ある夜のウルデプ
ウェを後ろから抱えて眠るロ、ウェを失う夢を見て泣きながら目を覚ます。腕の中にはちゃんとウェがいて、すやすや寝てる。吐息も熱も鼓動も匂いも感じられるのに、さっき見た夢が忘れられなくて声を殺して泣きながら、ひどく小さな声でウェを何度も呼ぶ。
翌朝はケロッとしていてウェも気づかないんだけど、たまにそういう夜がある。
ある夜ウェが気がついて
「ないてるの?」
「…泣いてねぇ」
「怖い夢見ちゃった?」
「…」
「俺がいるから大丈夫だって」
そう言って向かい合ってぎゅっと抱きしめて眠るウェにまた少し泣くロがいる
8 days ago