tatumi
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ほぼ読書感想
森安達也『東方キリスト教の世界』筑摩書房 ラテン語と教皇でまとまるカトリック圏とは異なり、コンスタンティノープル(現イスタンブール)を中心に緩やかに広がるキリスト教を一般的に正教会とか東方教会と呼ぶ。 何かとカトリックのイメージで語られがちなキリスト教の歴史を、教義の違いや東欧各国の歴史と共に敷衍したもう一つのキリスト教史。 前半はやや専門的で細かい話が続くので、後半のキリスト教全体の歴史や教義にまつわる内容から手を付けた方が読みやすいかも。 東欧史と東方教会の世界にどっぷり浸かったわ。前半で挫折しかけたけど、諦めずに読んでよかった。
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『東方キリスト教の世界』森安 達也|筑摩書房
筑摩書房『東方キリスト教の世界』の書誌情報
https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480511409/
1 day ago
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www.tokyo-shoseki.co.jp/product/book...
クリス・ホートン『ヒストリー・オブ・インフォメーション』東京書籍 人類の歴史を「情報」という観点で文化の発展、科学の歴史、メディアと生活の関係性などの項目に分けて綴った本。各項目が簡潔に書かれており、各ページに挿入されたイラストも美しくて楽しい。 人種やジェンダー、時代の偏見など最新の研究も反映した歴史書であるのもポイント高い。女性の学者や技術者なども紹介されているし。 古代史から現代の環境問題まで網羅されてて、読んでて楽しく歴史をさらえた。これはプレゼントにもいいかも
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4 days ago
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ハン・ガン『すべての、白いものたちの』河出書房新社 米、雪、雲、吹雪、思いつく限り白いものに関して書いてみよう。そう思い立った作者が白いものに託して描くのは、会うことのなかった姉であり、姉を見送った母であり、亡骸を埋めた父であり、ナチスに抗い爆撃を受けたポーランドの都市だった。 この本を読む前に詩集『引き出しに夕方をしまっておいた』を読んでおいてよかった。この著者に出会うのに、いきなりこの本は参ってしまう。 詩人てだけあって言葉運びが凄まじくって、読んでる間中ずーっと幻惑されてた。きちんと消化できるのはまだまだ先になりそうだけど、出会えて良かった
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すべての、白いものたちの :ハン・ガン,斎藤 真理子|河出書房新社
すべての、白いものたちの アジア初のブッカー国際賞作家による奇蹟の傑作が文庫化。おくるみ、産着、雪、骨、灰、白く笑う、米と飯……。朝鮮半島とワルシャワの街をつなぐ65の物語が捧げる、はかなくも偉大な命への祈り。
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309467733/
6 days ago
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ALT235『リミナルスペース』フィルムアート社 会社、学校、商業施設、普段人々で賑わう場所から人気がなくなると薄気味悪くなる。 そんなガランとした空間はリミナルスペースと呼ばれ、ネット上でゲームや動画等で莫大な数の作品を生み出した。 本書はまだ美術書には載ってない概念、リミナルスペースを紹介したもの。 現代建築、絵画のシュールレアリズムからその起源や意味を求め、更にゲームや動画といったバイラルな媒体がどう発展させて来たかまでを包括的に追いかける。 恐ろしいのにどこか懐かしくて、郷愁を覚える蠱惑的なリミナルスペースの世界をご堪能あれ。
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リミナルスペース
新しい恐怖の美学
https://www.filmart.co.jp/books/978-4-8459-2400-4/
10 days ago
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ドキュメンタリー映画「ロッコク・キッチン」、川内有緒の同タイトルの本の映画版というか、企画本体。 ↓こっちは予告編
youtu.be/HrRTahmwIYI
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ドキュメンタリー映画「ロッコク・キッチン」| 2026年2月14日公開
「ロッコク・キッチン」は、川内有緒(ノンフィクション作家)と三好大輔(映画監督)が、国道6号線沿いの町を旅しながら、そこに住む人々の「食」「キッチン」「レシピ」を切り口に、暮らしを紐解き、エッセイとドキュメンタリー映像を制作するプロジェクトです。
https://rokkokukitchen.com/
11 days ago
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川内有緒『ロッコク・キッチン』講談社 福島第一原発の側を走る国道6号線を旅して出会った人々と話し、何を食べているかを見せてもらう。そんなドキュメンタリー映画を作りたい!と思い立った著者の記録というか、紀行文の様な本。 読み終わっても感想はまとめにくい。 でも読んで良かった。避難生活を経て戻って来る人、仕事、旅行などで外から入ってきた人、いろんな人が生活してる。十人十色な人生模様が語られて、読んでてつい涙腺が潤むことも。 かつサンドにナポリタン、熱々の中華丼に有り合わせの野菜を煮込んで作るスープなど美味しそうな料理の写真も堪らない一冊だった。
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『ロッコク・キッチン』(川内 有緒) 製品詳細 講談社
2025年度(第35回) Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞作 みんな、なに食べて、どう生きてるんだろ? 福島第一原発事故から14年、国道六号線(ロッコク)を旅して綴った 温かくておいしい記憶 再生と希望に出会うノンフィクションエッセイ 「福島第一原発事故後を描くのにこんな方法があるのかと驚き、 最後まで見届けなければと思った。(中略) 川内さんが聞き取った孤独な語りも、積み重ねてみれば深い場所...
https://www.kodansha.co.jp/book/products/0000418492
11 days ago
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散歩してたらサギを発見。このアングルはなかなかない
16 days ago
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八島良子『メメント・モモ』幻戯書房 広島県の離島、百島に住む著者が豚を貰い受け、育て、自らの手で殺し、食べるまでを綴ったエッセイ。 いずれ食べる予定の豚の世話をし、その成長に喜びつつも、いずれくる最期に揺れる日々。本当に自らモモに手をかけるとこなんか、よくぞこんな決断をして、実行したなぁと言葉を失ってしまう。 食事の本質というか、普段の生活では絶対に見えない食肉の姿が垣間見える。 ほぼ同じことを内澤旬子が『飼い喰い』でやってるけど、あっちは最期は業者に頼んでたっけか。あっちもあっちで凄まじかったけど、こちらも重たい、でも読んでよかった本でした。
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【重版出来】メメント・モモ 豚を育て、屠畜して、食べて、それから / 八島良子
———————————————— わたしは生きて死ぬことを 日々カウントしている。 コロナ禍の瀬戸内海・百島。 愛豚と向き合った333日の記録。 写真+図解100点超 青臭い理想の先に待ち構えていた不条理。 ———————————————— 「……ラップ! ラップください!」 見境なく叫んだ。そして手渡された梱包用のラップを何層にも重ねて炭酸ガスが漏れないよう塞いでいく。穴の奥に見えるモ...
https://genkishobou.stores.jp/items/669f0dd08b0406003a47beec
19 days ago
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マーティン・クルーズ・スミス『ゴーリキー・パーク』早川書房 70年代のソ連、モスクワ、市民の憩いの場であるゴーリキー公園で三体の死体が発見される。指紋と顔が奪われた異様な死体の捜査に乗り出した捜査官のレンコはこれが単なる猟奇殺人ではないことを知る。 タイトルだけ長らく知ってたけど読んだことなかったので、読んでみた。結論、超面白かった。 ジョン・ル・カレのスマイリーの裏番組みたいな雰囲気とでも言いますか。中間管理職の悲哀と、体制の本音と建前が滲み出てて常に思っ苦しい空気なのが良い。 前半はミステリ、後半はスパイものとして楽しめた。
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ゴーリキー・パーク 上: 書籍- 早川書房オフィシャルサイト|ミステリ・SF・海外文学・ノンフィクションの世界へ
早川書房オフィシャルサイトのゴーリキー・パーク 上ページです。当サイトでは、ミステリ、SF、海外文学、ノンフィクションの名作から最新刊まで、幅広いジャンルを網羅した書籍の情報を提供しています。早川書房の世界を、こちらの公式サイトからご堪能ください。
https://www.hayakawa-online.co.jp/shop/g/g0000031182/
20 days ago
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えぬびい『田んぼのまん中のポツンと神社』飛鳥新社
www.asukashinsha.co.jp/bookinfo/978...
日本各地にある田んぼの中に取り残されたような神社の写真集。時に桜が舞い散り、夏の新緑に囲まれ、落ち葉や雪に埋もれる神社の姿がただただ良い。 ぼけーっと写真を眺める幸せよ。 ほぼ確実に木とセットで佇む社に、色褪せた鳥居、そういや近所にもこういのあったなぁと懐かしい気持ちにさせられる。 温暖化が進んで将来、「昔の日本には四季ってものがあったんやで」って証拠となる一冊にならないように願いたいもんだね。
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21 days ago
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トーマス・ヘザウィック『HUMANISE』草思社 世界には200以上の国があるのにほぼ全ての都市生活が退屈なのはなぜなのか? を多種多様な写真、タイポグラフィを用いて近代建築が現在の社会に及ぼす影響と、今後に向けての提案をまとめた真面目な、でも絵本の様に愉しい本。 建築の世界における美学の大切さを真正面から説いてるのが印象的だった。美的感覚は贅沢ではなく、人間らしさなのだと。 これを読むとなぜ時としてフィクションの中で登場する架空の都市が魅力的に思えるのかが分かる。(SWのナブーとか、フィフス・エレメントとか、LOTRのミナス・ティリスとか)
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HUMANISE 建築で人間味のある都市をつくる
建築が人間的らしさを取り戻すための「ビジュアル・マニフェスト」登場!麻布台ヒルズ、上海万博イギリス館などの設計で世界を熱狂させる建築家のデザイン哲学。 ■目次・人間的な場所、非人間的な場所・いかにしてつまらなさ信仰のカルトが世界を席巻したか・世界を再び人間的なものにする方法
https://nanyodo.com/products/79422808
24 days ago
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原田裕規 編著『ラッセンとは何だったのか』フィルムアート社 現代アートを語る際、必ずと言っていいほどハブられてる画家:クリスチャン・ラッセン。 CGなの?って感じの色使いとド派手な構図。見れば誰もが「ああ、コレね」となるあの絵は芸術なの?それとも露悪趣味の権現なの? 局所的に日本で受容されたラッセンの受容のされ方を、美術、哲学、博物館学など多様な視点から切った評論集。 蠢く群衆の欲望を的確に描き出した画家・ラッセン。その正体はビジネスマンでもあり、サーファーでもある。 山師的な魅力と、それに魅せられたがった当時の人々の精神史って感じで面白かった。
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ラッセンとは何だったのか?[増補改訂版]
https://www.filmart.co.jp/books/978-4-8459-2322-9/
28 days ago
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港千尋『ヒルマ・アフ・クリント』インスクリプト モンドリアンやカンディンスキーよりも先に抽象画を描き、美術史を書き換える大事件を引き起こした天才ヒルマ・アフ・クリント。その生涯、作品の題材、19世紀に大流行した神秘主義を背景に紹介した評伝。 謎に満ちた画家の育った環境、制作環境、交友関係など知られざる画家の素顔が描かれる。 特筆すべきは神秘主義っていう、ともすればペダンチックに溺れそうになる分野を作品のテーマに絞って、小出しに解説しているところ。 発見されたのが現代故に、伝記皆無なこの御方。その知られざる生涯に迫ってみるのは如何でしょう?
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ヒルマ・アフ・クリント 抽象画 女性画家 霊媒ドローイング 神秘主義 神秘主義絵画
アジア初の大規模展、3月4日より東京国立近代美術館で開催!(主催:国立近代美術館、NHK、日経新聞社) 彗星のごとく世紀をまたいで現れた、抽象画のパイオニア、ヒルマ・アフ・クリント。躍動する色彩と神秘的な体系をそなえた絵画群は女性たちによるスピリチュアルな世界との交信から誕生した。その仕事と人生の場所をたんねんに訪ね、多くの作品と対話を続けてきた第一人者による書下し!
https://inscript.co.jp/b1/86784-009-2
29 days ago
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ジョーダン・ピール編『どこかで叫びが』フィルムアート社 今をときめく黒人作家19人が寄せた傑作ホラー短編集。 奴隷制、公民権運動など歴史を色濃く反映した作品から、土地の精霊、ヴードゥーの魔術など超常現象ホラー、人怖系、エイリアンが登場するSF的なものまで幅広く収録されてる。 ホラーでなくても、面白い短編集探しているなら是非手にとってご一読を! 自分の心身の安全を確保した上で恐怖と戯れるホラーの醍醐味を存分に味わえて超満足。 トニ・モリスンの『ビラヴド』やマット・ラフの『ラヴクラフト・カントリー』が好きな人なら、なおのことお勧め。
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どこかで叫びが
ニュー・ブラック・ホラー作品集
https://www.filmart.co.jp/books/978-4-8459-2505-6/
about 1 month ago
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マリオ・バルガス・リョサ『楽園への道』河出書房新社 妻子を、仕事を捨てタヒチに旅立ったものの、生前は売れなかった画家ゴーギャン。 その祖母で女性が労働力として頭数に入らない時代に、世の貧困を撲滅するため男女同権の労働組合を結成しようとしたバリバリの社会運動家フローレンス。 最先端を行き過ぎて社会と真正面から戦わざるを得なかった二人の奮闘ぶりを交互に描いた、読むのすっごく疲れる、でも止められない激しすぎる作品。 稀有な才能を発揮する人っていうのは得して当の本人も大変なんだなぁって思わざるを得ない。骨太な小説を読みたいときにお勧め。
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楽園への道 :マリオ・バルガス=リョサ,田村 さと子|河出書房新社
楽園への道 ゴーギャンとその祖母で革命家のフローラ・トリスタン。飽くことなく自由への道を求め続けた二人の反逆者の激動の生涯を、異なる時空を見事につなぎながら壮大な物語として描いたノーベル賞作家の代表作。
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309464411/
about 1 month ago
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モーム『月と六ペンス』光文社 時は19世紀、英国にて金融会社に務め、妻子もちの平凡な男がいた。ところがある日、妻子を捨ててパリに、その数年後なんとタヒチにまで出奔してしまう。それはなぜか? ひょんなことから男と知り合った語り手は男から理由を聞き出すことに成功する。男は画家になりたったのだ_。 天才画家を巡る小説ってイメージだったけど、読んでみると語り手こそが主役だった。 自分が絶対に到達出来ない「天才」への羨望と、でも自分の方が真っ当だしっていう卑屈さもあって。その塩梅がすごく上手い。平凡であるが故に魅力的な語り手の創出をやってのけたモーム凄い!
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月と六ペンス - 光文社古典新訳文庫
創造の悪魔に憑かれ、すべてを捨てた天才画家の数奇な生涯。作家の「私」が情熱の謎に迫る。
https://www.kotensinyaku.jp/books/book57/
about 1 month ago
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藤井恵『ちくわファンクラブ』誠文堂新光社 一冊丸ごとちくわを使った料理で構成されたレシピ本。だけれども、ちくわの種類、タの練り物との比較などちくわについての情報もたっぷり。 動物性タンパク質が豊富なちくわの持つポテンシャルを見逃すな! 表紙が反則的にいい。普段そんなに料理本て読まないんだけどもこれには負けた。ちくわファンクラブって響きが良いのよ。 磯辺揚げや、きゅうりとちくわっていう定番からヤンニョムチキン風から唐揚げ風までと「よくこんだけ考えるなぁ」っ感心半分、呆れ半分になるほどちくわ料理が繚乱してる。 作者のちくわ愛が伝わってくるね。
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ちくわファンクラブ | 株式会社誠文堂新光社
ちくわファンクラブへようこそ。昔からなじみがあり、とても身近にある食材ですが、こんなに便利な食材は他にありません。
https://www.seibundo-shinkosha.net/book/cooking/92794/
about 1 month ago
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角悠介『呪文の言語学』作品社 日本で悪いことが起きたら神社仏閣に行くように、呪文を唱える人達がいる国がある。東欧のルーマニアだ。日常生活にお呪いが溶け込んでいるこの国には今もってたくさんの魔女がいる。 この本は著者が長らく滞在したルーマニアで出会った魔女たちが唱える呪文の秘密を言語学の視点から分析したもの。 呪文を通して知るルーマニアは、生活空間に幽霊や妖怪がいるって当たり前に受け止めて来た日本とちょっと似ている。格式張ってなくて、生活の知恵の結晶って雰囲気なんだよね。 言語学的な分析も具体的で楽しい一冊。ルーマニア語勉強の息抜きにいいかも?
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呪文の言語学
ルーマニアの魔女に耳をすませて
https://www.sakuhinsha.com/nonfiction/31042.html
about 1 month ago
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アマンダ・ゴーマン『わたしたちの担うもの』文藝春秋 バイデン大統領の就任式で登壇した詩人、アマンダ・ゴーマンの詩集。 圧倒的なリズム感とライブ感に酔う。 ほぼ散文の様な詩から、俳句よりも短い詩、消去詩という意図的に言葉を省いた詩と、多種多様な詩でもってコロナ、温暖化、戦争などで乱れる現代の空気を真空パックして、自らの視点で語り直す様は詩人にして闘士のよう。 身近な話題から一気に歴史の流れに身を任せて、現状を敷衍する視点の移動の巧みさよ。詩を読んでここまでビビッとする感覚に襲われたのは初めて。 見事な翻訳を手掛けた鴻巣友季子氏に感謝しかない。
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『わたしたちの担うもの』アマンダ・ゴーマン 鴻巣友季子 | 単行本 - 文藝春秋
若き桂冠詩人、初の詩集が待望の邦訳 3年前、大統領就任式で世界を驚かせた若き桂冠詩人。パンデミックと分断の日々を尖りまくった表現で描き出す、驚愕の作品集が登場。『わたしたちの担うもの』アマンダ・ゴーマン 鴻巣友季子
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163918662
about 1 month ago
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チ・ヨンジュン『韓国インスタントラーメンの世界』原書房 日本で発祥したインスタントラーメンがどの様に韓国に根づき、現在に至る大規模な市場へと発展したのかを、豊富な図・資料を使って紹介した本。 歴史、主だった企業、世界情勢と包括的にまとめてあって、読んでて楽しいし、近所のスーパー行ってラーメンの棚を確認したくなる。空腹時読むに読むのは危険な一冊。 表紙を見た時「こんなん面白いに決まってるじゃん」と思ったけど、やっぱり超絶面白かった。特に各国の商品についての章では、例え即席麺であれどその土地の食文化が色濃く反映されてるのが分かって大変興味深かった。
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韓国インスタントラーメンの世界 - 原書房
http://www.harashobo.co.jp/book/b668295.html
about 2 months ago
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野田努『完全版 ブラック・マシン・ミュージック』河出書房新社 1970年代、電子楽器の登場と、経済格差が生んだ都市空間に萌芽した音楽は後にテクノと呼ばれ、今ではクラブで人々が踊り狂う定番のジャンルとして成長した。 ヨーロッパの音楽のイメージがあるテクノは実は米国、NY、デトロイトという二つの都市が育んだものだった。その共通点は黒人の人口が多いこと。 経済格差や、ぶり返す差別を二つの都市、特にデトロイトがどう過ごして来たのかを語ることで、テクノ音楽の精神と歴史を炙り出そうとする力作。 テクノに対してのイメージが激変したわ。背景を知るって大事。
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完全版 ブラック・マシン・ミュージック 下 :野田 努|河出書房新社
完全版 ブラック・マシン・ミュージック 下 ポスト・フォーディズム以降のブラック・ミュージック史。下巻はいよいよデトロイト・テクノの誕生へ。荒廃したモータウンに響く絶望と抵抗の音楽。未来を切り開くアフロフューチャリズムの世界。
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309421872/
about 2 months ago
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これはズルくない?っていうくらいの可愛さ過剰なWicked本国のアピール動画。 シンシアとアリアナがJimmy Fallonの番組で元ネタを歌ってたけど、こう捻るとは。もう見事に釣られちゃう。
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Young Elphaba, Glinda, and Nessarose Recreate This Iconic Song About WICKED! | WICKED: FOR GOOD
YouTube video by Universal Kids
https://youtu.be/-5vZV2drDlw?si=eKbhl4Gx2EPxG1Un
about 2 months ago
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マキャヴェッリ 『君主論』光文社 15世紀、諸侯が林立し、ローマは教皇がいるイタリアの地でいかに権力を維持し、政体を統治するかを綴った実用書。これを読めばあなたも君主になれるかも。 初めてこの本を読み切れた。巻末にはマキャヴェリの生涯、本書の書かれた時代背景が完結にまとめてあり手堅い仕上がり。 自らの政治機構を維持するには聖人君子でいられたら大変結構。 だけれども、現実はそうでない。理想と現実には常に差があり、妥当な落とし所をいかに見つけるかが大事なのだと説く、超地に足のついた権力保持の処世術。 権力闘争の構図を見事に解説した本でもある。
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君主論 - 光文社
マキャヴェッリ 著
https://books.kobunsha.com/book/b10126446.html
about 2 months ago
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山崎佳代子『ベオグラード日誌』筑摩書房 ベオグラード在住の詩人が綴った01〜12年までの日誌を書籍化したのもの。生活の中に常に戦争の気配が漂っていて、読みだすと止め時が分からず一気読みしてしまった。 ベオグラードという土地がトルコ、オーストリア・ハンガリー帝国、ナチス、ソ連圏の大国と地続きであり、列強たちの思惑に奔走されてきた歴史が淡々とした文章から透けて見える。 でもだからこそ、難民センターを訪ね、旧友を訪ね、詩を発表し、大学で授業をし、料理をする。自宅マンションのエレベーターで新たな隣人を作るという日々の営みが瑞々しくて、眩い。 いい本でした。
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『ベオグラード日誌 増補版』山崎 佳代子|筑摩書房
筑摩書房『ベオグラード日誌 増補版』の書誌情報
https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480440198/
about 2 months ago
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メアリー・シェリー『フランケンシュタイン』新潮社 若き天才ヴィクターは生命の神秘に取り憑かれ、研究に研究を重ねてとうとう神の御業に等しい偉業を成し遂げる。しかし、それは人が神を真似るという禁忌だった。 創られた怪物はヴィクターに責任を問うのだが_? 粗筋も知ってるし、映画も見てるしであまり内容的には驚くこともなかったんだけど読んでよかった。 怪物に語らせるという図式を採用することで、勧善懲悪の図を脱してることにまず脱帽。帝国主義に疑問を呈する登場人物もいるし、読んでてメアリー・シェリーって結構主流から距離を取った人だったのかなという印象を受けた。
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『フランケンシュタイン』 メアリー・シェリー、芹澤恵/訳 | 新潮社
若き科学者ヴィクター・フランケンシュタインは、生命の起源に迫る研究に打ち込んでいた。ある時、ついに彼は生命の創造という神をも恐れぬ行いに手を染める。だが、創り上げた“怪物”はあまりに恐ろしい容貌をしていた。故郷へ逃亡した
https://www.shinchosha.co.jp/book/218651/
about 2 months ago
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No Good Deedが映画本編より先にお披露目されてたー。 歌詞は一部抜粋だし、アレンジが本編とは全く違うのだけど伴奏が弦楽器だからかCynthiaの艶のある声とぴったり合っててつい何度も聴いてしまう。 特に1:24あたりでシームレスに音程を変えていくところなんて、もう圧巻で…人の声がここまで出来るのかぁって感動しちゃう。映像的にもライトが効果的に使われてて美しい。
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Wicked: For Good | Cynthia Erivo x Misty Copeland - "No Good Deed"
YouTube video by Wicked: For Good
https://youtu.be/rNl21uPXOqo?si=zmGvrv7C258m9_B4
about 2 months ago
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池澤夏樹『池澤夏樹の世界文学リミックス』河出書房新社 池澤夏樹が文学全集を編纂時、夕刊フジで連載していたタイアップ企画の書籍版。連想ゲームの要領で次々に面白い本を紹介してくれる、めくるめく本の万華鏡世界。 名前は知ってるけども、難しそうで手が出ないと思っていても、粗筋を紹介してもらえばそんな事ない、って出会いがそこかしこにある楽しい本。 15年に出た文庫を再読。当時、気になった作品に付箋をはっていたので再読すると自分の変化を実感する。何年かしたらまた再読したい。 思えば池澤夏樹を通して私はアンナ・ポリトコフスカヤや石牟礼道子を知ったんだった。
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池澤夏樹の世界文学リミックス
ケルアック『オン・ザ・ロード』から石牟礼道子『苦海浄土』まで、世界文学全集を個人編集した著者が、20世紀を中心に、いま読むべき世界の傑作を独自の視点で紹介する現代の世界文学入門。
https://impala.jp/work/%E6%B1%A0%E6%BE%A4%E5%A4%8F%E6%A8%B9%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%95%8C%E6%96%87%E5%AD%A6%E3%83%AA%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-2/
2 months ago
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A・ハミルトン、J・ジェイ、J・マディソン『ザ・フェデラリスト』岩波書店 連邦共和制というかつてない政治形態を採用した独立当時の米国。その運営を支える憲法はどの様な思想、状況の上で発布され、なぜ受容されるべきなのかを、当時の政治家たちが新聞に発表した論文をまとめた本。 ミュージカル及び原作の『ハミルトン』ロン・チャーナウ著で言及されてたので読んでみた。社説として発表されてるので、各テーマが具体的で案外読みやすい。 また各論の構造がしっかりしてるので、修辞的な観点からしても古典として扱われるに納得。 あと、人間に対して理想を抱いてないところが意外。
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ザ・フェデラリスト/A.ハミルトン, J.ジェイ, J.マディソン, 斎藤 眞, 中野 勝郎|岩波文庫 - 岩波書店
権力と自由との均衡をいかに確保するか. A.ハミルトン 著
https://www.iwanami.co.jp/book/b248701.html
2 months ago
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高柳聡子『ロシア 女たちの反体制運動』集英社 帝国時代に萌芽した革命からソ連、そして今まさにロシアで活躍する女性活動家たちを紹介した本。 時に捕まり、拷問され、重労働を課せられ、追放され、最悪殺されてしまうことも珍しくないのに、いつの時代の女性たちも声を上げてきた。 何かとプーチンとソ連の影に隠され、姿が見えないロシアという大地で権力に抗う人たちと激動の近代ロシアの歴史をまとめた意欲作。 読んでると詩人の数が多いのに驚く。リュミドラ・ウリツカヤもウラジミール・ソローキンも今は発禁だなんて。ロシア語系文学はいつも政治的権力と戦ってるんだなぁ。
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ロシア 女たちの反体制運動/高柳 聡子 | 集英社 ― SHUEISHA ―
ウクライナへの軍事侵攻開始後わずか25時間で結成された反戦運動の最大勢力「フェミニスト反戦レジスタンス」をはじめ、ロシアにおける女たちの反戦・反体制運動はさまざまな形で存在してきたが、日本ではあまり知られていない。帝政時代からロシア革命、スターリン時代の大テロル、ペレストロイカを経て現在のプーチン政権に至るまで、著名な作家・詩人・活動家・ジャーナリストから無名の市民まで、女たちはずっと声をあげて闘...
https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-721359-1
2 months ago
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ジェス・Q・スタント『ミセス・ワンのティーハウスと謎の死体』早川書房 サンフランシスコ、かつて中国茶の名手として名を馳せたヴェラのお店は閑古鳥が鳴いていた。老い先も短いし、そろそろ店仕舞いをと鬱々する日々の中、なんと店で死体を見つけてしまう。 突然の事件に「良き市民」としての矜持からヴェラは全力で警察に協力しようとするも、全く相手にされない。 ならいいさ、そんなら私が捜査しようじゃないかと勝手に捜査に乗り出すが? お婆ちゃんが活躍する作品に外れなし、という偏見を裏付けてくれる最高の1冊。ジャナ・デリオンのワニ町シリーズ好きな人ならぜひ読むべし。
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ミセス・ワンのティーハウスと謎の死体: 書籍- 早川書房オフィシャルサイト|ミステリ・SF・海外文学・ノンフィクションの世界へ
早川書房オフィシャルサイトのミセス・ワンのティーハウスと謎の死体ページです。当サイトでは、ミステリ、SF、海外文学、ノンフィクションの名作から最新刊まで、幅広いジャンルを網羅した書籍の情報を提供しています。早川書房の世界を、こちらの公式サイトからご堪能ください。
https://www.hayakawa-online.co.jp/shop/g/g0000452501/
2 months ago
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ジューン・ハー『宮廷医女の推理譚』東京創元社 王家の診察を担うエリート医師ヒョンは、世話になった師が市街で起きた殺人事件の容疑者になっているのを知る。師の無実を信じるヒョンは彼女の無実を証明しようと動き出すが、それは権謀術数蠢く宮廷では危険過ぎることだった。 片時も油断できない宮廷と過酷な身分制度で運営される外の世界を行き来しつつ、ヒョンは事件の真相を掴めるのか? 今年読んだミステリで一番かも。18世紀の朝鮮王朝を舞台にしてるけど適度に注とふり仮名があるから読みやすいし、漢文を庶民が読めないって演出がにくい。 ジュブナイルものらしい王道展開も最高。
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宮廷医女の推理譚 - ジューン・ハー/安達眞弓 訳|東京創元社
宮廷医女の推理譚 1758年、朝鮮王朝期。18歳のベクヒョンは、王族の診察を担当する医女(イニョ)になった。ある夜、彼女が医術を学んだ恵民署(ヘミンソ)で4人の女性が殺害される。事件を捜査する捕盗庁(ポドチョン)の役人は、怪しい供述をしたベクヒョンの師を犯人と断定した。
https://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488238032
2 months ago
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「ハミルトン」のサントラようやく全部聴いたわ。いや、すごかった。今まで接してきたミュージカルとは音楽的なアプローチがぜんぜん違う。 強烈なリズムに裏打ちされた主旋律を兼ねるラップが滅茶苦茶心地良くって初見でもノリノリで楽しめちゃう。ヒップホップって身構えちゃうけど、ラップが旋律を担っているし、当然ながら韻をこれでもかと踏みまくった歌詞が耳に心地良い。 キャラによってはジャズぽかったり、いかにもミュージカル仕立てな華やかさがあったりして飽きない、飽きない。すごくよかった。 にしても演者の皆さんよく舌噛まないよなぁと感心するほどの高速ラップにびびる。それでちゃんと文章に聞こえるから恐れ入る。
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HAMILTON - Original Broadway Cast Album - YouTube
https://youtube.com/playlist?list=PLK1wqzZ8S6Rxh4Lird7421tcLNvtpD8uQ&si=vIfoQ7k13seJVqz2
2 months ago
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岩瀬達哉『裁判官も人である』講談社 三権分立の一角を担う司法のトップにして判断のプロ、裁判官。法曹界の神秘と権威のベールを纏う彼らも、一皮むけば思った以上にお役所仕事な側面が。 融通が利かない裁判官に、冤罪を作り出す仕組み、裁判員制度の実態とは何なのか。現代日本の司法を巡る問題を12章で裁判官の実態を伝える重量級ノンフィクション。 理想高くとも現実がイケてーのはこういうわけよ!とこれでもかとえげつない司法の実態を突きつけられて、読んでて胸が悪くなるどころか吐きそうになる1冊。 身近でない世界に肉薄させてくれる作者の力量に脱帽。いつか再読するぞ
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『裁判官も人である 良心と組織の狭間で』(岩瀬 達哉) 製品詳細 講談社
エリートが組織の「犬」になった瞬間! 最高裁に逆らったら法曹界追放、原発差し止めで出世は絶望、警察リークにのせられて冤罪……。正義の神でもなければ、AIでも六法全書でもない。隠されてきた「ナマ臭い」裁判官の素顔を暴き出す傑作ノンフィクション! 原発再稼働の可否を決め、死刑宣告をし、「一票の格差」について判断を下す――裁判官は、普通の人には想像できないほどの重責を負う。その重圧に苦悩する裁判官もいれ...
https://www.kodansha.co.jp/book/products/0000405797
2 months ago
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池澤夏樹『憲法なんて知らないよ』集英社 現行の日本国憲法を作家・池澤夏樹が平易な文章に翻訳したもの。翻訳のあとに原本全文と英訳もついている。 あまりにサクッと読めてしまうことにびっくり。原文が30ページほどしかないなんて。 肩肘張らずに憲法に触れられる良書。 ロン・チャーナウの『ハミルトン』を読んでて、いかに国を運営する上で憲法が大事かっていうのを感じて、「はて、自分のとこはどうったかいな?」という殊勝な気持ちになって手に取った本。 戦争の報道や、数多の偏見に社会が偏向していく日々のやるせなさを一時忘れさせてくれる。たまにはこういう本もいい。
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憲法なんて知らないよ
「私たち日本人は、国を動かす基本の力は国民みなが持ち寄って生まれるものであることを、まず宣言する。」 憲法は国の土台だから、一度はぜんぶを読んでみたい。そのために、池澤夏樹は自分たちのふだんの言葉で日本国憲法を新しく翻訳した。判りやすくて読みやすいから、スイスイと読める。憲法には私たちの毎日の暮らしに関わる大切なことが書かれていることが理解できる。 今、憲法を論じよう!
https://impala.jp/work/%E6%86%B2%E6%B3%95%E3%81%AA%E3%82%93%E3%81%A6%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E3%82%88/
3 months ago
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ロン・チャーナウ『ハミルトン』日経BP 独立革命を無事終え、大統領制が基盤に乗り出した米国。革命の熱から覚め、粛々と日々の営みを送る米国が直面したのは高貴な夢を語った英雄たちが、身も蓋もない中傷合戦に明け暮れることだった。華やかな活躍から一点、終わりなき政争に身を投じたハミルトンの生涯を巡る後編。 なんとか下巻も読み終えた。上巻よりもキツかった。新聞を使っての誹謗中傷合戦の凄まじさと、言った言わないを巡る泥沼の対立が延々と続く続く続く。 最期のイライザのエピローグで一定の清涼感は得られるけど、後半は人間社会に対する幻滅をしっかりと味わえる。いや力作
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ハミルトン アメリカ資本主義を創った男 下
https://bookplus.nikkei.com/atcl/catalog/19/P89810/
3 months ago
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ロン・チャーナウ『ハミルトン』日経BP 米国建国の父の一人にして、初代財務長官にして株式市場の設立を担い、現代資本主義の基礎を一から創り上げた男、アレクサンダー・ハミルトン。その評価は当時から現代に至るまで定まらない。天賦の才を持った偉人だったのか、はたまた野心に燃えた実務家だったのか。 あのミュージカル『ハミルトン』の原作ということで読んでみた。 ハミルトンの生涯を通じて建国期の米国の歴史を語っているため、とにく情報量が多い! でも語り口が平易なので時間さえかければ読み切れる様に書かれてるのが素晴らしい。大変だけども読む価値のある大著。
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ハミルトン アメリカ資本主義を創った男 上
https://bookplus.nikkei.com/atcl/catalog/19/P89800/
3 months ago
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アガサ・クリスティー『ヘラクレスの冒険』早川書房 エルキュール・ポアロの連作集。いつもと違って殺人が全く絡まない謎ときが新鮮。 旅に出たり、新興宗教の闇を暴いたり、時には騎士道精神を発揮したり。古き良き騎士道精神を体現するかのようなポワロの活躍が読んでて実に楽しい1冊。 何年か前に読んだから再読なんだけど、やっぱりアガサ・クリスティーは面白い。色んなミステリを読めば読むほど、簡単な材料でも毎回面白い作品に料理できちゃうクリスティーの凄腕っぷりを痛感させられる。 さすがミステリの女王!
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ヘラクレスの冒険
引退をひかえていたエルキュール・ポアロだったが、 十二の難業 に挑むことになった。「ネメアのライオン」「レルネーのヒドラ」「ケルベロスの捕獲」など、ギリシャ神話がモチーフとなった十二の難事件に、灰色の…
https://www.hayakawa-online.co.jp/shop/g/g0000610213/
3 months ago
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『トロン アレス』観てきた。 かっ飛び過ぎず、でもきちんとアップデートすべき事はきちんとしてて素直に楽しめる作品だった。シンプルにエンタメとしての王道を狙った感じがする。 正直出来のいい映像だけをお目当てに観に行ったんだけど、普通にストーリーもよかった。この手の映画にしては珍しく機械と人間が仲いいのが興味深い。ドラえもん的ロボット観とでもいうかね。 あととにかく音楽が良いのでこれは映画館で見てるとつい首を振って乗ってしまう。やっぱ映画館だと重低音がよく聞こえるよね、最高っ。 戦闘シーンも市街を滑走するチェイスシーンも最高。目で見て耳で楽しめる王道エンタメでした。ああ、超満足。
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Tron: Ares | Nine Inch Nails | “As Alive As You Need Me To Be”
YouTube video by Disney
https://youtu.be/Rrd6JniMI3U?si=DsUcKdjipXsoi6bm
3 months ago
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有吉佐和子『女二人のニューギニア』河出書房新社 「いいとこだから、遊びに来なよ」の一言で、友人の住む異国の地へ旅立った、作家、有吉佐和子。 海外旅行がまだまだ珍しかった60年代、出向いた先はニューギニア。想像を絶する密林に、熱さ、虫、何より強烈な文化の違いにひたすら驚愕する日々を綴ったエッセイ。 ぶっ飛んだ本だった。 紀行なのに著者は専ら畑中氏の家で療養し、畑中氏は現地の人を従えて八面六臂と飛び回る日々。良くぞ帰ってこれたなぁという劇的な帰国まで、唯一無二の体験過ぎる。 著者も、タフ過ぎる畑中幸子もどちらも凄い、としか言うしかない。
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女二人のニューギニア :有吉 佐和子|河出書房新社
女二人のニューギニア 文化人類学者で友人の畑中幸子が滞在する、数年前に発見されたシシミン族がクラスニューギニア奥地を訪ねた滞在記。想像を絶する出来事の連続と抱腹絶倒の二人の丁々発止。有吉ファン必読。
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309419398/
3 months ago
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山本浩貴『現代美術史』中央公論新社 現代アートを60年代後から欧米、日本、今まで「メジャーではない」とされきた地域、形式、ジャンルetcをトランスナショナルとして分類し、現代までの流れを全6章で俯瞰した本。 6章目・終章が印象に残った。 美術の観点から日本側の帝国主義を振り返ってて、はっとした。そう、日本も植民地を持ってた側なんだよなって。 その端的な例が藤田嗣治。単に渡仏した画家かと思ってたら、戦中、政府に迎合した「戦争画家(戦争賛成派)」として追放されたなんて知らなんだ。(我ながら何たる無知!) 芸術が社会に持つ責任が少し分かった気がする。
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現代美術史 欧米、日本、トランスナショナル -山本浩貴 著|中公新書|中央公論新社
20世紀以降、芸術概念は溶解し、定義や可能性を拡張した新しい潮流が続々と生まれている。アーティストは、差別や貧困のような現実、震災などの破局的出来事とどう格闘しているのか。美術は現代をいかに映し、何を投げかけたか。本書は難解と思われがちな現代美術を、特に第二次世界大戦後の社会との関わりから解説、意義づける。世界中の多くの作家による立体、映像、パフォーマンスなど様々な作品で紡ぐ、現代アート入門。
https://www.chuko.co.jp/shinsho/2019/10/102562.html
3 months ago
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井奥陽子『近代美学入門』筑摩書房 アート、芸術ってわっかんねぇーって感覚はどこかくるの?「〇〇の見方が分かる」系の本が頭に入らないのってなんでだろう? という疑問を抱いたことがあるなら、ぜひご一読を!と押し売りしたい本。 圧倒的に凄い「何か」に触れた時に受ける感動を人類がどう扱って着たかを、主に西洋美術から振り返ることで現代社会における「美」の基準にどう繋がっていくかが分かってくる。 かつては哲学や手工技術の一部分だったものが、いかに独立し、現在の権威的とも言える姿になったのか。を語る第一章から目から鱗が落ちまくり。 いやぁ、勉強になりました。
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『近代美学入門』井奥 陽子|筑摩書房
筑摩書房『近代美学入門』の書誌情報
https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480075840/
3 months ago
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ブラム・ストーカー『ドラキュラ』光文社 19世紀を目前に控えた英国から遥かルーマニアまで降り立った新人弁護士ジョナサンは高貴ながらもどこか人間離れした伯爵に迎え入れられる_その名は大貴族ドラキュラ。 書名そのものがネタバレな吸血鬼小説の傑作というか、大御所だよね。何度目かの再読終了。 子どもの頃に菊地秀行が児童書用に冒険小説として脚色したものを読んだので、その時の記憶と比較して読んだので色んな発見があって面白かった。 現代からすると、かったるい部分も多いけど、それを補う面白さがあるんだよね。背景描写の美しさとか、熱き友情のドラマとか。堪能したわ。
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ドラキュラ - 光文社古典新訳文庫
吸血鬼文学の傑作を一気読み! 物語
https://www.kotensinyaku.jp/books/book385/
3 months ago
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アンドレイ・クルコフ『戦争日記』集英社 『ペンギンの憂鬱』のアンドレイ・クルコフがロシアとの戦時下で過ごすウクライナの日々を綴った本。不安定なインフラ、言語を巡って起こる「誰が真のウクライナ人か?」という対立、警報に順応していく身体。 生々しい戦時下の日常に、読んでて息が詰まりっぱなしだった。一つ一つの日記は短いけど、全く進ままず、10日ほどヒイヒイ言ってやっと読み終えた。でも、この本はそうやって読み手も四苦八苦するのが相応しい気がする。 終わりの見えない戦争の圧力をぐっと背負って書かれた日記ゆえに、そう簡単には読めない、けど力強く、眩くもある。
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戦争日記 侵略下ウクライナの力強く深い物語/アンドレイ・クルコフ/福間 恵 | 集英社 ― SHUEISHA ―
戦争のただなかで、人びとはどう生きるのか――ロシアによるクリミア併合から11年、ウクライナ全面侵攻から3年。心に刻まれる記録文学。『侵略日記』続編。絶え間ない空襲のストレス、軍を支援するクラウドファンディング、被占領地域からの市民の強制移送、ハルドル・ラクスネス国際文学賞の受賞スピーチ、ジュネーブ会議でのスピーチ、クリスマスの祝い方、「塹壕ろうそく」の作り方、75歳の日本人ボランティアの活躍、児童...
https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-8342-5405-1
4 months ago
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可憐って言葉を具現化したような人だよなー。
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鈴木京香が実践する、“着実な”挑戦と選択の哲学
100年前、パリ万博を機に世界的に普及した「アール・デコ」。同博のファッション部門のクリエイティブディレクターを務めたのは、フランス最古の現存するクチュールメゾン「ランバン(LANVIN)」の創業者 ジャンヌ・ランバンでした。
https://www.fashionsnap.com/article/lc25aw-kyoka-suzuki/
4 months ago
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tatumi
さいき まこ
4 months ago
『突然、NHK「性暴力を考える」サイトが9月30日に閉鎖されると発表されました』 仰天&呆然。こんな貴重な情報と、被害者がやっとの思いであげた声の集積を、根こそぎ消す!? しかも9月末!? NHKは公共放送の役割を何だと考えているんですか? このサイトは絶対に存続させなければならない。署名にご協力ください! 【NHK「性暴力を考える」サイトを消さないで】
www.change.org/p/nhk-%E6%80...
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あなたの声がチカラになります
NHK「性暴力を考える」サイトを消さないで
https://www.change.org/p/nhk-%E6%80%A7%E6%9A%B4%E5%8A%9B%E3%82%92%E8%80%83%E3%81%88%E3%82%8B-%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88%E3%82%92%E6%B6%88%E3%81%95%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A7
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この時代にフランケンシュタイン?ってびっくりしたら、マジだった。 ただし、フォーカスは怪物じゃなくてその伴侶の側だった。面白そう。このアプローチは今までなかったんじゃない? 主役の人、一瞬レディ・ガガかと思ったら違った。ジェシー・バックリーでした。 吸血鬼、ゾンビのブームと来てまたもやフランケンシュタインの怪物の時代が来るのか。歴史は繰り返すねー。 幽霊&怨霊、吸血鬼、ゾンビ、創造物系、人狼などの変身系はホラーの原型なんだなーと思う。何度でも蘇ってくるもんね。
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The Bride! | Official Teaser
YouTube video by Warner Bros.
https://youtu.be/LJraZRHhFwQ?si=OTb6cYnwIUF3Op95
4 months ago
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アナス・アタッシ『スマック』2ndLap シリア出身の著者が故郷の料理と思い出を数々の写真とともに紹介する料理本。って紹介するのが申し訳ないほど、素敵な本だった。 まず、これレシピ本なのか?って疑問に思うほど料理の写真が美しい。 ちょっとセピア調で、料理が盛り付けられている器の複雑な模様から、その下の敷物までにうっとりしちゃう。 次に全ての料理に作者が付け加える家族との思い出や、章をまたぐことに挿入されてるシリアの日常生活の写真が素晴らしいのよ。「内線で悲惨なことになっている」とイメージしてしまいがちなシリアの魅力が存分に伝わってくる。
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スマック シリアからのレシピと物語
NPR(アメリカ公共ラジオ放送)が選ぶ、2021年最高の料理本。おそらく日本初となる、シリア家庭料理に特化したレシピ本。著者が母親から学んだ家庭料理を中心に85のレシピ + 9つのエッセイを収録。
https://www.2ndlap.jp/sumac.html#/
4 months ago
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DIZ『サブスクに観たい映画多すぎて、結局、観ない夜ありすぎ』角川 「お前は俺か!」ってなるタイトルに引かれて手を取った本。 超良かった。 サブスク時代の映画との付き合い方教えますってスタンス通りに「あ、映画ってそうやって楽しんでもいいのか」って提案が目から鱗ですご~いって言いながら読了。 今をときめく役者たちのリストがあったり、テーマごとにまとめた映画のリストも有り、チラ見するのも楽しい。 どんな趣味でも、嗜むのに心理的なハードルを下げて接し続けられるって大事なポイントだもんね。いかに楽しむかって考えること自体のパワーを感じさせられた。
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サブスクに観たい映画多すぎて、結局、観ない夜ありすぎ
生活・実用書「サブスクに観たい映画多すぎて、結局、観ない夜ありすぎ」のあらすじ、最新情報をKADOKAWA公式サイトより。「今日これ観よう」が決まる新時代の映画案内!
https://www.kadokawa.co.jp/product/322202000787/
4 months ago
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ブラッドリー・L・ギャレット『「立入禁止」をゆく」青土社
www.seidosha.co.jp/book/index.p...
都市において、人が入っていい場所は限られている。公園や商業施設はOKでも、工事現場や変電設備、水道施設はNG。だって危ないもんね それって都市の管理者側の建前なんじゃね? という疑問を抱いた著者が高層ビルに廃工場、地下の下水道など片っ端から「立入禁止」を破りまくった 体験記。 10年ぶりに再読。多くの人が都市に住む現代社会において心身の、学問の「自由」とは何か身を持って試す著者の姿勢に圧倒される。ようやく感想を言えたわ。
@libro.bsky.social
4 months ago
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L・D・レノルズ、N・G・ウィルソン『古典の継承者たち』筑摩書房 現在我々が触れられる古代ギリシャ・ラテン語の本ってどこから来たの?という疑問に真正面から答えてくれる1冊。包括的で面白い。 書物の歴史、ラテン語とキリスト教の関係、ギリシャ語の歴史を織り交ぜて、どうやって原本が写本となり、写本に注釈が加わり印刷されて今日の形になったかを実に活き活きと語ってくれる。 ただし、この本名詞の量がエグいのでそこはご覚悟を。地名、人名、書籍名、固有名詞、ありとあらゆるラテン語・ギリシャ語の名詞が降り注ぐので目眩がしたら、各章の頭だけ読みつなぐでもいいと思う。
@libro.bsky.social
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『古典の継承者たち』L.D.レノルズ|筑摩書房
筑摩書房『古典の継承者たち』の書誌情報
https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480511836/
4 months ago
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