたからではなく、神様の御言葉だから従う、という心を持てますように。 picture: ラザロと金持ち（ハブリエル・メツー画）

2025年9月27日（聖ヴィンセンシオ・ア・パウロ司祭の記念日）のミサの奉納祈願 「全能の神よ、聖ヴィンセンシオは、過越の神秘を身をもって生き、生涯をあなたに献げました。私たちもこの秘跡に与り、み心に適う献げものとなることができますように」（奉納祈願より） まずはみ言葉を謙遜に聞き、生活に生かしていけますように。 picture: 聖ヴィンセンシオ・ア・パウロ（シモン・フランソワ・ド・トゥール画） -- 聖ヴィンセンシオ・ア・パウロ(1581-1660)フランス南部生まれ。 教区司祭として働き、「布教宣教会」「愛徳姉妹会（聖ルイーズ・ド・マリアックと共同で）」を創立。 慈善事業団体の保護者。

2025年9月26日（聖コスマ 聖ダミアノ殉教者の記念日［任意］）のミサの福音 「ペトロが答えた。『神からのメシアです。』」（ルカ9・20） ペトロが聖霊の照らしによって答えたように、私たちも聖霊の導きを素直に受け入れ、言い表すことができますように。 picture: 聖コスマ／聖ダミアノ（バルトロメオ・ヴィヴァリーニ画） -- 聖コスマ 聖ダミアノ 殉教者(?-287または303頃) アラビアのキリスト信者の家庭に生まれた双子。ローマ・ディオクレチアヌス帝による迫害により殉教した。彼らの3人の弟も同じく殉教したという。 医師、薬剤師、医学の保護の聖人とされる。

2025年9月25日のミサの福音 「『いったい、何者だろう。耳に入ってくるこんな噂の主は。』そして、イエスに会ってみたいと思った。」（ルカ9・9） その時イエスに会っていたら、ヘロデは何か変わっていたかもしれません。 心惹かれたその時に、怠惰や恐れを超えて、すぐに神の方へ踏み出せますように。 picture: ヘロデを叱責する洗礼者聖ヨハネ（ジョン・ロジャーズ・ハーバート画）

【WEBショップより】 tinyurl.com/bd23hpk4 新聖品をご紹介しております。お時間のある時にぜひ！……

2025年9月24日のミサの福音 「旅には何も持って行ってはならない。」（ルカ9・3） 使徒たちは、神にすべてを委ねるよう宣教の旅に出されます。 私たちもまた、神にすべてを委ねて、人生の旅路を歩むことができますように。 picture: ガリラヤの山でのご出現（ドゥッチョ・ディ・ブオニンセーニャ画）

9月26日～10月2日、カトリック高宮教会（福岡教区）で、聖ピオ神父様の聖遺物が顕示されます。 （素晴らしい情報をありがとうございました！） 詳細は教会ホームページ catholic-takamiya.jp をご参照下さい。

2025年9月23日（ピエトレルチーナの聖ピオ司祭の記念日）のミサの福音 「私の母、私の兄弟とは、神の言葉を聞いて行う人たちのことである」（ルカ8・21） 自分はみ言葉を行えるのか不安に思っても、隣に主がいつもいて下さることを思い起こし、たとえ小さくとも最初の１歩を踏み出せますように。 -- ピエトレルチーナの聖ピオ(1887-1966)イタリア生まれ。 「パードレ・ピオ」として知られる。生前から聖人の誉れ高く、霊的指導により多くの人を導いた。

2025年9月22日のミサのアレルヤ唱 「あなたがたは命の言葉を保ち、ともし火のように世を照らしなさい。」（マタイ5・16） 日々み言葉とご聖体を糧・燃料として、信仰の火をともし続けることができますように。 photo: Bible and Oil Lamp / Adobe Stock

2025年9月21日（年間第25主日）のミサの福音 「あなたがたは、神と富とに仕えることはできない。」（ルカ16・13） 神に仕え、そのために受ける痛みに苦しむほどに、神を愛することができますように。 picture: 不正な管理人の譬え（マリヌス・ファン・レイメルスワーレ画）

2025年9月20日（聖アンデレ・キム・デゴン司祭 聖パウロ・チョン・ハサンと同志殉教者の記念日）のミサの福音 「良い土地に落ちたのは、立派な善い心で御言葉を聞き、よく守り、忍耐して実を結ぶ人たちである。」（ルカ8・15） 聞く耳を持つだけでなく、そのみ言葉を生かしてこそ。その招きに応えられますように。 picture: 聖アンデレ・キム・デゴン教会祭壇画［フィリピン・ボカウー］ -- 聖アンデレ・キム・デゴン司祭 聖パウロ・チョン・ハサンと同志殉教者 1839、1846、1866年の迫害で殉教した約2,000人びとのうち、103名が、韓国の教会の初穂として1984年に列聖された。

2025年9月19日（聖ヤヌアリオ司教殉教者の記念日［任意］）のミサの福音 「イエスは神の国を宣べ伝え、…旅を続けられた。十二人も一緒だった。…そのほか多くの婦人たちも一緒であった。」（ルカ8・1,3） イエスに付き従い、持っているものを分かち合いながら歩く人々。 その末端に連なれますように。 picture: 疫病退散を祈る聖ヤヌアリオ（ルカ・ジョルダーノ画） -- 聖ヤヌアリオ司教殉教者(?-305?)イタリア生まれ。 ディオクレティアヌス帝による迫害の際、殉教する。聖遺物として保存された血は、普段は固体だが、年に３回だけ奇跡的に液体化する。液体化しない年には災いが起きるとされる。

2025年9月18日のミサの福音 「あなたは足を洗う水もくれなかったが、」（ルカ7・44） 一緒に食事をと招きながら、足を洗う水も歓迎の接吻もしなかったファリサイ人。相手をどう見ているかは、自然と態度に現れるものです。 誰にでも心からの愛をもって接することができますように。 picture: パリサイ人シモンの家のキリストとマリア・マグダレナ（ジョヴァンニ・ドメニコ・ティエポロ画）

【祈りの会のご案内】 「聖ファウスティナの記念日に」 tinyurl.com/dj8f47p5 10月5日午後2時に祈りの会を開きます。できましたら事前にご連絡の上、ご参加下さい。……

2025年9月17日（ビンゲンの聖ヒルデガルトおとめ教会博士の記念日［任意］）のミサのアレルヤ唱 「主よ、あなたの言葉は霊であり、命です。あなたは永遠の命の言葉をもっておられる。」（ヨハネ6・63,68） 人を生かす言葉を、主からいただき、周りの人へと運んで行くことができますように。 picture: ビンゲン聖ヒルデガルトの肖像画（ゴッドフリート・アーノルドの著書より） -- ビンゲンの聖ヒルデガルト(1098-1179)ドイツ生まれ。 ベネディクト会系女子修道会会員であり、ドイツ初の女性神秘家。博物学や医学に通じ、多くの分野の書を著し、また作曲も行った。

2025年9月16日（聖コルネリオ教皇 聖チプリアノ司教殉教者の記念日）のミサの福音 「主はこの母親を見て、憐れに思い、『もう泣かなくともよい』と言われた。」（ルカ7・13） 苦しみの中に響く『もう泣かなくともよい』という主の言葉。母親の心の嘆き、無言の祈りに耳を傾け、応えて下さる主に感謝します。 -- 【聖コルネリオ教皇（?-253）】カルタゴ生まれ。司教チプリアノの支持を得て、対立教皇派に勝利した。トレボニアヌス帝下の迫害により、追放先で亡くなった。 【聖チプリアノ司教殉教者(210?-258)】カルタゴ生まれ。教皇コリネリオをよく助けた。ウァレリアヌス帝下の迫害により殉教した。

2025年9月15日（悲しみの聖母マリアの記念日）のミサの福音 「見なさい。あなたの母です。」（ヨハネ19・27） イエスの誕生から死、復活までをその傍らで体験された聖母マリアを、自分の母として心にお迎えし、主と共に歩むことを教えていただくことができますように。 picture: 聖母像（親指のマリア） 出典：国立文化財機構所蔵品統合検索システム（https://colbase.nich.go.jp/collection_items/tnm/C-698?locale=ja）

2025年9月14日（十字架称賛の祝日）のミサの入祭唱 「主イエス・キリストの十字架のほかに私たちには誇るものがない。キリストのうちに、救いと命と復活がある。」（ヨハネ3・14） 心から、主の十字架を誇り、讃え、愛します。 photo: サン・ダミアノの十字架 （アッシジの聖フランシスコが祈っていた時、この十字架から「私の家を建て直しなさい」という声を聞いた。）

2025年9月13日（聖ヨハネ・クリゾストモ司教教会博士の記念日）のミサの福音 「私を『主よ、主よ』と呼びながら、なぜ私の言うことを行わないのか。」（ルカ6・46） やってみて失敗したならもう一度やり直せばいい。そう考えて、やってみることを恐れず、その結果を主に委ねることができますように。 picture: 聖ヨハネ・クリゾストモ祭壇画（セバスティアーノ・デル・ピオンボ画） -- 聖ヨハネ・クリゾストモ司教教会博士(349?-407)シリア・アンティオキア生まれ。 禁欲隠遁生活を始めた後、司祭に叙階され、その素晴らしい説教によって「クリゾストモ」（黄金の口）と称えられた。

2025年9月12日（マリアのみ名の記念日［任意］）のミサの福音 「偽善者よ、まず自分の目から丸太を取り除け。」（ルカ6・42） 自分の状態を正しく知るのはとても難しいことです。たびたび自省する時間を持ち、神様と向き合って、正すべきところを気づかせていただけますように。 photo: 出窓の壁画（ドイツ・バイエルン州オーバーアマガウ）

2025年9月11日のミサの福音 「あなたがたの父が憐れみ深いように、あなたがたも憐れみ深い者となりなさい。」（ルカ6・36） 憐みやいつくしみが、今どれほど世界で必要とされているでしょう。 御父の憐みによって、至らない私たちが目こぼしされているように、互いの弱さを愛で支えることができますように。 picture: 聖母子と聖人たち（カロリーノ・ダ・ヴィテルボ画）

2025年9月10日（福者セバスチャン木村司祭と204殉教者の記念日）のミサの福音 「すべての人に誉められるとき、あなたがたは不幸である。」（ルカ6・26） 本当に謙遜であることはどれほど難しいことでしょうか。 この世のあちこちにある罠に掛からぬよう、最も謙遜なおとめマリアの助けを乞い願います。 picture: 元和大殉教図（1622年9月10日55名が火刑や斬首により殉教した） -- 福者セバスチャン木村司祭と204殉教者： 1617年から1632年にかけて日本各地で殉教した人たち。その国籍は日本、スペイン、ポルトガルなど、7か国に及ぶ。1867年に教皇ピオ9世によって福者とされた。

2025年9月9日（聖ペトロ・クラヴェル司祭の記念日［任意］）のミサの福音 「そのころ、イエスは祈るために山に行き、神に祈って夜を明かされた。」（ルカ6・12） 神様とじっくり向き合える自分にとっての「山」なる場所を持つことができますように。 photo: 聖ペトロ・クラヴェル像（スペイン・ウエスカのサン・ビセンテ教会） -- 聖ペトロ・クラヴェル司祭（1580-1654）スペイン生まれ 信仰深い両親のもとに育ち、大学卒業後、イエズス会に入会した。 先輩の聖アルフォンソ・ロドリゲスの熱意に同調し、新大陸宣教に携わる決心をする。 中米コロンビアで叙階後、悲惨な状態にある黒人奴隷のために働く。

2025年9月8日（聖母マリアの誕生の祝日）のミサの福音 「この名は、『神は我々と共におられる』という意味である。」（マタイ1・23） 神なのに、高みにふんぞり返ることなく、私たちと共にいて下さる。私たちと喜びも悲しみも共にして下さる。 その神のご計画に欠かせない聖母の誕生を心から祝います。 picture: 聖母マリアの誕生（アンドレア・ディ・バルトロ画）

2025年9月7日（年間第23主日・被造物を大切にする世界祈願日）のミサの福音 「同じように、自分の持ち物を一切捨てないならば、あなたがたの誰一人として私の弟子ではありえない。」（ルカ14・33） すべてを放棄したアシジの聖フランシスコを思い起こし、その心に倣えますように。 Image by Annette from Pixabay

2025年9月6日のミサのアレルヤ唱 「私は道、真理、いのち。私を通らなければ、誰も父のもとに行けない。」（ヨハネ14・6） 私たちを本当の意味で生かすために、十字架の上で、命のすべてを与えて下さった方。その跡を慕い、その生き方に倣って、歩み続けることができますように。 picture: 磔刑（ハラルド・ソールベリ画）

2025年9月5日のミサの第1朗読 「御子はその体である教会の頭です」（コロサイ1・18） 頭の考えに従って手足が協調して働くように、私たちも御子主イエスの御旨に従って、互いに補い合い、助け合いながら、働くことができますように。 photo © 1986 Túrelio (via Wikimedia-Commons), 1986 / Lizenz: Creative Commons CC-BY-SA-2.0 de -- コルカタの聖テレサ［マザー・テレサ］(1910-1948)現マケドニア生まれ。 「貧しい人のなかでも一番貧しい人の間でキリストに仕える」生涯を生き、「神の愛の宣教者会」を創立

2025年9月4日のミサの福音 「恐れることはない。今から後、あなたは人間をとる漁師になる。」（ルカ5・10） 漁師が魚を捕り、捕った魚を運んだり加工したりする人がいて、人々の元に届きます。 司祭のために祈り、司祭の働きに、私たちもそれぞれの場で協力することができますように。 picture: 奇跡の大漁（ガスパール・デ・クライエル画）

2025年9月3日（聖大グレゴリオ教皇教会博士の記念日）のミサの福音 「イエスが枕もとに立って熱を叱りつけられると、熱は去り、彼女はすぐに起き上がって一同をもてなした。」（ルカ4・39） 救われてよかった、では終わらない。 癒された人は、周りの人のために働き始めます。その喜びを伝えるために。 picture: 聖大グレゴリオ教皇（ドミニコ・フェッティ画） -- 聖大グレゴリオ教皇教会博士(540?-604)ローマ生まれ。 ローマ市長を退いてベネディクト会士となり、後に教皇に選ばれた。多くの著作により布教に力を尽くした。また典礼と教会音楽を刷新し、「グレゴリオ聖歌」の形成に大きな影響を与えた。

2025年9月2日のミサの福音 「この言葉はいったい何だろう。権威と力とをもって汚れた霊に命じると、出て行くとは。」（ルカ4・36） 悪魔には逆らう力がありませんが、私たち人間には、自分の意志で従うか、逆らうかを決めることが許されています。神様の深い愛のゆえに。 謙遜に従えますように。 picture: 悪魔憑きの癒し（ジョージア・ジュルチ福音書細密画）

2025年9月1日のミサの福音 「しかし、イエスは人々の間を通り抜けて立ち去られた。」（ルカ4・30） み言葉を聞いても心に留めなければ、それは耳を通り抜けて消えてゆくだけになってしまうでしょう。 み言葉を心に留め、与えられた恵みの時を感謝のうちに生きることができますように。 picture: 会堂で教えるイエス（ジェームズ・ティソ画）

2025年8月31日（年間第22主日）のミサの福音 「婚宴に招待されたら、上席に着いてはならない。」（ルカ14・8） どこで、どのような態度で過ごすか。 直接言葉で福音を語らずとも、私たちの生き方、生活の態度がみ言葉の豊かさを語るものとなりますように。 み心に適うよう、マリア様の助けを願います。 picture: 大宴会（ブラウンシュヴァイク・モノグラミスト画）

【更新情報】 「2025年８月２５日のメジュゴリエのメッセージ 」 tinyurl.com/y4jsest7 愛する子供たち！ 私の小さな子供たち、愛しい子供たちよ、あなたたちは応えたので、選ばれています。…… photo: クリジェバツ山 ©いつくしみセンター

2025年8月30日のミサの福音 「ある人が旅行に出かける時、僕たちを呼んで……それぞれの力に応じて……」（マタイ25・14,15） 結果を出せと圧力をかけることもなく、どうなってもいいと放置しているのでもなく、「あなたならできる」という信頼をもって託されたタラントンを、生かせますように。 picture: イラスト版新約聖書（by John S. C. Abbott and Jacob Abbott）

2025年8月29日（洗礼者聖ヨハネの殉教の記念日）のミサの福音 「王は非常に心を痛めたが、誓ったことではあるし、また客の手前、少女の願いを退けたくなかった。」（マルコ6・26） 自分のプライドや見栄のためなら、人を殺すのもやむなし…というヘロデ。 人を生かす道を、私たちは見つけられますように。 picture: サロメから洗礼者聖ヨハネの首を受け取るヘロディア（ジョヴァンニ・アンドレア・アンサルド画）

9月7日に列聖予定の福者カルロ・アクーティスについて、まずは知りたい、というかたは、いつくしみセンター公式サイトのこちらの記事をどうぞ。 「若き福者カルロ・アクーティス、列聖へ」 tinyurl.com/39vx8ntr