川口淳一郎氏の著書『宇宙開発の歴史』を読みました。小惑星探査機「はやぶさ」で有名な川口博士ですね。
いつを宇宙開発の始まりとするのか。本書ではロシアの科学者コンスタンチン・ツィオルコフスキーが、ロケット推進の基礎となる「ツィオルコフスキーの公式」を発表したおよそ120年前を「宇宙開発の歴史」の始まりとしています。
ライト兄弟が有人動力飛行に成功したのと同じ頃、すでに宇宙を目指していたんですね。
米ソの宇宙開発競争の時代、国際宇宙ステーションをシンボルとした国際協力の時代を経て、再び米中が競い合う現代へと突入。これからの宇宙開発の必要性について、分かりやすく解説してくれる一冊です。
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3 months ago