『ばけばけ』、小泉八雲が松江にいたのはたった1年4ヶ月で、ほぼドラマ期間の半分を費やしているので、この先どうするのか疑問ではある。登場人物の多くが松江でお別れになるはずなので、ドラマが難しいはず。同時に、2人を隔てるものは多いので、恋愛関係に至るまでの描写に時間をかけているのは正しいのだが、結婚した先をどう描くのかも疑問である。 既に多くの制約を味方につけて素晴らしいドラマに出来ているとは言え、この先にある課題は多いんだよな。

#ばけばけ トキ（節子）の語りが『怪談』の根幹であるということを、セリフとしては勿論、確かな演出・演技・撮影で、映像としてちゃんと描けているのは、ドラマの「主人公の描写」として満点だと思う。 トキは “小泉八雲の妻” で終わる人物ではなく主人公なんだという、このドラマの根幹であるはずだから。

#ばけばけ なんというかウダウダしているのがドラマとして本当に良いんだよな。ただ淡々と物語の要素をつなげている無機質さの対極になっているように感じる。 ついに、トキが怪談を話し始める場面で、話し始めるかと思いきや、雰囲気作りが足りないと、ゴソゴソ窓を閉めて蝋燭を取り出して部屋を整えるのとか、当然一度では伝わらないから2度話すシーンでもあまり省略をしないのとか。

#ばけばけ もう何度も言われているだろうけれど、火曜日の回はとても素晴らしい。 怪談が二人の境界を曖昧にする瞬間を、脚本・演技・撮影が見事に噛み合って表現されていた。 それに続く、やり取りも言語の障壁を隔てながらも、怪談にある寂しさで心を通わせる二人の描写に心躍らされる。

#ばけばけ 月曜日の回、寺に赴いてからの興奮を抑えられないトキを演じる髙石あかりがとってもいい。周囲から変に見えるほど好きな様子が本当にいい。

愛国者を騙る無能が、その無能さゆえに外交が手に負えず、隣国と要らぬ摩擦を生んで、そのことに悪びれもせず、増税して軍事費を増やすの、何もかもが虚無。 高市政権は早く退陣してもらわなければ困る。

ここのところお尻が痛くなっているのが、デスクワークのし過ぎに因るものだと気づいて、有給申請を遠慮なくする決心がついた

スタートレックがNetflixから消えると、シリーズに触れる人がかなり減るんじゃなかろうか。 Paramount+に入れば良いだけなのだが、恐らく加入者が圧倒的に少ないと思う。

髙石あかり、素晴らしい。なんなんだろう。縁起が確かなのはそうなのだが、やはり俳優として、映像に惹きつけられる絶妙な魅力がある。

リヨの恋の結末から、ヘブン×トキ×錦織の関係性が新たな展開を見せ、ついに怪談へ繋がっていく流れ、見事だったな。 今週の #ばけばけ

作業中、ASMR聴いているけど、それで均衡を保とうとしてるのマズい自覚がある。

小谷が「時間の無駄」という強い言葉でトキに別れを告げる場面、誘った立場でありながら、価値観の相違を前に立ち尽くすしかない失望感と、バツの悪さをよく表しているし、咄嗟に逃げ出したくなって口をつく言葉に価値観と若さが滲み出ている良いセリフだった #ばけばけ

これはドラマ・映画の映像作品全般に言えることだけれど、同じ映像を繰り返すだけの回想シーンは、殆どの場合、単調かつ冗長で、同じ映像が差し挟まれることに特段の意味がない限り、脚本や演出で過去の出来事の想起を描くべきではあると思う

#ばけばけ 看病をするトキ、清光院の井戸のように、同じ場所や行為が異なる場面で発生することで、主人公の置かれた状況や心情の変化を描くのが上手。 好きの手前の感情の揺れを、言葉にならないやり取りで見せるのもいい。 あと、今週は回想シーンがなかったのも好き。（先週は一箇所、回想シーンがあったんだけど、やっぱりいらなかったと思う。）

確かにそれはジェラシーなんだけれど、 なんだか分からないモヤモヤを感じる瞬間が積み重なっていく、この「好き」になる手前の助走の描き方、素敵だ。 #ばけばけ

今週も「 #ばけばけ が良かったなぁ」の時間。 確実に週末に『ばけばけ』を見る時間がささやかな楽しみの習慣になっている。

高市首相、常に幼稚であるし、思慮が足りないので、ど真ん中に馬鹿なんだよな。辞書で【馬鹿】の具体例に載せるに相応しいと思う。

流行語大賞、仮にアイロニーだとしても、そう機能してないし、首相が笑顔で授賞式に現れるだけで無効化されるので、ダメだと思いますね。 ただ、この状況で、首相としての仕事を傍に置いて、流行語大賞授賞式に顔を出す高市首相の愚かさと嘘つき加減は一貫性が見えて呆れる。

《興味深いのは、高市首相がこの授賞式に「受賞者」として登場したことです。選考委員会の解説では「働き方改革推進に取り組む経済界はド肝を抜かれた」と記されており、アイロニカルな意味合いで選ばれた側面があります。にもかかわらず、ご本人がその場に現れたというのは、図太さを感じます》 《アイロニカルな文脈で取り上げられたにもかかわらず、受賞者として笑顔で盾を持って写真に収まっている──この光景は、今後ずっと残ります。高市政権の今後のあり方しだいでは、この一枚の写真が象徴的に語られる可能性もある》 松谷創一郎さんの #コメントプラス digital.asahi.com/articles/AST...

それにしても、強権的な政権をヨイショするばかりで破滅を望んでいるとしか思えんな。この国は。 例え圧力がかけられていたとしても、抗わないと本当に人の命が理不尽に失われるぞ。

自分に責任がなくても、自分が関わっている事柄で不幸な事故があると心労が溜まるものです。

今週の #ばけばけ も良かったなぁ… 言語の壁があるが故に単純な会話劇としては見せづらいであろう、トキとヘブンの関係性の深化を、遠回しに色んな手法で見せていくのが見事。 ドラマが始まってからずっとだけれど、状況に翻弄されるトキを演じる髙石あかりの演技も、情感の面でも、緩いコメディの面でも、とってもいい。

支持率が下がらない限り、政権を担ぎ続けるのかな。それは報道の責任逃れでしかないだろうと思うが。 政権批判をする人を外国人呼ばわりするような人こそ、安易に勇ましいことを言う為政者に乗せられて、この社会で負うべき責任から逃げているんじゃないのか？

高市さんの言動、妄想じみた与太話の有料メルマガをやるのがお似合いで、首相をやってはいけない人だと思う。

流石に実害をもたらしているから、政権は早晩倒れると思っているけれど、無理のある政権擁護の屁理屈すら押し通せてしまいそうな世の中なので油断ならない

高市首相、発信の場において知性の欠如が隠しきれていないので、そういう人が服装でマウントを取るために時間を費やしていると語るのは、悪い意味で説得力がある。そうやって去勢を張ってその場しのぎを積み重ねてここまで来たのだろうと。

文化・言語の壁に向き合うのが主題だから、展開がスローではあったけれど、ちゃんと人の心の繊細な部分に触れる展開が起きるから #ばけばけ はいいなと。

社会に住む様々な事情を抱えた人々のことを考える政治家としての責務なんか気に求めず、情けないナショナリズムに染まったネトウヨの方向だけを向いて政治をしていたら、首相の座が転がり込んできたので、もうやり方を変えないんじゃないかな？

ここ数年で流行った政治家、どいつもこいつも手前のことばかり考えて社会性が皆無な無能ばかりで、こんな連中が票を集める社会が、より良くなるわけがないだろう。

『国宝』、俳優の凄みのある演技と緊張感のある撮影で、飲まれる空気感はあるんだが、血統主義と徹底的に女性を透明化する構造に支えられている歌舞伎という芸術の虚無が全てを覆うので、物語や登場人物への共感は全くなかったのだよな

「政治的に正しいことをしているかはわからないが、言っていることにスカッとする」みたいなツイートが炎上していたけれど、そういう感覚が多くの人に共感されるのが、この社会であるなら、衰退するのは確かだろうと思う。

「極右に行政の舵取りさせてみる」というあまりにもリスクの高い社会実験、あらゆるところに破綻への道筋をつけているのだが、いつまで続けるつもりなのだろう。

兵器に自分の収めた税金が使われるなんてまっぴらごめんだよ

成立以後、庶民の生活を全く顧みない動きしかしてないのに、政権の支持率が上がるなら、この社会はもう落ちるところまで落ちるまで、物の道理というものを解することはないのかも知れない。

社会や生活がいい方向に変わる気配が全くないのに、支持率が上がって、為政者に報道も阿るようなものが目立つ。あまりに厳しい状況だ。

意欲が下向くようなことばかりだよ……

流石に社会が反人間的過ぎる

ANN世論調査　政府の経済対策「期待する」55％　内閣支持率は8.8ポイント上昇 news.tv-asahi.co.jp/news_politic... “残業時間の上限規制見直しでは「賛成」が60％、「反対」が26％” えぇ…これは…

自分が思っているよりギリギリで踏ん張っているのかもなぁ……

高市首相、主張もめちゃくちゃな上に、首相として言って良いこととそうでないことの境界も分からず、間違いを即座に撤回することもできない。 右翼に媚びを売るか、鉄砲玉を演じるかしかしてなかったので無理もないが、それにしても、首相としての適性を全く感じない。早く辞めていただきたい。

クドい説明台詞だったり、回想シーンだったり、無くても成り立つはずの補完要素は削ぎ落とし、その代わりに細かなニュアンスで状況や感情を描写する方が、表現として優れているんだけれど、そういう要素を読み取れない人もいるはず。では、芸術や表現がそういう人にもアクセッシブルにした方がいいのかは、私にはまだ判断ができない。芸術は、「わかる人にはわかる」で良いのだろうか。

#ばけばけ の笑い、目の前の現実の “恨めしさ” をしっかりと見据えた上で、それでも生きていくための “笑い” なのが、とても切実で、それは誠実であるなと。

今週の #ばけばけ も良かった……

嫌いなものの上位に「自己紹介」があるので、マチアプに手が伸びない。

かつての大日本帝国が存立危機を口実に対外侵略をしたのは紛れもない事実なので、首相の発言は愚か以外の何者でもない

体調不良の人が周囲に増えている…

『もののけ姫』、まともに見たことないから観に行ったけれど、いい体験だったな

要求される物語の数も、周期の短さも多すぎるから、朝ドラの主人公は “おてんば” だったり、 “お節介” だったりしがちで、それは作品の性質上、仕方のないことなんだろう。ただ、今週の #ばけばけ はそうではなかった。 幼き頃から凛とした姿で佇み、常に自らを気にかけてくれていたタエ。彼女が今は、道端で虚ろになりながら、最後に残った誇りすら捨て去って頭を下げている。その変わり果てた姿を自分は直視できない。 そうやって、止むに止まれず自分の誇りを捨てることになるのが、今週の主人公の決心であるわけで、もうなんと恨めしいドラマであることか。

朝ドラ、とにかく縛りが多いドラマなんだよな。 15分で話を一区切りつけて、15分×5回でストーリーアークを成立させつつ、15分×5回×25週で1人の物語を描かなければいけない。しかも、家族の話にしなければいけないし、ドラマ内で複数の場所に移住しなければいけない。 これらの制約があるから、中弛みしたり、主人公が不自然にお節介だったり、まあ難しいドラマなんだが、時折こういう制約をうまく乗り越える素晴らしいシリーズが見られるのよね。

#ばけばけ 、撮影やセットが抜群に良い。 巨大LEDディスプレイを使ったバーチャルプロダクションの運用が向上したのもあるだろうし、撮影が上手なのもあるんだろうが、どのシーンがセットで、どのシーンがロケなのかもよく分からない。 朝ドラ・大河ドラマの主人公の家セットにありがちな、庭の端に不自然な “土手” が映り込んで、不意に「これセットだな……」って没入感を削がれる瞬間がとても少ない。