廃道にて昔は段々畑があったであろう土地に木が生い茂っていたり侵食が進んで膝が埋まるほど深くなった轍に落ち葉が溜まっておよそ道の形を成していないところなんかをしばらく歩きながらかつて人の手が加わって出来た地形に喜びを感じて、でもそれが廃れて何十年経っているんだろうと考えて物悲しくなるというのをループを繰り返しながら散歩することを趣味としていた時期がある。誰もいなくて、雑木林で木が鳴る音だけの場所。だんだん寂しくなっていくけど人家のある場所に戻ってきたとき「自分の周りって贅沢なんだな」って日々の暮らしが愛おしくなるから楽しい。
5 days ago