3.あれは慰めのキスだったの 「なあ、あれはどういう意味だったんだ？」 　じっと睨みつけながらそう言う⚔️屋に、わざと作った煽るような笑みの向こうに真実を隠す。こいつが何をいいたいのか百も承知の上で、そんな態度をとることぐらいしか俺に出来ることはなかった。 「『あれ』とは？」 「くそっ！あれだよあれ」 　たかが💋という言葉が口に出せない初心な態度に、ずくり、と胸の奥が疼いた。 「…悪いが、俺も忙しいんだ。言いたいことははっきり言え」 「……ちっ、お前絶対わかってんだろ。マジでそういうところは性格が悪いよな」 「失礼な。あれ、それでわかるほど、お前と深く付き合った覚えはねェよ」

2.背中にキス 　⚔️屋の身体は傷だらけだ。あんな捨て身の戦い方をすれば、さもありなん。呆れたことに、自分でつけた傷もあるらしい。処置も適当にしかしなかったのか、がたがたの縫い目の傷が残ってるのに、恋人としてより外科医として腹立たしくなる。俺が縫ったなら、跡一つ残さず消したのに… 「おい、擽ってェ…いい加減にしろ」 「もう少し…」 「ふふっ、傷に触るの好きだよなァ、お前。そういうの『ふぇち』っていうんだろ？」 　多分、自分の言ったこともちゃんとは理解していないんだろう。得意げにそういう口調がたどたどしいのに、んっ、と思わず声が上ずってしまった。 　どうしてこいつは、偶にこう可愛くなるんだ。

あ、今日からまた別の💋のお題です。 あと１０個あるんですが、ネタがつづくでしょうか…見守ってください。

1.キスをする前にしておきたいこと 「💋をする前にしておきたいことがある」 「……歯磨きか？」 　何故か正座した男が言うことに、ふむ？と頭を捻ってようやく出た答えはお気に召さなかったようだ。目の前の眉間の皺がどんどん深くなっていった。 「はぁ～」 「なんだよ、これ見よがしにため息なんかつきやがって」 「…いや、お前にこれぽっちも期待しちゃいなかったが、まさかそんなことを言われるとはな」 「あァ💢なら、なんて言って欲しかったんだ？」 　明らかに自分をバカにしている口調に反射的に睨みつけるが、糠に釘。 　やれやれとわざとらしく首を振った男が、「いいか？」と子供を諭すような視線を向けてきた。

10.君のキスはいつも短い 　🐯男と恋人となって、最初はなかなか触れてこないのに驚いた。💋どころか、手を握るのさえ一か月はかかった気がする。恐る恐る俺の掌に触れて、そおっと握りしめた後のあいつの顔を忘れることはないだろう。傍から見れば普段通りの不機嫌なツラだったかもしれないが、その時あいつの背中に舞う花びらが見えていた気する。 　 　そんな調子だったから、💋をしたのなんて付き合ってから半年は経っていた。 　正直、あの見てくれだ。散々遊んでるとばかり思っていたが、もしかしてそれは勘違いであいつは童貞なのか？ふと気になって、🐯男のことをよく知ってるらしい🐧達に問いかけてみた。

9.キャラメル味のキスで 「甘ェ…」 「そりゃ、💋は甘いって話か？お前にしては、随分ロマンチックなことを言う」 　にやにやと人の悪い笑みを向ける男を、心底バカにした気分で見返す。 「はァ？本気で言ってんのか？てめェ、頭わいてるだろ」 「酷ェな。そもそもお前が『甘い』って言い始めたのが発端だろ。なら、なんでそんなことを言い出した？」 「言ったまんま以外の何があるっていうんだ。口の中が甘ェんだよ、お前」 　こいつに💋をされた瞬間、何とも言えない甘い香りが匂ったのに嫌な予感はしたんだ。まさか、口づけただけで感じるるほど強烈なものだなんて思いもしなかった。

8.キスも上手くなったから 「ずっとお前にやられてばっかだったが、今日は見返してやる！」 　何故か、🛏の上で⚔️屋に乗り上げられながら宣言された。 　もしかして、今日俺はこの男に抱かれるのかもしれない、そんな危機感で身体が強張る。お前とならどっちでもという男の言葉に甘えたままだったのが悪かったのか？だが、俺は抱かれるつもりはない。どうにかして、男の意識を逸らそうとした時、ちゅう、と触れるだけの💋が降ってきた。 「は…？」 「俺の💋もうまくなったろ？だから、そろそろこっちからもしてみようと思って」 　にこにこと眩しいくらいの笑みを浮かべながら、胸を張ってそういう男に身体の力が抜けていく。

7.約束のキスだけ残して 「なァ、どうしても駄目なのか」 「無理だ」 　もう俺に振り向きもせず、淡々と準備を進めていく姿に、ぎゅう、と胸の奥が締め付けられた気がした。 「なんで…」 「しょうがないんだ」 「そんなこと言われても諦められるはずがねェだろ！」 「……くそっ」 　これなら少しは望みがあるのかもしれない。背を向けた男の口元から、絞り出すような声が零れる。 「頼む。一緒にいてくれ。お前がいないと…」 「悪いとは思ってる。だけど、もう無理なんだ」 　ゆらゆらと揺れる瞳の向こうに悲しみが透けて見える。こんなに思ってるのに、どうして俺達はすれ違ってばかりなんだろう。

6.キスはさよならを呑み込んで 「じゃ…んぐっ」 　そろそろ時間だと別れを告げようとしたその時、いきなり🐯男に唇を塞がれた。 　まあ、それはいい。ほんの数時間前まで、もっときわどいところに触れて、触れられて、じっくりとお互いを確かめ合った間柄だ。今更そんな些細なことで目くじらをたてるつもりはない。上あごから頬の内側までねっとりと舐め上げられながら舌を絡められるのに、見るともなし目の前の男の顔を見ていると、ふぃっと視線をそらされた。 　たっぷり５分後、ようやく満足したのか男の唇が離れていく。薄く開いたそこから、てらり、と光る舌先がのぞくのに、ぞくりとしたものが背筋を駆け抜けていった。

にょたネタ語ってる方がいらしたので。 何度か投稿してる気もしますが、受けにょたが苦手… いや、両方ともにょたはイケることを🐯⚔️で自覚しました。でも⚔️♀だけは、だいたい苦手ですね。 基本的に間口が狭い人間なのと、性別かわるとどうしても関係性がかわっちゃうのがダメなんだろうな～と思ってます。さらに年齢操作まであると、ほぼアウトですね。やっぱ、対等な立ち位置で、それでも愛してるから受けにまわってやってるんだ！てのがＢＬの醍醐味だと思ってる古い人間なもんで。 なお、これは個人の意見で、他の方の趣味を否定するものではありません。 多分、私が特殊嗜好でしょうしね。

5.百万回の間接キス 　もう何度目になるかもわからない💛🏴‍☠との宴の席で、滅多に見かけない東の🍶が端の方にぽつんと置かれているのに気づく。他の🍶と違って見向きもされていないのに、どうやら誰も気づいていないらしいとほくそ笑んだ。しめしめと思いながら近づいていけば、「大吟醸」という文字が見える。ウキウキしながら、早速その味を確認しようと、ごくごくと喉に流し込んでいった。 　やっぱ美味ェ！どこのどいつが持ち込んだのかわからねェが、感謝してやってもいいぐらいにはいい🍶だった。 「気に入ったか？この間、寄った港で見かけたんだが、お前が好きそうと思ってな」 　この🍶を持ち込んだのは🐯男か！

4.キスなんてただの束縛 「💋なんて挨拶だろ？」 　そうか、あれは挨拶だったのか。 　いきなり🐯男から頬に💋をされたから、あの男が自分に気があるのかと危うく勘違いするとこだった。イイな？と思っていた相手からの接触に、俺でも舞い上がることがあるとは…恋ってのは恐ろしい。まァ、元々叶うはずもないと思っていた想いだ。💋されただけ、めっけもんだと思えばいいかと気持ちを切り替えた。 　それからも、たびたびあの男から💋されるのに、見た目に似合わず随分スキンシップ過多な野郎だと内心驚いていた。頬に始まり、額に、手に、ちゅ、ちゅっ、と気軽に💋をするのに、よっぽど人恋しいのか？と頭を捻る。

💳️の請求が来たのですが、400円…🤣 逆に気になる。そんな少額、我ながら何に使ったんだ🤔 と考えてて。 実家が病院、小さな頃から家政婦がいる生活しかしてない🐯が、⚔️の実家近くの下町商店街に連れてかれて。⚔️が🍅を八百屋で買うのに、💳️出したら「使えないよ」と言われてカルチャーショック受ける、生活レベルに差のある現パロとか見たいなって。

3.きみの好きなやり方でキスして 「悪かった…」 　こいつの無謀な行動のせいで、俺の作成が総崩れになった。最終的にはどうにかなったが、あのせいでしないでもいい面倒が増えたのに、さすがにこいつでも悪いと思ったのか、素直に謝ってきたのに目を見開く。 「…お前でも謝ることがあるんだな」 「あァ？！俺を何だと思ってるんだ」 「唯我独尊。自分が思う通りにしか動かない男」 「ぐっ…」 「よかった、自覚があったんだな」 　揶揄うようにそう言ってやると、一瞬ムッとした顔を浮かべたが、それ以上何も言わずに黙っている男に増々驚いた。どうやら今回ばかりは本気で反省したらしい。随分、🌊屋に絞られたようだ。

2.好き、だからキスしたい 「好き、だからキスしたい」 「やめとけ、嫌がってんだろ」 　溺愛する🐈を抱えた男が、むぅと唇を尖らせている。 　そんな顔したって、可愛くね………くそっ、なんで可愛いんだよ。２６にもなったでかい男がそんな顔したって気色悪いだけのはずなのに、何故だか俺の目には可愛いく見える。我ながら頭が悪いとしか思えないのに、それもまた悪くないって思うんだから、恋ってのは恐ろしい。まさか俺が、他人に振り回されるようになるとは。 　そんなことを考えていたせいか、しばらくぼぉっとしていたようだ。 　にゃぁ、と男の腕の中から助けを呼ぶように鳴く🐈に気が付いて、悪い悪いと心の中で謝った。

1.あの一瞬のキスを 　ごくり、とキツい酒を流し込んで、何故だかしかめっ面の🐯男の顔が思い浮かんだ。 　なんで？と思う間もなく、口の中にある酒の味があの男の船で味わったものと同じだということに気付く。静かに語る男の声が頭の奥から湧き上がってくるままに、ゆっくりと瞳を閉じていった。 「お前な…飲みすぎだ、いくらなんでも」 　あれは倭国に行くために、あいつの船に乗り込んですぐのことだったか… 　🦁号と変わらないペースで🍶を飲み続けていたら、あの男の部屋に呼び出された。🍶ぐらい好きに飲ませろと言いそうになったが、まがりなりにも俺達はこいつの船に乗せてもらっている身だ。しょうがねぇ。

今日からは「そしてまたKissをする」で１０個です！ １０通りもKissで書けるか、見守ってて下さい

永遠てのは考えさせられますな。最後の最後に人生と告白貰えて良かったな、🐯とか後方身内面しながら読んでました🤣＞RP いつか終わりが来る関係性ですが、 お互いが愛し合った事実は永遠なんだよなあって。 それは⚔️の生き方がどうであれ、 🐯の不老手術がなかったとしても。 ⚔️も酷い男だと思いますが、 きっとこれが🐯の愛した男だからしょうがないねっていう。 逆もまた然りで。 釘を刺しとかないと、愛ゆえに暴走して不老手術する 独りよがりの満足に走りがちな男🐯っていう🤣

え／原作軸🐯⚔️ #laz50_an

10.好きって言ってもいいの？ 「俺はな、公私混同はしたくないんだ」 「…？」 　いったい何を言われてるのかわからない。そのうち何故か睨みつけられて、さらに混乱した。やっぱり男に告白されたことで気分を害してしまったんだろうか。もうファンですらいられないのかもしれないと、じくじくと胸の奥が痛んだ。 「ちっ…お前、医者をやってるくらいだから頭いいんだろ？」 　ちらちらとこっちを見ながら少しずつ頬が赤くなっていく男の反応に、まさか…とありえない予想が浮かんでは消える。だって、そうだろう。俺はずっと⚔️屋のことを見ていたけど、⚔️屋にとって俺は今日初めてあった「ファン」以外の何物でもない。

9.ファンだから駄目なんだよ 「ここが不思議病院なのが悪い」 　ムッとした顔のままぶつぶつと文句を言う男を見ていると、自然と頬が緩んでしまう。不思議病院て…可愛い。しかし、こうしちゃいられない。これはチャンスだ。出口に案内する間に、もう少し関係を深めるとするか。 「…なるほど？じゃあ、ここに勤めてる医師として、責任もって⚔️屋を出口まで案内しよう、コツがあるんだ」 「へェ～、そうなのか」 　苦しすぎる言い訳に、素直に感心して頷く男が若干心配になる。アイドルとして迂闊じゃねェか？と注意したくもあるが、出会ったばかりの俺のことをそこまで信用してくれるのかと思うと、嬉しくて仕方がない。

8.こんな貴方は誰も知らない 「🐯ファルガー先生、どこにいらっしゃるんですか？」 　思いの他、時間を過ごしたらしい。午後の外来の開始に呼び出しを受けてしまった。⚔️屋と別れるのは名残惜しいが、仕事なんだからしょうがない。 「…すまない。そろそろ失礼させていただく」 「やっぱ、医者って忙しいんだな！頑張れよ」 「…あァ」 　その言葉だけで、今日１日働ける！と心の中でこぶしを握り締めた。油断すると踊りだしそうな身体を押さえつけて、外科病棟へと向かいながら、今日の奇跡をかみしめる。だが、俺は奇跡で終わらせるつもりはねェ。自分の気持ちに気付いた以上、どんな手段をとっても、⚔屋を落として見せる。

たまにものすごく酷い話が読みたくなるんですが。 苦学生🐯に片思いしてる⚔️。 偶々見かけるときに、知らない大人の男達（❤️‍🔥とか、その父親とか、昔馴染み）と仲良さげに、偶に腰抱かれて歩いてる🐯見て、パパ活してる？と誤解。苦学生だしお金に困ってるのでは？と勘違いする（実際は🦩が出してあげるの断わってるだけ）惚れた相手がそんなことをしてるのが苦しくてしょうがない⚔️は、考えに考えたあげく「それなら俺がパパ活して、稼いだ金を🐯に貢げばいい」とおかしな方向に思考が走る。 しかしパパ活ってどうすりゃいいんだ？と考えながら歩いていた⚔️、無事にハッテン場に迷い込んで、男達に声をかけられた。

7.わたしだけに笑ってなんて 「弟さん…？」 「あ？うん、姉貴」 「お姉ちゃんでしょ！」 　呆然と呟いたことをどうとったのか、一瞬きょとんとした顔をした男が俺の言葉を肯定した。すぐにバシッと後頭部を殴られている光景に、普段の関係性が透けて見えて吹き出しそうになったが、さすがに失礼だろうと必死で笑いをかみ殺す。どうやらそれが気に障ったらしい。ムッとした顔を向けられてしまった。 「あ、お前。笑ってんなよ」 「…っ、申し訳ない。随分、仲の良い兄弟だと思って」 「「仲は良くない」」 　口を揃えて否定する二人の姿にトドメを刺されて、くっ、と笑いが漏れてしまう。

今日は⚔️🎂なので、いつもの投稿はお休み～ 雑音が混じるのもあれだと思うので…

6.見えないラインのあちら側 「怪しい…あんたが迷わずにここまでこれたなんて。人に迷惑かけてないでしょうね？」 「人聞きが悪いな！…そりゃ、確かに道は教えて貰ってけどよ」 「それだけじゃ無理でしょ」 　ふん、と鼻で笑う女に、ぬぐぐぐと悔しそうな顔をする⚔️屋を見ながら、二人が見えないラインのあちら側にいる気がした。当たり前だ。俺は⚔屋にとったら、ただのファンでしかない。それが知り合い以上に見える二人の間になんて入れるわけもなく。このまま何食わぬ顔で勤務に戻ればいいだけだと思いながらも、その場から立ち去りがたく感じていた。 「ところで隣の方は？」 「あ？…俺のファン？？コンビニであった」

5.違う形で出会っていたら？ 　深呼吸を繰り返して何とか落ち着きを取り戻したことで、さっきから地味に気になっていたことが口から飛び出す。 「ところで、なんでここに？」 「いや、〇〇っていう病院を探してるんだが、どこにあるか知ってるか？」 　驚いた。そりゃ、俺の勤務先じゃねェか。もしかしてどこか悪いところでも？とさっと全身を確認したが、ぱっと見、どこも悪そうにはみえない。いや見ただけじゃ…と考え込んでいると、くすくすと笑う声が聞こえてきた。 「あんた、すぐにぼーっとすんのな。ホントに大丈夫か？」 「い、いや…これは……それより、〇〇病院だったな！俺の勤務先だから、良ければ案内するが？」

4.助けてよおかしくなりそう 「大丈夫か？なんか顔色が悪いが…」 「だ、大丈夫だ。心配してくれて、ありがとう」 　俺の推しが優しすぎる！ 　いやもちろん、知っていたが！⚔️屋が優しいのはファンにとっては常識だ。だが、まさかそれを自分が体感できるとは思わなくてじ～んと胸を震わせていると、一瞬ぽかんとした顔が満面の笑みに変わっていった。 　ぐっ、直撃はやばい。尋常じゃない不整脈に、本気で⚔️屋の笑顔に殺されるのかもしれないと悲壮な覚悟を決める。そこに、にこにこと笑いながら⚔️屋が話しかけてくるのがまだ信じられない。 「なァ、昔〇っていうホールでやった握手会に来てなかったか？」 「え…何で知って？」

3.目が合ったどころじゃない 「やっぱりそうだ」 「…へ？」 　きらきら輝く瞳が俺の目を射抜く。脈拍が危険レベルまで到達する。終わった…俺の死因は、推しの笑顔の過剰摂取。まさか、自分が尊死するなんて思いもしなかったが、⚔屋に殺されるなら本望。あとは頼んだぞ、🐧。脳内で「無理です！」と喚く部下を後目に、すぅーと意識が遠のき始めた頃、とん、とんと身体を叩かれた気がした。 　誰だか知らねェが、俺は推しの笑顔を脳内に焼き付けるので忙しいんだ、ほっといてくれ。もう一度、さっき見たばかりの格好良いのに綺麗で、可愛い、さらにキュートな⚔屋の笑顔を思い出していると、また邪魔をするように身体を揺すられる。

2.どうしてこんなところで？ 　ありえない出会いに、しばらくぽかんと間抜け面を晒していた気がする。不思議そうな表情でこちらを見ている男の顔に、「やっぱ好きだなァ」と呟きそうになってようやくまともに頭が回り始めた。 「□、□□ノア・ゾ□さんですよね？どうしてこんなところに？」 「お、知ってくれてるのか！」 　にぱっと笑う男の笑顔に、目が焼かれそうな気がする。雑誌で見るのですら深呼吸しておそるおそるページをめくるのに、直接、しかも目の前でなんて、心臓発作が起きちまう。心臓外科医の俺が言うんだから間違いない。 　だけど、目の前の推しから視線を逸らすなんて、もったいないことができなくて。

今日からは、「ファンからの恋のお題１０個」です！ 一般人🐯×アイ＄⚔で、 一応、その日だけでも読めるようにしたつもりですが、 １０個で一つの話になってるので、続けて読んでもらえると嬉しいです。

600文字チャレンジ初めて、今日でちょうど１０日目。 まずは続けられたのと、ちゃんと２スレ内に収まるようにかけてるので満足です。 まだまだ途中ですが、校正の大事さが身に沁みてよくわかりました。 ちまちま在庫作り続けてるので、ある限り続けてく予定ですけど、それやってる間にもう少しぐらいは、文章力つくといいなあ。 なお、明日から芸能ネタ１０個です。 個別でも一応読めるようにするつもりですが、一応まとめて１つの話になってるはず…うん、多分…

10.今からきみに告白します🐯⚔️ 「今から、⚔️屋に告白する」 「へぇ…」 　大真面目な顔でそんなことを言い出した男に一瞬気を取られたが、確か、今日は俺が狙ってたクソ👨‍🍳秘蔵の日本🍶が出るはず。早いとこ見つけないと、全部🌊に飲まれちまう。きょろきょろとあたりを見回していると、無理やり頬をつかまれて🐯男の方を向かされた。 「お前は、俺と🍶のどっちが大事なんだ」 　🍶に決まってるといってやろうかと思ったが、男のしょげた顔を見ていたら、そんな悪戯心も吹っ飛んだ。 「…🍶っていうかと思ったか？」 「⚔️屋☺️」 　俺の名前を呼んで機嫌よく笑うのに、珍しく酔ってやがると胸の奥がちりっと焦げ付く。

9.終わらない恋になれ🐯⚔️ 「なあ、⚔️屋。ずっと一緒に居てくれ」 「あ？無理だろ。俺は野望を果たすまで、🦁号を降りる気はねェぞ？」 　俺みたいな無骨な男に、真面目ぶった顏で愛の言葉を囁く奇特な男に、反射的な言葉答返してしまった。一瞬くしゃりと顔を歪めた男に、珍しく「余計なことをいっちまった」とチクリと胸が痛む。だが、そんなことで、この男がへこたれるはずもなく。 「ぐっ…そんなのわかってる。これはお前が野望を果たした先の予約ってやつだ」 「なるほど？」 「お前が大剣豪になって、俺が🏴‍☠️👑になって…」 「おい、それはﾉﾚフィが！」 「黙って聞け！そうしたら、どっかの島に家を買って一緒に住もう」

ちょっと今日、朝から晩まで用事あるので早めに投稿。

8.公認ストーカー🐯⚔️ 「で、あれは？」 「うん？…あァ、あれか。俺の公認ストーカー」 「はぁ！？」 　鼻の四角い同僚が顎で指すほうに視線を向ければ、朝玄関で見送ってくれたはずの男が物陰からこちらを覗いていた。🕶と🥸をつけて変装のしてるつもりだろうが、あの長身じゃ意味がない。何より、あのクソ目立つタトゥーを晒したままで、本当にあいつは隠れているつもりか。基本的には頭がいい癖に、変なとこで抜けてんだよなァ。🐶の散歩の途中でいつも挨拶してくれるガキんちょが、男の姿にぎょっとしたのに堪えきれずに、思わず吹き出してしまった。 「と言うか、お前の彼氏じゃろ？なんであんなことになっちょるんじゃ？」

あれだよな。 せいひがいというか、 🐯のほうがいろいろ困難にあいそうで。 と言うか、それで凹む⚔️が想像できないっていうか。 あと能力者は大正義の海楼石がなあ。 あれで一発確保しやす過ぎて。 正直、毒も効かない、最悪の世代の⚔️捕まえるって、人質？でも初対面レベルだと、そこまで甘くない気もするし…刀を盗むぐらいか🤔 それ抜きで捕まえるって、🐉クラス持ってくるか、🐯並の反則能力ないと無理っていう。 凄えな、⚔️。全く隙のない男🤣🤣🤣 まあだから、⚔️が許さないとダメだっていうところに、味を感じるわけですが。

7.その笑顔は反則だから🐯⚔️ 「なぁ、□□ノア。ｷｬﾌﾟﾃﾝのどこに惚れたの？」 「あ？」 　最後の一滴まで飲み干そうとでもいうのか瓶を逆さにしてる男に、ふと気になって話を向ける。堕ちてきた雫を舌先で受け止めたあとに、ふむ、と少し考え込んで、俺等にしてみれば聞きなれた、だけどこいつからでるとは思わなかった言葉が返ってきた。 「顔」 「え？□□ノア、ｷｬﾌﾟﾃﾝの顏に惚れたの？いや、確かに格好いいけど！□□ノアなら、強さとか狡猾さとか言うかと思った」 「それもないとは言わねェが…う～ん、違ェな。あァ、表情だ」 　あのイケメンすぎる顔じゃなくて表情？面白そうな答えの予感に、ワクワクする。

泣いた😭＞RP いやもう本当にこれしかないくらい泣きました。 それがもう自分ではわからなくなってる🐯が、 可哀想すぎて。 いつかまたこれが壊れたら、 再び忘れるっていう恐怖とともに🐯は持ち続ける。 それは幸福なのかそうじゃないのか。 それでもこのときだけは、 思い出せてよかったんでしょうね、きっと。 どうでもいいんですが、 ネタバレなしに感想書くのがむずい🤣

🏴‍☠️ロゾ 🐯誕にあげたフレバnス語を話す🐯の続きです。 亡くなった人に会える日、という形でのHappyでも明るくもない🎃合わせです。 【わたしの手にあなたを癒す力はないけれど、ただひたすらに温め続けるよ】 （1〜4/16頁）

なんかお題初めてから、反応いただけて励みになります！ 少しはマシになってるかしら？と思いつつも、 思ったよりも楽しく書けてるので、なんかそれでもいいかなって。 今のが「初々しい恋のお題」で、次が「ファンから～」の芸能ネタ。 その次が💋ってとこまで決まってるんですが。 💋だけでお題が30個…さて、私は完走できるのか。 途中で挫けてたら笑ってやってください。

6.バカ、意識しすぎ🐯⚔️ 「バカ、意識しすぎだ」 　ぼそりと囁かれて、余計に身体を強張らせてしまう。今度は言葉もなくギロリと睨みつけられたのに気づき、自分が心底情けなくなった。ふっ、ふっと浅い息を繰り返しながら落ち着こうと思うのに、そこにある体温を感じたらもう駄目だ。あっという間に、元の木阿弥になっちまう。 　どうやったらこんなの平気になるっていうんだと、助けを求めるように⚔️屋に視線を投げる。こいつはこういう時の俺の顔に弱いらしい。ぐっと息を詰めたのに手応えを感じながら、意識して弱りきった顔で見つめた。 「これから、どうすればいいんだ？⚔️屋。このままだと、傷つけちまうかもしれねェ」

おかしい…なんでフォロー外れてたんだ？

5.ずるいから好きです🐯⚔️ 「お前はズルい」 「あァ💢」 　聞き捨てならない言葉が、🐯男の口から飛び出した。いったい俺が何をしたって言うんだと男の顔を睨みつけると、ほんのりと頬を染めやがった。おい、なんだその反応は。訳がわからないまま見つめ返していると、ますます顔を赤らめるその様子に、思わずうろうろと視線を彷徨わせてしまった。 「ホント、ズルい」 「…だから何がだよ」 　 　やめろ、２６にもなった髭面の男が、むう、と口を尖らせるな、ちょっと可愛いだろ。酔っ払ってるのかと思ったが、それにしては早すぎる。話の先を促すように視線を向ければ、🍶を飲み干した後に男は🥃をドンと机に叩きつけた。

凄い格好いい！ いつもあけっぴろげな⚔️が禁欲的なのもよき。 個人的には、🐯の足の裏の魔術刻印？がツボでした（細かい）＞RP ところで💧マーク、一瞬何事かと思って2度見しちゃいましたよ🤣 分かりやすくていいですね～

悪魔×祓魔師パロゾ

うわ～久しぶりにショック… いや、何かしてしまったんでしょう。前は相互だったのに🧱か～。 残念だけど、しゃあない。切り替えていこう。 こうやって、さらにXから足が遠のいていくっていうね。 まあ、今、半分FGO垢みたいになってるけど🤣

🐯⚔️、ＳＳ修行。４日やった感想。 ・お題は面白い。自分が思いつかないネタのもとになる。 ・短文に纏めるのは、結構しんどい。 ・それ以上に、２スレにいい感じに分割するのが大変。 在庫作ってあって投稿してるんですが、 いざとなると、 こんな短文でも修正点ぽろぽろ出てくるので、 まだまだだなと思いました（雑なまとめ）

4.きみ攻略マニュアル🐯⚔️ 「マニュアルが欲しい」 　疲れた顔でそんなことを言う男が珍しくて、素直に驚いた。いつも目の下に隈を作って、お世辞にも顔色がいいとか言えない男だが、今日は一段と酷い気がする。別に男が言ったことが気になったわけでもないのに、気がつけば問い返してしまっていた。 「何の？」 「お前等の取扱いマニュアルだよ！毎回、毎回、好き勝手に動きやがって💢人が立てた作戦をなんだと思っていやがる」 　ぶつぶつ文句を言いながらも、俺達と組まないっていう選択肢はないんだなと、気づかれぬように笑いを零す。あァ、こいつのこういう甘いところは嫌いじゃない。しかし、マニュアルねェ？

ここ最近、Xより🦋のほうが🐯⚔️充実してて楽しい… 何より、地雷ＣＰ踏まなくて良いのが心底楽。 XはもうTLですら安心できないので… このままの🦋でいてくれ（突然の告白）