でも楽しくなってきたぞ

プラキットでAA型セダンとAB型フェートンを作り分ける場合、ボディ、フロントグリル、ウィンドシールド、フロア(がシャシー裏面を兼ねる)、メーターパネル、ドア内張り、シート、ソフトトップを新規部品で作る必要がある そりゃバリエーション展開出ませんわ！　ハハハ！！

タミヤがAA型/AB型を1/24と1/35で4作揃い踏みさせなかった理由が分かった ラダーフレームとホイール、バンパーと運転席周りのレバーくらいしか共用できるのがないからですね

とりあえずボディは仕上げよう

ホイールベースが同じでタイヤハウスも同じ、でも色々と違う……　とりあえず手持ちのものでどうにかするしか

まさかと思ってシャシー裏を確認したら、AA型セダンとAB型フェートンで違うじゃないですか！！　繊細な箇所じゃぞ！！ でも挑む

プレリュードのウドの部分

黄色がかってる箇所がシアノン。これほどの傾斜であってるかは分からないがこれで行きます チューニング派はこの量を遥かに上回るエポパテとポリパテを持って美しく仕上げるんですよね……　凄えよなぁ……

1/32楽プラ用の現行車ドアミラーを使えば、1/24の小ぶりな輸出用ミラーを表現できるのでは？　と思いついた 思いついただけ

120番ペーパーで盛大にシアノンを削ったのだけど、いつも来るくしゃみの酷い発作が今回は抑えめ SSPの粉(おそらくマイクロバルーン:ポリスチレンの微小ビーズ)がいけないのか？

AA型セダンとAB型フェートンではドアハンドルの位置が異なり、またレインドリップモールもない。 ドアハンドルを取り付ける穴をシアノンで埋め、レインドリップモールごと120→240→400→600→1000番ペーパーで均した。レインドリップモールはラッカーパテでもいいかもしれないが、塗り直しに備えなるべく使わない

機能上の詳細は不明だが、ボンネット直後にある短いモールがAB型フェートンでは取り外される。少なくともトヨタ所蔵や法政大学所有時はそうらしい。 ナイフとペーパーで綺麗に均した。

スリットの抜けたメッキパーツやボディパネルの加工などかなり困難だと思われましたが、パテと鋸の進化により難所をわずか3日で攻略。スペアタイヤのパッチワークはよく思いついたなと…… 「鋸を入れてしまったのだからとりあえず前進してしまえ」としたらここまで来ました。向こう見ずは美徳です！

テープで固く巻いたところはバッチリ曲げ癖がついた。備忘録として、切断面の前の外板(サイドパネル)の幅より1mm狭くなるよう曲げて一晩経ったところちょうど良くなった。 純シアノンを大量に流し込んで固めて、リアビューもだいぶ形になった。

塗料千夜一夜(nippperのバントウ先生記事)に「色名ライトカーキ、つまり軍用色という思い込み」と記述されるように、「1945年以前の機械、つまりジオラマの題材であり1/35スケールという思い込み」はある気がする

黎明期ダットサンも欲しいですわよ

「1/35にしかないけど1/24や1/25に欲しい！」という車ってこちらblueskyではどういうのがあるでしょうか 1/43のみあるのはそれこそ唸るほどあるけどそれは置いといて……

AA型の窓枠を除去するとプラが足りなくなるので、シアノンで伸長してAB型の形にした。 ここはメーターパネルの合わせと直結するところなので裏打ちのプラ板を使ってない。そのため強度が落ちるが、何度も仮組みをする箇所でもあり強度が求められるので、SSPの粉を混ぜずに純シアノンにして強度を少しでも稼いだ。

フロントガラス窓枠やAピラーの反り返りを均す。かなり削り込むのですぐ前にある四角形のスジ彫りを消す恐れがあるため、まずそれをスジ彫りカーバイドで深く彫り込んだ。 次に製本テープでボンネットを保護。結構な厚みがあるのでリューターでざっくり落としたあと120番ペーパーで形状出しをしたあと、240→400→600→1000番ペーパーで整えた。

DRaG'ON of the YeaR~Quarter mile Special group build 2025~ レギュレーションはドラッグマシンであること、その1点。ギャサーやスーパーストックからファニーカーやトップフューエルまでなんでもあり。3in1キットのドラッグ仕様歓迎。複数エントリー歓迎。 2025年1月1日より製作開始。 12月24日~12月31日エリミネーション•ウイーク:完成写真アップ解禁。（製作過程のアップは随時可） 12月31日ゴール。 クリスマスツリーが点るその日まで、魂の1台を組み上げろ！ #D.O.Y.25 #d.o.y.25

AB型フェートンは小さな1/35MMで見慣れていますが、元々が大型セダンだったAA型を改造したものなので1/24だと写真の印象よりずっと大きいです。バンパーを除けばBCレガシィくらい。 そしてこれでまだタイヤを付けてないので、実際はもっと高くなります。 モノコックボディや独立懸架の開発やそれによる低床化、ヘッドライトの一体化によるデザイン範囲の拡大、シートベルトやミラーなど保安部品の厳格化、まだ搭載できないトランクルーム、ぶつけること前提の設計から空力と安全性と保険会社の兼ね合いを含んだものになるバンパー。1/24で楽しむ車の設計の歴史……

間隔を保持するプラ材は0.5mm厚プラ板にして、溶剤系ではなく強力な瞬間接着剤(セメダイン3000ゴールドゼリー状)で固めた。 かつ、テール上端をテープで固く巻いて曲げ癖をつける(サイドパネルの面に一致させる)ことを試みる。上手くいくかは……わからない

スペアタイヤはAA型セダンよりかなり下側に移動する。 ・スペアタイヤ取り付け基部を上下+4mm 、左右+6mmに切り取る。下側の加工の余裕とペーパーのかけやすさからこの寸法になった。かつその下側6.5mm幅の箇所も切り取る。 ・切り取ったところ。6.5mm幅のプラ材もとっておく。 ・切り取った部分の上下を入れ替えて、プラ板で裏打ちして接着。それぞれが適切にカーブしてるのでパテ埋め後に削り出す負担が減る。 ・仕上がり。 テール造形としてパテ盛りを使うとスチロールの加工性＆作業性が損なわれるので、その点でもテールの切り立ちは曲げで仕上げたかったのです

AB型のテールはAA型より切り立っている。滑らかなパテ造形があまり得意ではないので一工夫。 テール下側まで走るサイドモールがあるが、この前側にスジ彫りカーバイドとエッチング鋸を入れる。このとき下端を切り離さない。 これを少し引き倒し、切り口にプラ板を挟んで様子見。正直カーブがあまり合ってないが、今日はここまで

セダンとして仕上げる道を断ち、あとは完成させるか力尽きるかのみ 車は屋根がないことが当たり前だった時代……からはだいぶ後年だけど、それでもこの形の4シーターオープンは当時の車がどんな立ち位置かを想像させる 同時に、サラエボ事件から20年経つのに軍将校が乗るには不用心ではと思うが……その辺りも調べ物の甲斐がありそう

いざ屋根切り。もちろん初めてです ・側面は、窓ガラス下端と下側レインドリップモールの中間くらい。スジ彫りカーバイドで深く彫り込み、貫通寸前でハイパーカットソーを入れた。 ・前端は前ドアの継ぎ目の延長線上だが、ここはおそらく後でパテで整える。 ・後端はまだ不確定な要素が多いので、再度切ることを前提にリアガラス下端くらいにして加工の余裕を持たせた。 ・切り落とすルーフについているヒンジは、よく切れる刃物で切り離して大切に保管。

・0.5mm厚プラ板に2.0mmの穴を開け、それからアーモンド型に整えた。縦5.5mm×横3.5mmくらい。 ・中央縦バーの下側5.5mmを切り落とし、そこにプラ材を接着。ABS樹脂のためスチロール用接着剤は効かないので、シアノンで留めた。かつ、中央縦バーとの継ぎ目もシアノン埋め→ヤスリで平滑に。 ・元のメッキは活かしたいため、外側をマスキングしてGGXホワイトを吹き、乾燥させてウレヒーローのメッキシルバーを吹き付け。 ∩ﾟ∀ﾟ))　AB型フロントグリル完成です！ 「メッキがけのABS樹脂だし、丸々3Dプリント置き換え……？」と気が重くなってましたが、ダメ元でやったら大成功。案ずるより産むが易し

フロントグリルの加工。 ・まず、下段の縦スリット4本をエッチング鋸で繋げた。ABS樹脂製で強靭なので意外と粘るが、それでも一切力を入れず金属の硬さのみで切削。ハセガワ製の直角三角形のものが極細の先端で適していた。 ・無事に縦スリットを繋げられた(画像3枚目) ・スリットの隙間に600番ペーパーを通して波打ちを整える。これも力を入れず、ペーパーの砥粒をかすらせるくらい。何十分かかっても部品を折るよりマシ

AB型フェートンを作るにあたり最も難しそうなフロントグリルを済ませることにした。 ・AA型は下段に六角形オーナメントが入る。 ・AB型はアーモンド型で丸穴がある。かつ、それがAA型より下にある。 ・軍に納品されたABR型でも同様。 ・ただし、詳細は不明だが広報写真らしきものにAB型ボディにAA用グリルが装備されているものがある。フロントフェンダー上の装飾(放熱孔？)など各部が異なるため、同型車かもわからなかった。

あっ　ヤバいなこれ全然違うな(絶望) でも前進だ

冬の展示会のお題「オープンカー」のキット、到着しました。 屋根切りしてAB型フェートンに挑みます。私の腕だと正直完成させることも怪しいですが、挑戦の過程に価値があるので勇気を出して行きます。 少なくともSAデイトナスタイルのインテリアはキッチリ固定してから……と思いましたがちょっとずつ進めないと間に合わないかも

んんー エルガイムカラーだとちょっと色が濃い気がする　　ダグラムカラーをもう一度調べよう

次回の展示会に向けてキットの注文をしたあと、それに塗るべき塗料を調べる 見たところダグラムカラーとエルガイムカラーが光沢で良さげなのがあったので入手。バーチャロン/ボトムズ/ダグラムカラーは美プラの民とアメリカンカープラモの民に愛好されてるが、エルガイムカラーはあまり見たことないかも　　まずはやってみましょ

ただいま帰宅しました！ 年頭の冬に欠席したため1年ぶりの展示でした。前回お披露目できなかったパトカーも晴れの舞台に出せて感無量。 今回も緊張しながらの参加でしたが、素晴らしい作品と製作者に会えて素晴らしい1日でした。ゆっくり写真を見ながら思い返そうと思います。

会場入りました！ この名札で入っております。

明後日の20日(土)のオートモデラーズウィークエンドには、お題「ロータリー」に合わせてハセガワSA22Cノーマル11台とフジミFC3S、製作中のデイトナスタイルSA22Cを持っていきます。 他の方の展示もありますので、11台全てはちょっと載らないかも……　その時は分けて展示します。

助手席シートを外してるので、開口面積の大きいSA22Cだとペダルまで見えるのです。 ∩ﾟ∀ﾟ))　こだわって良かった！

色々決まらないことはありますが、ひとまずオートモデラーズウィークエンドはこの仮組みで持っていきます。 レーシングにせよチューニングにせよ猛者が集まるので滅茶苦茶ビビっております。同時に他の人のもたくさん見てきて学んできます。5時間で見学足りるかな……

サイドブレーキは後期用を使うつもり……　なのだけどグループB用の車両にあるブーツを外した剥き出しのもの、というとても格好いいのを見たので思案中。

仮置き。 ∩ﾟ∀ﾟ))　いいんじゃないでしょうか！(無知ゆえの自信)

「何か物足りないな」と考えてたが、IMSAは6連メーターのダッシュボードだったので追加メーターが足りないと判断。 輪切りにしたランナーと0.5mm厚プラ板の小片を接着して、黒く塗ったあとにアオシマ1/32楽プラ(ハコスカ)のシールを貼って自作した。機能をぴったり表したシールではないけど、十分

効率化をひとつ見つけたので導入。 助手席スピーカーのスミ入れや、エアコン吹き出し口や運転席スイッチの部分塗装を水性ウェザリングペイントのベーシックブラックに置き換えた。原液筆塗りでも極めて速乾かつ水で拭き取れるため作業性抜群、完成後はボディとガラスの奥なので指触の弱さも気にならない。

シフトレバーは、虫ピンの頭に2液エポキシを盛って球状にしたもの。本物の金属で質感良し、強度良し、塗り分けの手間要らずで良しと良いことずくめ シフトブーツ側はドリルで貫通させて差し込めるようにし、裏側にプラ板の小片を貼ってストッパーに

カーゴルームもドンガラにしたいところだけど、あまりにも大変で完成しなくなるので今回はそのまま。サーキットまでの道中は資材を積み、レース中は取り外すということで…… 塗装はベルトがC92セミグロスブラック、底面がボーンペイントのファブリックブラック。ファブリックカラーやベルベットカラーは荒いつや消しメタリックを布地と表現してるので、手元で色々つや消しメタリックを実験してもいいかもしれない

オーディオパネルは一部を開口。タイムアタックするなら外すかなと…… 本当はダッシュボードも交換したいところだけど、左ハンドル用のものを参考に3Dデータを起こすにも色々大変なのでその辺りは週末の展示を越えてから考えます

ステアリングはフジミ共通ランナーから。C92セミグロスブラックを塗り、ホーンボタンを避けて水性ホビーカラーのスーパーファインシルバーを筆塗り。 そのままだとレバーから近すぎるので、ステアリングは2mmドリルで揉んだ後2mm径プラ棒を差して足をつけ、コラムにはウェーブ4.0mm肉厚プラパイプのスペーサーを接着して強固に接着できるようにした。

シートベルトは、ユザワヤで販売されている2mm幅サテンリボンを使用。店頭に限らずオンラインでも買える。キャラクターぬい自作に使われるんだとか。ありがたく使います レース向けの原色どころか、難しい色調のオーカーやブラウンまで揃う。ノーマルでも使い出がありそうと判断して幾つかを買っている

四点式シートベルトを作るのが初めてなので、当然ながら四点式用のキャッチを貼り合わせるのは初めて

なんだかお気に入りの1台に仕上がりそうな予感！ 自作したドンガラのドアパネルも気に入ってるけど、工夫して仕上げたフジミのバケットシートが良い迫力をしている。気を抜かずに行きましょう

ボディカラーと内装色は、ガイアカラーから時々販売されるメタリックプリズムアズライトルビー。正対すると青紫に、斜めから見ると赤紫になる偏光塗料。 待ち望んでいるBCNR33決定版に備えて温存してたものだが、オンラインやイベント行けば手に入るので使用。高いのでこぼさないように……