この前仕事でドイツ人の顧客の英語通訳をやることになり、通訳は正直苦手だしそこまで英語能力が高いわけでもないので不安を覚えていたけど、やってみると自分が話すことに加えて、通訳される人々の話すことも全て一旦自分の口を経由させることで、単純に言葉を発する量が通常の数倍になり、それだけで気分がかなり晴れやかに、というか自分が外向的な人間であるように錯覚できて、しばらく精神の澱みが無くなってすっきりしたような心地が続いた、飲み会とかでもそうだけど、限られた時間の中で話す量や、話すという行為そのものが人を昂らせる、そういう昂りは、語りの過剰性を削ぎ落とすように求められる普段の仕事の場面では求められない
6 months ago