夏になると思い出すことがあって、父が家を出て行って家族が最悪のピンチを迎えていた小学生の頃に母親が「こんな怠けきった状態では家が破綻してしまう。明日から家族全員でマラソンを始めます!」と宣言し母と姉2人と自分で強制的に近所の自衛隊駐屯地の外周を走らされた。母は走りながら原因である父に対しての呪詛の言葉を吐き続けていた。小学生だった自分には、なんで走ってんのかも、母親の呪詛の言葉も、涙を浮かべた姉達の苦悶の表情も、怪獣みたいな顔も何もかも理解できなかった。かといって今だから理解できるとは思えない。今度家族が揃った時にアレは何だったのか聞いてみようと思ってる。
8 days ago