ティプトリーの伝記を読了。国書刊行会さんすみません。高額なのでつい原書を購入してしまいました。
時代的な制約と心身の不調に苦しみつつ、鋭敏すぎる知性の捌け口を探し続けた試行錯誤の人生。SFを書き始めたのは50歳を過ぎてから。その後もいくつものペルソナを使い分けてアイデンティティの混乱は続く。
手紙魔で、書簡にあふれる才気は圧倒的なのだが、ル・グインなど最も深く交流した人々とは結局、一度も顔を合わせていない…
死の間際まで狂気と冷静さが同居していた様子といい、なんというか、いろいろショックを受けた一冊でした。これを読むと作品の印象がかなり変わるかも。
2 months ago