上野の森美術館「正倉院 the SHOW」
展示は主に宮内庁正倉院事務所の宝物の研究・保全・修復などの仕事ぶりについて。
かの有名な蘭奢待の香りを成分分析し調香師と再現したものを実際に嗅ぐなど貴重な体験が出来た。
が、仮にも美術館を名乗るなら展示の仕方は考え直してもらいたい。
映像作品と仕切りもなく同室に置いた為に展示品に映像が映り込む、反射光が散る、映像の為に十分な光量がなく説明書の視認性が落ちる、隣室にまで響く音量で音楽を流して集中を妨げる。
鑑賞体験の提供は、実際の展示品より展示品を素材にした映像を重視するのか?
最低限展示品はまともに鑑賞出来るようにして欲しい。
24 days ago