大原の市街地を走り、バスはいすみ鉄道の踏切を渡ります。いすみ鉄道の線路が見えました。もう数ヶ月列車が走行していないため、レールは錆び付いていますね。一見すると問題がなさそうなレールですが、修復が必要な箇所が多数あり、運転再開まで数年かかる様です。

大原を発車します。このバスはこの先、国吉、大多喜、大多喜からの各駅に停車します。マイクロバスなので立ち席はNGです。車内には運転士さんの他に車掌役でしょうか？いすみ鉄道の方も乗務していますね。バスは大原駅を出ると、本来の停留所であるセブンイレブンの駐車場に停車しますね。

ここからは駅前に停車しているいすみ鉄道代行バスの上総中野行きで、終点の上総中野へ向かいます。車両は高崎交通のマイクロバスですね。通常代行バスは駅近くのセブンイレブン駐車場から発車しますが、このバスは駅ロータリーから乗車できます。なお、このバスは一部駅を通過する快速便です。

いすみ鉄道は脱線事故の影響で、全線でバス代行輸送を実施しています。ホームは立ち入り禁止になっていますが、いすみ350型が停車しています。真横まではいけませんが、ホーム入り口からは撮影しても良いそうです！NDCですが、全面のデザインはあえて国鉄型気動車風にした車両ですね。

ホームには名所案内があります。海水浴場が近いのですね。到着したホームから改札へは跨線橋で移動します。改札口の運賃表を見てみます。ここから短距離切符としては、山手線の東側の駅あたりまで買えるようです。なお、大都市近郊区間内なので、東京方面へ100キロを超える乗車でも途中下車不可です。

大原に到着しました。3番線に停車しましたね。この列車は9両編成であるため、先頭はホームの端の方に停車しましたね。最近は特急列車も5両程度が多く、普通列車は2両ワンマンが多いので、ここまで先頭が来る列車は少ないな…。列車が発車する際にMHを鳴らしてくれました！255系オリジナルMHです！

長者町を通過します。複線区間は当駅までで、これより先は単線となります。この先は御宿まで単線区間となります。さて、外房線は全区間が大都市近郊区間に指定されています。また、安房鴨川から先は房総半島を回る形で内房線が通っているため、この列車に特急券を買えば大回りで乗れます。

太東を通過します。次は長者町です。列車は複線区間に入り結構速度を出して運転していますね。この先は長者町まで複線区間が続きます。ちなみに、この区間は11両までの入線には対応している様です。なので、E235系1000番台の基本編成は入線できますね。ちなみに、太東には太平洋沿いに灯台があります。

東浪見を通過します。上総一ノ宮から先の区間は単線区間があります。なお、この辺りは単線と複線が入り混じり、当駅から先は複線区間になります。ちなみに、この区間では普通列車がワンマン運転を実施していますが、車内で運賃の精算等は行わない、相模線等と同じスタイルのワンマン運転です。

上総一ノ宮です。総武快速線や京葉線の電車が乗り入れてくるのは、基本的に当駅までです。この先の区間はE131系の普通列車が運行されています。以前はこの先の区間で209系が使用されていましたが、数年前にE131系のワンマンカーに置き換えられた上で、上総一ノ宮-木更津の通し運転が始まりました。

八積を通過します。次は上総一ノ宮です。さて、この区間は総武快速線と京葉線の快速列車が乗り入れて来ます。京葉線の列車は外房線内各駅に停車する列車もありますが、総武快速線の列車は外房線内で全列車が快速運転をしており、大網-上総一ノ宮と、終着駅の近くでは当駅を含め途中通過駅があります。

茂原です。次は上総一ノ宮に停車します。当駅では暴走特急向けのE257系500番台とすれ違いました。愛称はBOSO EXPRESSです。中央線向けの0番台とは異なり、5両モノクラス編成で、多客時に2編成連結します。なお、現在は一部編成が2500番台や5500番台に改造され、東海道線や高崎線などで活躍中です。

本納を通過します。次は新茂原です。向かい側のホームには209系8両が停車していますね。そういえば、209系は数年前に伊豆急行に譲渡され、アロハ電車として活躍していますが、あれ以降伊豆急に譲渡された209系は発生していませんね。8000系をまだ使用して、当面は209系を譲渡しないのかな…？

大網です。当駅は東金線乗り換え駅です。当駅の駅舎は、千葉駅の様にハの字を描く様な構造となっており、東金線ホームと外房線ホームは離れた場所にあります。ちなみに、東金線と外房線の線路は、駅の手前で接続されています。ちなみに、千葉方面発で当駅から東金線に入る列車もあります。

誉田を通過します。次は土気です。駅の手前ではE257系5両とすれ違いました。当駅では昔、真っ青な京葉線の201系電車が、連結作業をしていましたね。東京方面へ向かう列車が、当駅で連結して10両編成になっていました。今は京葉線には分割編成がありますが、今は分割併合運用はあるのかな？

列車は外房線に入り、鎌取を通過します。次は誉田です。駅の手前では京成千原線と交差します。この区間は複線化区間です。この区間は総武快速線からの直通列車のほかに、京葉線からの直通列車も運転されています。廃止される際に話題となった通勤快速も、この区間に直通する列車が

蘇我です。当駅からは外房線に入ります。次は大網に停車します。駅を出ると外房線と内房線が平面クロスしており、ダイヤモンドクロスの様に線路が交わっている箇所もあります。発車すると内房線の普通列車と大体同じタイミングで動き出しました。ほんの少しですが、並走しています。

千葉を発車します。次は蘇我に停車します。千葉を発車するとギネス世界記録に認定された懸垂式モノレール、千葉都市モノレールの下を潜り抜けます。そしてしばらく高架区間が続きます。また、千葉を出ると少しの間、京成線と並走します。千葉中央止まりの列車が折り返してる様子が見えますね。

客室端にある電光掲示板です。3色LEDで、停車中は現在停車している駅名や、車内禁煙、全車指定席について表示しています。臨時列車ですが、こちらも新宿わかしおの運用に対応しており、停車駅も正しく表示することができます。この車両がデビューした頃は、まだ喫煙車も珍しく無かったんだろうな。

千葉に到着しました。次は蘇我に停車します。隣のホームには、外房線内をこの先各駅に停車する、普通列車上総一ノ宮行きが停車しています。209系の8両編成ですね。向こうのホームにも内房線の普通列車が停車しており、あちらも209系8両です。昔は209系の10両運転といった運用もありましたね。

稲毛を通過します。次は千葉です。当駅は高架駅で、駅周辺で高架区間に入ります。この区間の総武快速線は、基本的に快速列車はE235系で運転されますが、千葉駅から幕張車両センターへの回送経路となっており、房総地区で活躍する209系の回送列車が、当駅を通過する姿をよく見かけます。

幕張車両センターを通過します。ここには総武快速線で使用するE235系の他、房総地区で活躍する209系も留置されています。構内にはちょうどB.B.BASEが留置されていますね。車内はボックスシートですが、枕が設置されているおそらくJR東日本でトップクラスに快適なボックスシートを搭載してる車両です。

津田沼を通過します。次は稲毛です。当駅を出ると幕張車両センターがあります。また、当駅は折り返し列車が設定されている駅の一つで、当駅から先の区間は列車の本数が減ります。ちょうど向かい側のホームにはE235系が停車しています。この列車が前方にいた為か、ここまでも比較的ゆっくり走りました。

船橋を発車します。さて、現在使用している座席の真下には電動台車があり、特急型にしてはよくインバータ音が聞こえます。この車両はデビュー時はGTOインバータを採用していましたが、2016年にIGBTインバータに交換されました。なお、4M5Tで、先頭車と編成の真ん中3両は付随車です。

船橋です。東武アーバンパークライン乗換駅です。反対側に東武線のホームがありますね。次は千葉に停車します。成田エクスプレスだと東京から成田空港までノンストップの列車も多いですが、この列車は総武快速線内も、特急にしては停車駅が多いですね。千葉発着の特急あずさと同じ停車パターンです。

西船橋を通過します。当駅は武蔵野線や東西線、東洋高速鉄道と総武緩行線が接続する駅です。朝夕の時間帯は津田沼発着の東西線直通の列車が運転されています。何気にここから東西線に乗った事ないかも…。駅には快速線のホーム用地があります。東葉高速鉄道は駅を出るとすぐにトンネルに入ります。

市川を通過します。次は船橋です。駅の手前では江戸川を渡ります。ここから千葉県に入ります。当駅の総武快速線ホームには待避設備があり、快速列車は後続の成田エクスプレスをよく通過待ちしていますね。なお、この列車は当駅で特に列車は追い越しません。上下本線の間に側線が設けられています。

新小岩を通過します。次は市川です。当駅からは貨物線の新金線が分岐しています。長年旅客化について議論がされていましたが、まさかのBRTに議論が決着しそうです。また、交通量が多い踏切は高架化ではなく、避ける形で一般道を通る様です。東京にもついに専用道を持つBRTが誕生しますね…。

錦糸町です。駅手前では緩行線から転線し総武快速線に入ります。平面交差で一度総武快速線の上り本線を逆走する形で走行します。ここから千葉まで総武快速線を走行します。当駅のそばには総武快速線の留置線が設置されています。255系定期運用があった頃には、ここに255系が留置される事もありました。

隅田川を渡り両国を通過します。次は錦糸町です。当駅はB.B.BASEの起点駅で、緩行線のホームから少し離れたところには、終端装置があるホームが設置されており、B.B.BASEはここから発着します。ちなみに、過去にはここから総武本線の駅へ新聞を輸送する新聞列車も運転されていました。

秋葉原を通過します。次は浅草橋です。駅の手前では有名な電気街を渡る鉄橋を通過します。電気街は反対側を中心に広がっており、こちら側は万世橋方面の様子が見えます。ただ、ちょうど対向列車が通過しており、よく見えませんね。当駅には軽量型のホームドアが設置されています。

御茶ノ水を通過します。当駅から先は総武線に入ります。駅の手前で緩行線側に転線します。ここから先は錦糸町の手前まで緩行線側を走行します。中央・総武線各駅停車の多くの駅にはホームドアが設置されており、JR東日本の特急ではまだまだ珍しい、ホームドアがあるホームを通過していきます。

ここで朝ごはんをいただきます。今回は牛タン弁当を頂きます。紐を引いて温めるタイプのものですが、小林のお弁当ではありません。中には塩竈の塩がついていますね。お弁当をテーブルの上に置くと結構ギリギリですね…。飲み物は別の所に置いてます。なお、ドリンクホルダーはありません。

新宿を発車します。次は錦糸町に停車します。最初は御茶ノ水手前まで中央快速線を走行します。千葉までは、千葉発着の特急あずさと同じ経路での運転です。さて、乗車している車両は電動車の7号車です。座席の真下には電動台車があり、結構モーターの音がよく聞こえます。1度機器更新がされました。

テーブルです。普通車のテーブルは背面テーブルではなくインアームテーブルです。前の座席に触る機会が少なくなる反面、大きさは小さめです。お弁当を置くとギリギリですね。この辺りは通勤利用が多く、比較的乗車時間も短い房総特急なので、普通車はこれ位のサイズで事足りると判断されたのかな…。

カーテンです。フリーストップ式です上下に上げ下げするタイプのものですね。特に模様はなく、閉めてても透けて外が見えます。頭上には読書灯があります。電球横にあるボタンを押すことでオンオフを制御できます。読書灯も最近の普通車にはない車両もあります。一方この車両にコンセントはありません。

座席に座りました。普通車ですがクッションが厚くフカフカです。また、最新の特急型の様に枕はありませんが、頭の部分はよりクッションが厚く、枕付きの座席とほぼ同等の快適さがあると思います。足元には簡易的なものですが足置きが設置されています。普通車の足置きは最近の特急にはありませんね。

デッキにはシャッターが降りている場所があります。ここは売店ではなく車内販売準備室です。なお、この列車では車内販売の営業はありません。比較的所要時間が短い房総特急でも、準備スペースが設置されるほど、昔は車内販売が盛んだったのですね…。これもまた、時代の変化を感じる設備です。

5号車には多目的室が設置されています。多目的室は客室内の一部スペースを使用しており、入り口も客室内にあります。ただ、完全個室で客室内から、多目的室の中は見えません。入り口横の座席は普通車ですが1列シートになっており、客室端の電光掲示板も少々手前に設置されています。

客室の前後には三色LEDの案内表示器があります。横には時計も設置されています。この雰囲気、平成レトロですね。最近の特急だと、客室前後に案内表示器はありますが、フルカラーLEDで、横で現在時刻も表示しない車両も多いです。号車表示は札を使用しています。こちらも全車指定に対応しています。

客室内です。今回は普通車を利用します。4列シートが並んでいます。シートカバーは普通列車グリーン車で使用されていものとほぼ同じですが、座席形状は最近の特急型車両とは全然違いますね。座席の上には読書灯があります。形がレトロですね。座席番号の上には運行情報サイトのQRコードがあります。

車内に入りました。デッキには荷物スペースがあります。小型のものと大型のものがあり、大型の物にはスキー板など、縦長の荷物も置けそうです。転倒防止用のバーがあります。また、デッキには列車編成表のステッカーが貼られています。グリーン車は4号車で、安房鴨川方の先頭車は9号車です。

側面の行き先表示は3色LEDです。ちゃんと新宿わかしおの運用に対応しています。また、房総特急は数年前に全席指定となりましたが、側面の行き先表示も対応しており、指定席と表示されていますね。なお、号数は記載されていません。また、E257系の様に号車番号も記載されていませんね。

ホームに降りるとすでに列車が入線していました。255系はグリーン車が連結されており、この列車でも営業するので発車案内にグリーン車マークがあります。ちなみに、この列車の後に新宿さざなみが走りますが、その列車はE257系で運転されます。ホームには255系の乗車案内を示す札がありますね。

おはようございます。2025.8.9です。今回は臨時列車新宿わかしお号で、いすみ鉄道等を巡ります。ちなみに、今回は波動用車両の255系運転による、新宿わかしおに乗車します。まずは始発駅の新宿からスタートです。新宿わかしおは御茶ノ水まで中央線を走るので、中央線のところに発車案内があります。

上信越の観光列車を巡る今回の旅はここまで、今回は観光列車激戦区の群馬、長野、新潟を中心に巡りました。改めてこの地域は観光列車が多い実感しました。中には旧型車両もあり、そろそろ置き換えの時期、今後どんな列車がデビューするか楽しみです！今回も撮影•応援にご協力ありがとうございました。

E5系とE6系を連結したやまびこ152号が到着しました。やまびこの運用なので、E5系とE6系、両方に自由席が設定されています。さて、E6系の置き換えとしてE11系の構想が発表されましたね。割と最近に出たと思ってたE6系も、デビューから10年以上が経ち、もう置き換えの話が出てくる時期なのですね…。

E5系とE6系を連結したやまびこ152号が到着しました。やまびこの運用なので、E5系とE6系、両方に自由席が設定されています。さて、E6系の置き換えとしてE11系の構想が発表されましたね。割と最近に出たと思ってたE6系も、デビューから10年以上が経ち、もう置き換えの話が出てくる時期なのですね…。

北陸新幹線のかがやき号金沢行きが発車します。北陸新幹線の最速達種別のかがやき号、敦賀延伸の際にみんな敦賀行きになるかと思いましたが、金沢行きも割と残りましたね。なお、はくたか号の敦賀行きもあります。新大阪まで伸びた際に、どれくらいの全線通しの列車が設定されるのか気になりますが。

乗車した3号車には公衆電話が昔あり、サービス終了の張り紙が今でもされていますね。さて、乗ってきた車両は折り返し、あさま627号長野行きとなります。一気に飛ばしてきた北陸新幹線を、今度は高崎から各駅に停車しながら進みます。なお、この列車は上越新幹線内では速達運転をしますね。