シンエンカジキを釣り上げるべく、宇宙中から集まった釣りキチたち。しかし彼らは知らなかった。シンエンカジキは全宇宙の釣り人に暗示をかけ、エウロパを訪れるよう誘導し、事故に見せかけ捕食していた。全てはシンエンカジキの掌ならぬ、鰭平(ひれひら)の上の出来事だったのだ。
なお、エウロパに流れるたった1本の河川に棲息するアルティメットトビケラ(幼虫の体長2m。激流に巣を作り、全てを噛み砕く上顎を持つ)も、星外から来訪した釣り人たちの恐怖の対象である。アルティメットトビケラが羽化する5月以降は、行方不明者が激増し、恐れられる。エウロパの伝承では、これを「天狗の仕業」と呼ぶと言う
6 days ago