生涯を通して何かと理不尽な目に遭う
キノドクマンボウという魚がいる。
その種類の魚はカラダの割に脳みそが小さくてあまり賢くないのだけども、その種の中でもとりわけ賢い個体には共通した性格がある。
それは「どんな環境でなら理不尽な目に遭ってもいいか」を考えて棲家を選ぶということ。
なので、キノドクマンボウには熱帯の浅瀬に棲むものもいれば、凍てつくような深海に棲むものもいるわけだけども、それらはみな「理不尽な目に遭いながらも生き延びた優秀な個体、ということである。
無条件に理不尽を避けつづけたキノドクマンボウは、大抵感染症か時化による座礁で⚪︎んでしまうので、この世には残っていない。
24 days ago