ベトナムのポップストップ40を聴くとこの前の訪越を強烈に思い出す。
笠と天秤とアオザイ、水牛に田園のベトナムだけを見たかったわけではなかった。渦巻くスクーターの交通だけでもない。都会のルーフトップでクラブミュージックに体を預ける若者たちだけを見たいわけでもなかった。それらが分断せず混在した状態、それを見たかった。
仕入れた豚を一頭、早朝の路上で手際よく部位ごとに切り分けて商売の準備をする人。その隣で学生たちが昼食のバインミーを買おうと列をなす。さらに隣は金ダライやほうきを並べた雑貨屋だ。店員は客の呼び込みもせず椅子に座り、スマートレジの隣に並べたコンピューターからトップ40を掛け流していた。
about 2 months ago