トマス・レヴェンソン『ニュートンと贋金づくり』読。
自然科学の偉業を成したあと、ニュートンは何をしていたか。造幣局の監事を任されたんですって。で、作業をすごい効率化して、贋金の捜査もしたんですって。で、贋金犯の中に天才的な悪党がいて、熾烈な頭脳戦を繰り広げたんですって。いくら何でも嘘すぎるだろ、と思いきや、本当なんですって。記録もいっぱいあるんですって。
というわけで、偉人の知られざる一時期に迫るノンフィクション。探偵ニュートンの捜査法は「容疑者の周囲の人間と面会しまくりコツコツ証言を集める」こと。確信が持てるまでは動かない。まさに科学の手法。
3 days ago