「いくさの底」読了しました。自分でもまさか一日で読み切るとは思わなかった。
キャッチコピーに心奪われて読んだ作品。戦争が題材のミステリは初めて読むから、とても新鮮だった。それに、主人公が軍属の通訳というあくまで民間人というのも面白かったと思う。軍人の思想というか理念は、複雑というか難儀なものだなと思った。なんだかなぁという気持ちに。中盤〜終盤にかけて情報が更新され続けて、物語の見方が変わっていくのは面白かった。自身の持っている倫理観は、確実的な揺らぎないものに感じられるけど同時に危うい存在だと思った。分からないところが何点かあったけど、それは見返してみようと思う。
13 days ago