久々に『アメリカン・サイコ』読んでて思ったが、「これを現代でやったらFacebookやInstagramで「完璧な自分」を演出し続ける男になる訳か。だからまだ読まれてるのか」と納得する。

大体の左派の主張は「共同体は安定した水と電力を寄越せ」で、ジジェクなんかは「それが実現出来るのは官僚政治だけだ。今日、必要なのは優秀な官僚組織だ」と主張してそれを実践してる中国に文句つけながら好意的な訳だが、友人が「スロヴェニア(ジジェクの出身地)もそういう国なんじゃないすか」と言ってて「でしょうね」と同意する。

『ウェンズデー』のS2を二周目でボーッと流し見してるんだが、S1で言われてた「ウェンズデーってキャラクターを詳しく観たいのに、これミステリー要素いる？」っていう点が綺麗に整理されてる。ハリー・ポッターが最初の方は話の構成しっかりしてたのはミステリー要素で読者の興味を引っ張っていっていたからだったのをウェンズデー観てると思い出す。ハリーは作者の学生時代の記憶みたいなのが露骨に反映されていって着いていけなくなったが(露骨に作品内で親世代の記憶が現在の主人公達にフィードバックされて過去の行動の是非を問うのが主流になっていく)、ウェンズデーはそういう方向を慎重に回避してる痕跡が見えるし健全に感じる。

大体、サッチャー見ればどういう風になるのかは予想がつく。

マーベルゾンーズがグリーンランタンみたいな終わる方したな。

来てたし。久々に観るか。 www.netflix.com/jp/title/600...

「仕事終わりと休日の過ごし方は酒、ギャンブル、女、タバコを吸いまくる、仕事上で命を落とす可能性大、家族無し、稼ぎは良いが45年で定年を迎えるがそこまで長生き出来ないと貯金はそれほど無い」って原作ボンドを見てるとこの人は深刻なPTSDを患ってるのでは、とか考えてしまう。サンダーボール冒頭でも医者に「かなり危うい状態だから前線に立たせるな」と警告受けてたのをMが握り潰してたが、まぁ今の目線から見るとあんまり憧れる生き方では無い。

どうでもいいが「007苦手」とかMGS3でビッグボスは言ってたが、『ドクター・ノオ』を観るとスネークの台詞の端々にボンドからインスパイアされて決め台詞言ってる様にしか見えない。

チャットgpt君に「こういう小説が読みたい」と色々伝えて、色々吐き出してくれるが油断すると直ぐに同じ繰り返しになるので適度に介入しながら一緒に考えてるけど「なんか状況分析に始終して大きなアクションが起きねぇな」となる。ピエール・バイヤールックの言う「内なる図書館」をAIなら好きに吐き出せると思ってたが、具体的な文章を打ち込まないと反応は芳しく無いのでやっぱインプットって大事という穏当な結論が出てくる。アクションが無いから退屈なのかと小学生向けの感覚を取り戻すべく『ムーンレイカー』久々に再読中。その流れでコネリーボンド映画を観てる。

チャットgpt君と「これこれこういう設定でこういう展開で進行して行ったら？」と小説風に会話を重ねていったらどんどん辛気臭くなっていき、思い切りで何か重大事件ぶっこまないと袋小路のままエンディングになるというサウンドノベルやってる気分になる。

延々と自分と会話してる感じがする。

この本のスティーブ・ジョブズと実際に一緒に仕事してた人がジョブズについて書いてるんだが、もう具体的に何やってたの話が全部凄まじい。パワハラの連続。「頭良いけどあんまり関わりたくない」とジョブズのエピソード語る時に著者が必ず言ってて笑うより「大変だったね」と気の毒になってくる。 a.co/hWl18ud

チャットgpt君にどんなこと聞いたら削除されるのかと思い“イラクとか中東で自爆テロをやるのは全部若い人達ですね。日本でも第二次世界大戦のとき、零戦で敵地に突っ込んでいったのは若い人でした。イスラム社会は出生率がすごく高くて若い人が多い。今後何十年かイスラム圏が不安定な状況が続く最大の原因は、やはり若者がたくさんいるっていうことではないかと、政治学者たちが十年くらい前に議論してましたが結論出ました？”と聞いたら削除された。当たり前か。

国家転覆って『戦争の犬たち』みたいにめっちゃ事前に準備して、しかも独裁国家みたいな権力が一極化してる政権相手以外でどうやるのかすんごい気になるんだが、何年か前にドイツでクーデター画策してた連中もなんか『戦争の犬たち』方式でやってて「いや仮に一時制圧成功したとして、そこから新体制移行とか成功すると思ってんの？」と気になってたんだが、具体的なプランってどう立てるんだろ。押井のパト2みたいな単に演出だけのクーデターとかなら納得出来るが、あんなんやっても国家転覆はしねぇぞ。

前から思ってるが、これ入力データ消えたらどうするの。

どうでもいいが今日行ってた演奏会と別ホールで合唱コンクールがあったらしく、帰り際に抱き合って泣いてる女学生やらが大勢居て勝ったんだろうか、負けたんだろうかなどとなる。

洋食屋さんで晩飯。着いてきてくれた友人達と飯食いながら「ああいう子達が演奏してるの見てると自分も頑張って演奏しようと思う」などとダベる。

バイオリンの講師に誘われ西宮に遠征して聴いてきた。生オケなんて十数年振りじゃないか。ヴィヴァルディのソリスト二人が大変良かったが、技術的にやっぱ凄いなと思ったのは団長さんだった。当たり前だが少年少女の音を圧倒している。目立たないようにしてたけど圧が凄い。

吉本隆明氏曰く「わたしはかつて戦争期に＜勇気＞と＜健康＞と＜献身＞と＜男らしさ＞に溢れたかっこのいい特攻少年航空兵や軍人や兵士たちの自己犠牲の単純さや、率直さを眼前にして、固く身を構えてその抗し難い魅力にひそかに暗い混迷の思想を胸の中に握りしめてたとおなじ思いにさらされて、感銘をうけた。」そうで、思いっきり特攻賛美な本作がヒットした理由を的確に表現している。エモーショナルなるな演出、自己犠牲で紡がれる希望という死に魅入られたキャラクター達、聴衆に訴え掛ける感動的な演奏、そしてこれを観て涙を流す観客。あらゆる身分階級を越えてイデオロギーによって結ばれた共同幻想論をアート化すればこうなるだろう。

友人に勧められて『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』を先日観て「良い出来だ」と感心し、元になった30分版を観てたが、やっぱこの劇場版は二時間じゃなく90分くらいで納めた方がスッキリした感じがある。見せ場になってる一人称カメラの長回しが非常に効果的なんだが、単純に観ていてしんどい。『クローバーフィールド』の一作目を劇場で観た時、画面酔いして吐きそうになった事あるが一人称視点というのは映像としての魅力を出しづらい。常に頭を押さえつけられて「これを見ろ！」と強制されているような締め付けをどうしても感じる。相当の計算をして画面を構築されても眠くなる。

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社内面接を受ける事になって予行演習で人事の人と喋ってたんだが、練習前に「考えて来た模範解答を述べるのではなく、会話ということを意識して的確に意思のやり取りをして下さい」と言われてその通りにしたら「平易な言葉でこちらの意思を汲み取って答えてくれるのは分かりますが、もう少し優等生の回答をお願いしたい。個人として仰る事は理解出来るが、組織の人間としては良い顔は出来ない」と終わった後に言われる。「猫被るようにします」とは言ったが、自分は犬派。

筒井康隆が日航機墜落事故の報道でマスコミが遺族に突撃して「お子さん、可愛かったでしょうね」とか無神経な事言いまくってカメラの前で泣かせたり、事故現場にズカズカ入り込んで「現場の様子はどうですか」と振られたリポーターが「焼肉のようなにおいがします」とかオブラートなしの表現になってた事に激怒してたが、日本テレビの福留功男が阪神淡路大震災の直後に崩壊した長田に乗り込んできて潰れた家の前で呆然としてる女性に「家の中に誰かいらっしゃたんですか。生きてると思いますか」とか聞いてる映像見た時に筒井さんの激怒に深く共感出来た。マスコミに限った話じゃないがああいう人の心が無い対応取れる奴は人間として見れない。

広陵高校の件、集団暴行された息子さんへの復讐として今の騒動は完璧に遂行されたと思うが、冗談抜きで自殺者出そうな勢いのバッシングを見ると、最初にきちんとした対応取ってればなぁとはやっぱり思う。無抵抗な相手をリンチなんて最低な事したら「じゃあお前も同じ事されても文句ないよな」と第三者から叩かれまくるのを防止する意味でも周知される形での厳罰与えときゃ良かったのに。

佐藤友哉の『フリッカー式』に「さくら本が〜」「昨日は観鈴で明日はマルチだよ」とかセリフで出て来たのがマジで意味が分かんなくて、本を貸してくれた友達に「さくら本って何？観鈴って誰？マルチってどういうこと？」と聞いたら「CCさくらの同人誌、観鈴はair、マルチはトゥーハート、それくらい分かれよ」と食い気味に言われた。「CCさくら以外分かんねぇよ」と当時返したが今でも他二つが分からない。

「診察されなければ病気じゃない」とか上司がほざいて無理矢理出社した結果、事務所でゴホゴホいってる奴が増えてる。だから就職氷河期で社畜根性叩き込まれた奴とは一緒に働きたくないんだ。(偏見

原爆投下後のアメリカの反応は「あれが平和をもたらした記念に切手にしよう」とかがよく言われてるが、もうちょっと詳しいものを見ると確かに最初は「これで戦争が終わった」というポジティブな報道だったが、被害の実態が報道され始めると「流石にやり過ぎではないか」となってたりもする。広島で野球が盛んになったのもアメリカから来た原爆被害の支援者が「外で楽しめるスポーツを」と野球広めたのもあるだろうし、被害者救済以外でも人体への影響からどこまで経ったら人が住めるようになるかみたいに相当な興味を持たれていた事が分かる。でも冷戦始まってああなっちゃった辺りに、なんかもうねとなる。

先月、数年単位で久々に会った方々と話してた時に「君、かなりガタイがデカくなったね」と言われ「最低30分ってルールで無理矢理週五でジム行ってたらこんな感じになりました」とか色々言ってたら「三島由紀夫って鍛えてはいるけど、なんかヒョロいんだよね。あんなんじゃダメだよ」とさる方が言ったんだが「あの人は美輪明宏と踊ってる時に身体ポンポンされて“パッド、パッド。貧相な身体ね」って言われたのが悔しくて筋トレ始めたので」と説明したら「それは可哀想だよね」とか三島ディスが始まった。まぁそれは良いんだが美輪明宏に「もっと体鍛えなさい」って言われるのはご褒美じゃないか。俺が言われたら奮起してガチでメニュー組むぞ。

日差しが強すぎるとなんか暗く感じるのだが、眩し過ぎて目がフィルムみたいに感光で常に薄ら景色が焼き付いてる感じがする。多分違うがサングラスってこういう時にかけるもんなのかとか思ってしまう。

でも「撮影が良かった(他に褒めるところがない映画を褒める最悪の評価)」ってここ最近のインディーズ系邦画観てるとやっぱ重要だと思う。あまり金かけてなさそうな小規模の邦画やドラマのクオリティが急激に上がってるのって撮影の技術進化に起因してるの大きいんじゃないか。以前だったら「もうちょっと金掛けられればなぁ」とビデオ撮りで冷めてしまうような映像がここ数年に起きた技術的な進歩で低コストでも凄い洗練されてバンバン映像化されてて嬉しい驚きがある。

美味そうだと思うし、実際美味いんだろうけど保存を第一に考えて発明された料理ばっかで塩をドバドバ使っててビビる。この時期で肉体労働者だったらそんなに悪い献立ではないかもしれんが、お年寄りがこんなの毎朝食ったら高血圧で危険だろう。厚生労働省が推奨してる塩分摂取量を朝だけで超過してんじゃないか。 youtu.be/Ipe5K1NUKP4?...

ネット怪談が同和問題をはじめとして女性蔑視や外国人差別を助長すると言われてるけど、そのネット怪談の元ネタになった角川ホラー文庫がどんだけその辺をネタにしまくってたのを考えると「そりゃそうだろ」となる。怪談というのは基本的に公的な日本語からは抹消された何かが漏れ出たものだ。それを言い表す言葉が公式の日本語に無い以上、差別表現になっても何の不思議もない。鈴木光司だって『リング』や『らせん』の天然痘患者の扱いやら解剖医を「切り裂き魔」呼ばわりしてるの、あれ部落問題を考慮したら「なんでそんな酷いことヘラヘラ笑いながら書けるの」と気分悪くなる。で、それらは怪談が語られなければ存在しないのか。んな訳ない。

沖縄ホラーの続きを観てたが因縁の場所が「感染症で集団火葬した村がある」とか集団での火葬が悲惨な記憶として継承されてるのにハッとなる。韓国映画でもホラーだと馬鹿なYouTuberが突撃する心霊スポットや、『バーニング』に出てくる謎の金持ちが見つめる先が38度線の向こう側だったりするのと似た気配がする。登場人物がみんな沖縄訛りで喋ってる中で、幽霊に取り憑かれると急にわざとらしいほど綺麗な標準語になるとかも興味深い。朧げに何が禁忌なのかは見えるが、それを語る言葉を内地の人間は持っていない。だから“怪”談になるのだろう。 youtu.be/t_AAwWLm9sQ?...

ガンダムW最終回、地球に落下する隕石を軌道上で一緒に落ちながら命懸けで狙撃して破壊し生還する主人公に向けて仲間の一人であるカトルが言った迷言「今わかりました。宇宙の心は彼だったんですね」の意味が視聴者の誰にも分かんなくてカトル君は電波キャラとして語り継がれていく事になった訳だが「今わかりました。(指導者ヒイロ・ユイが提唱した理想の人類としての姿である)宇宙の心は彼だったんですね」とこの動画で解説されて「あぁあれそういう意味だったんだ」とやっと分かった。後付けなのか設定はあったけど本編で出せなかったのか知らんがアレじゃわかんねぇよ。 youtu.be/u--Hz6eknLM?...

ガンダムW主人公の一人、張五飛(チャン・ウーフェイ)は中国ネイティブにとってあり得そうな名前かと話し合ってるんだが「名前に数字つけるって事がまず無い。一番になって欲しいからって事で一つけるとかならあるけど五だぜ。意味わからない」とばっさりやられてるが、日本だとゴロウさんは普通にいるからあんまり違和感は無い。振り仮名っていう日本語のクソややこしい文法がないから当て字感覚で数字入りの名前はありなのかも。とか考えてたが手塚治虫の漫画読んでてた時に手塚治虫キャラの間久部緑郎捩った奴に「なんで六郎なんだ？」とか疑問になってたな。

AIの話を友達としてた時「ゼロだと俺に何も言ってくれない」というヒイロの台詞を捩ってきたんだが「ヒイロはもうこれ以上戦わずに平和を掴む道を探してるのに、ゼロシステムは敵を殲滅して戦闘を終わらせる選択肢を延々提示してるので“そういう事聞いてんじゃねぇよ！”とキレてる」と返事したら「あれそういう意味で言ってたんだ」となんか納得された。今思うとゼロシステムって実に雪風。(もしくはウルトロン) 戦略AIに平和を実現する方法聞いても応えてくれないだろうから聞く相手が間違ってるとも言える。

「ホラーを楽しむ奴は人の不幸を喜ぶ事じゃないか」って何か警句のように言われるんだが、Twitterの怨嗟の塗れた呪いの言葉を好んで見てるより、フィクションで純化された恐怖を探求してるものを観る方がまだ精神衛生に良いと思う。怨嗟を発する個人的な感情に同化する方がよほど人を害する。

沖縄のお化け屋敷企画と連動したホラードラマ、呪われた一軒家に関わってしまった人々に次々と怪異が襲い掛かるという『呪怨』スタイルで、怪奇現象のつるべ落とし連発。ために溜めてウワッと脅かすスタイルも嫌いではないが、群像劇の方が容赦無さが増す。第二章は「このドラマに出演したキャストやスタッフに怪現象が起きる」というモキュメンタリー形式で違和感なくドラマの中で死んじゃった役者さん達が再登場してくる。死んでも離してもらえない辺りが呪いっぽい。久々に当たりのホラー観れた。 youtu.be/SPyiSo4GoMw?...

全然分からない、って事は無いんだがこれ本編見た事ない人に通じる気がしない。「あぁ、あのシーンそういう意味か。本編だけじゃわかんねぇよ！」ってツッコミながら、ダイジェストでディオが本編の謎行動にツッコミ入れまくってる。まぁこの錯綜っぷりがガンダムWだよなぁと納得感はある。 youtu.be/0Dtvwc30RNw?...

ジム行き出して半年経つが筋肉ついてきたせいかひたすら腹減って仕方なかったので爆食いしてたら4キロ太ってしまった。あらかた基礎筋力は向上したので食欲落ち着いたからこれからは減量メインで行くか。疲れるの嫌なので有酸素運動一切してなかったがやっぱ走らなきゃダメかなぁ。

真っ昼間の熱にやられて全く鳴かない蝉も朝のまだ気温が上がりきってない時間は元気なので「蝉って涼しい時に鳴く虫」とか上書きされそう。

十年前に排外主義、LGBT弾圧、女性社会進出の減退を明確に主張して極右ポピュリストが政権取ったポーランドで何が起きたかと言うと、二人以上に子供いる世帯に制限無しで金配り貧困家庭では更に増額され、75歳以上の国民に医療品の無料化が実現されて、定年退職の年齢は引き下げられた。去年政権が親EU寄りに変わったが、相当苦戦しているし、この記事で書かれてる大統領選は極右の勝利で終わった。参政党のPRを見てた時、ポーランドとすげぇダブってたが本当に反緊縮で動くならうんざりするが長期化もあり得るんじゃないかとは思う。 www.jetro.go.jp/biz/arearepo...

『ドンキーコング　バナンザ』、システムの洗練されっぷりは他の追随を許さないんだけど、そこで描かれているのは旧態然とした、90年代頃のディズニーが最後にギリギリやってたオールドスタイルの冒険を描いていて、要するに「嘘でも良いから幸せで楽しい夢を見せるべきだ」というイメージが溢れている。それが任天堂の選択なんだろうなと思うと切なくもあるが、現実に比重を置いている現在のディズニー作品に比べて「こっちの方が良い」という気持ちに正直共感してしまうところはある。 youtu.be/h4EMnZ6nwh0?...

先週末から寝不足なのに寝付けない、身体が重い、頭痛、肩こりが酷いと体調不良続いて「これは夏バテか」とリンゴ酢飲みまくってゆっくりしてたら何とか回復。昨日は選挙行って友人と合流してグループメンバーだった故人の墓参り。山の霊園にあるのでヒイヒイ言いながら登る。有酸素運動をランニングマシーンではなく階段登りに切り替えるかを検討しながら線香あげてた。

ゴリラのドラミングはキングコングの影響か胸をどこどこ叩いて勇ましさをアピールするようなイメージが浸透してるが、実際は「ポコポコポコ」とめっちゃ可愛らしい音してる。てか自分の胸を力一杯叩いたら肋骨痛めるので、自然界の動物がキングコングみたいにドカドカ殴る訳がない。んだがインパクトがある為かこのイメージは消えないんだろうなと『ドンキーコング　バナンザ』でDKがドラミングしてるの観て思ったり。まぁカッコいいから良いんだけど、ドンキーもだいぶ可愛くリデザインされたのでポコポコドラミングも似合いそう。弱く見えるか。 youtube.com/shorts/MfkAi...

ちょっとなんか書いたらすぐ変なの寄って来るから選挙について書く気無くなってずいぶん経つけど、今の様子見るに死ぬまでそんな感じっぽい。

「この戦場に、もはや人間は、必要ない」のキャッチコピーで知られる『戦闘妖精・雪風』の作者、神林長平が書く『魂の駆動体』を読んでるわけだが、あらすじは自動車が完全にオートメーション化して人間の操作が不要になった未来で、クルマを運転できた最後の世代である主人公の爺さんが友達と一緒に自分だけのクルマを設計するっていうのが第一部なんだけど、「この道路に、もはや人間は、必要ない」ってキャッチコピーいけるなとかそんな事を考える。

本当に久々にただ楽しみたいだけの理由で本を読みたくなって『魂の駆動体』を再読している。これを初めて読んで感想を語り合った友達は死んでしまった。読み終わった後に何かを言い合える人の存在を永遠に失ったんだなと思いながら「孤独はどんな病よりも恐ろしい」と友人と語り合う主人公に頷いてしまう。

憎悪ってのは一度抱いたら中々消えないもの。憎悪抱いた理由が正しいとか間違ってるとか、善意悪意から来てるとか、第三者の関与有無とか、そういうの一切関係無く、一度芽生えた憎しみってのは簡単には消えない。憎悪を消せと言って消せるなら坊さんは修行なんぞしないで済む。俗世の衆生ならなおさら。

自分のテーマ曲と共に現れるヒーローってもう固定化して欲しい。リアリティ云々とかあるんだろうがテーマ曲ないと盛り上がらない。