でも終わることが救いだとしてしまう気持ちを知ってる以上、きっと同じことは繰り返さない
地べた這いつくばって額地面に擦り付けて体裁かなぐり捨ててボロボロ泣きながら嗚咽混じりに剣にそう思ってしまっている人たちと、そう思わせてしまう人たちだけをどうか狙ってはくれないかって懇願する
「それらをすべてころし尽くしたら?」
「その時は最初に戻ろう。きっとそんな時はこないけれど」
「どうして?」
「わからない。でも、お前もそう思うだろう」
「そうですね」(ああなんて愚かで可哀想な弓殿!)
4 days ago