今朝は、気になっていた「そのとき、どうする？展 －防災のこれからを見渡す－」＠21_21 へ。 防災や災害についての10の「問い」がちりばめられている構成。 意味ある「問い」を立てるのって、難しい。 行政的な模範解答や物質的・企業的な解が透けて見えるのは、問いというより、誘導的な質問。本当にその答えを探していると思えない。 でも、今風にはＱの形にしないと体験型にならないのかなあ。 そんななか、「『復興』ってなんだろう？」は、他の人の回答を読みあさりました。 「隔絶された被災地の情報を、鳩が届けてくれる未来」も俄然興味が。 冷凍都市・六本木でこのテーマの展示が開かれていることに眩暈。

10月に入っても30度超えは続くのに、11月の後半？から急に寒くなるそうです。秋はどこへ…。 先ほど、気象庁の会見（←突発の災害以外で出たのは初めて）で予報を聞き、書きました→ www.asahi.com/articles/AST... 予報の根拠を説明する資料の一番最初には、当たり前のように「地球温暖化の影響」の文字。 会見で説明した方の肩書は、「異常気象情報センター所長」。 9月下旬になっても、週末、公園へ遊びに出る子どもに「暑くなる前に帰ってきてね」と言うしかない日々は続きます。 選挙でも、しっかり語られるべき。

災害のたびに、冷たい床に雑魚寝・劣悪なトイレといった何十年も変わらない風景が変わるよう、切に願います。 誰が首相や大臣になろうと。 www.asahi.com/articles/AST... 記事の最後に出てくる、能登で避難所を運営した元PTA会長の言葉（赤田記者が取材）の通り。

先週は半ばまで、残りの夏休みを消化。 最終日は朝から晩まで映画館に入り浸る理想の休日が久々に実現できました。 そんな休みの前の日に、明日はどこで何の映画を観ようかなとタイムテーブルとにらめっこして迷う時間が至福。 結局、 BIRD＠ル・シネマ→愛はステロイド＠シネクイント→コミック雑誌なんかいらない！＠新文芸坐→サブスタンス＠配信 という一日でした。（あと１、２本押し込みたかったけど泣く泣く断念）

【コラム】「今さら騒いでほしいの？」　女川原発の取材で問われ、気づいたこと www.asahi.com/articles/AST... ↑見出しにとったやりとりだけで終わらず、そこから1時間超、対話しています。 実はこういうこと、現場ではよくあります。こうした逆質問に出会うことが、取材を深める。 その対話の跡を率直に書いたところに、同僚として背中を押されます。 筆者は、仙台総局の岸記者。 今春、連載「透明な被災者～東日本大震災と要支援者～」でご一緒させてもらいました。 こちらも、社会に向けられた視線が忘れられない記事です→ www.asahi.com/articles/AST...

夕方、都内と横浜・川崎でゲリラ豪雨。 同僚たちと現地の状況をまとめ、随時更新しています。 記事タイトル：首都圏に猛烈な雨、世田谷・品川で河川氾濫　羽田空港や新幹線は再開 www.asahi.com/articles/AST... 戸越銀座商店街の方に話を聞くと、浸水した店がかなり多いようで、復旧が心配です。 下校時間でしたが、子どもを留め置いた小学校もあったとのこと。 こうして交通網がやられるたびに、首都圏のもろさを思い知ります。

福島出張中に元復興庁事務次官の話を聞く機会があり、東日本大震災のとき、まちの「集約」が「進まなかった」と話していました。 近く再び出張する能登でも、まさに正面の論点。 全国に投げられた問いです。 白か黒かではないし、正解があったら苦労しない。 さらに20～30年後には、多くの地域では人がいなくなって、存在すらなくなる問いかもしれない、という指摘もありました。 中越地震の被災地に通ってこの問題を考え続けている宮本匠さんのインタビューを読み返しています www.asahi.com/articles/AST... （聞き手はいつも切れ味鋭く、昨日も通勤電車で一緒になった先輩記者の田中聡子さん）

【「本人」に取材する】 昨日までは仙台・福島出張。新幹線の中で読んだのは、尊敬する先輩記者・清川さん（（ひきこもり当事者の取材でよくご一緒しました）の率直なコラム。 www.asahi.com/articles/AST... 認知症に限らず、子ども本人より保護者、被災者本人より支援者の取材のほうがしやすいことは多いです。 取材のハードルが高く、一貫性がなくても、「本人」の声を聞いて現状を、一次情報を伝える、そのために記者はいる、という原点を改めて確認しました。

午後、石破首相の辞任表明の報。 首相肝いりで進めてきた防災庁などの災害政策のことが真っ先に浮かびました。 慌てて防災イベントの会場へ飛んでいき、足を運んでいた方々に、生活者として、どう思いますか？と聞きました。 （同業の夫も家を飛び出したので、ドラゴンの映画を見てしゃぶしゃぶの夕ごはんを食べる約束していた子どもには申し訳なかった…ごめん） 私が取材した方の一人は記事の最後に→ www.asahi.com/articles/AST... 「防災庁…」と残念がる声の一方、「そもそも期待していないから、自分でたくさん備蓄している」との冷めた声や、これまでの災害政策の死角を指摘する声も印象的でした

関東大震災での朝鮮人虐殺から102年。 きのうは横浜と埼玉と東京で、きょうは千葉で、追悼式があります。 （午後の式典には、熊谷知事が追悼文を寄せています。） 首長が追悼式に出るか、出ないか。追悼文を送るか、送らないか。送る場合は、どんな内容か。 その意味を考えた記事です→ www.asahi.com/articles/AST... タイトル：「二度と同じ過ちを…」朝鮮人犠牲者、首長が追悼文を送る意義とは

毎回とても楽しみにして、何度も読み返している、安東量子さんの「福島季評」　。今回も珠玉の論だと思いました→ タイトル：原発事故後の母親たちも沈黙した　顧みられなかった女性たちの流出 www.asahi.com/articles/AST... 「ジンコウ」が関わる（しかもそれが急減する）となった瞬間、焦って饒舌になる男性的な語り。その裏面には、沈黙せざるをえなかった女性たち。 無関心や重圧や沈黙の後の語りは、まとまりがなく、結論が見えにくく、記者も「丸め」がちです。本質が詰まっているのに。 県外に避難した母親と子どもの、この14年半についてじっくり話を聞きたい。

先月までは本社1年目の記者たちの伴走役でしたが、9月からまた災害担当に戻りました。 早速、けさ発生した台風について取材。 地球温暖化が密接に関係していました→ www.asahi.com/articles/AST... 記事タイトル：台風が発生する場所に異変　「地球温暖化が原因」の二つの「北上」

【元不登校当事者の思い】夏休み明け、学校苦しい子へ「逃げていい」は対症療法 asahi.com/articles/ASQ... 「学校に関係する大人が、『今の学校って子どもに合わないんじゃないの』ということを真剣に考え、変えていくべきです。それを考えるための9月1日だと思います 」 （林恭子さん） 毎年、学校が始まる9月1日（つまり今日）に向けて各メディアがキャンペーン報道をすることへの率直な思いも語ってもらいました→

関東大震災からきょうで102年です。 朝鮮人虐殺についての記事は、まずこのインタビューから配信しました。 事実を市史に残し、毎年、追悼式を市が主催して市長が慰霊の言葉を述べてきた本庄市で取材しました→ www.asahi.com/articles/AST... 記事タイトル：朝鮮人虐殺の追悼式、参列する市長の思い　「恐ろしいこと」見た祖母 これから、追悼式の取材に向かいます。

明日からの学校が苦しい人と、その保護者に届いてほしいです。 有料記事がプレゼントされました。9月1日 18:46まで全文お読みいただけます→ 記事タイトル：不登校の長女はあの日、大人になった　五味太郎さんから子どもたちへ digital.asahi.com/articles/ASQ... 五味太郎さんの取材はこのとき三度目でしたが、二度目の別テーマ取材で長女さんの話を聞いたときから、絶対に記事にしようと決めていました。

毎朝楽しみに読んでいた、加賀まりこさんの半生を聞いて書いた連載。 特に、産んで7時間で逝った娘とその後を書いた回は、胸が締め付けられました→ www.asahi.com/articles/AST... 筆者は、敬愛する高橋美佐子さん。 8年ほど前の送別会で、生活報道に携わる我々後輩に、「ここにいる誰もがいつか、介護や育児や自分や家族の病気を経験する。そのときに全生活を賭けて書かなくて、他に誰が書くんだろうと思います」と話していた迫力を忘れません。 そのために日々積み重ねている当事者、当局、専門家への取材。 原点です。

夏休みもあと2日。我が家の小学生も、宿題の締め切りが目前。 私も原稿の締め切りに焦っています。 締め切りについて以前、画家の山口晃さんに聞いたインタビューです→ www.asahi.com/articles/ASQ... タイトル：夏休みの宿題、締め切りの憂鬱　山口晃さんが先生に放り投げられた絵 「きっちりと締め切りを守ろうという圧力があっても、こたえない子には全然こたえない。でも、こたえる子には、輪っかで首を締め付けられるようにぐっとこたえてしまうものなんです」 「そういう性格の子が思い詰めずにいられるようにするには、気の持ちようを説いても仕方なくて、締める側の大人が考えるしかない」

今年も関東大震災の朝鮮人虐殺の原稿を書いています。 通勤中に少しずつ読んできた田山花袋の『東京震災記』を読了。 関東大震災の大火災の後の、東京の光景について描写。 「新聞記事も、多くは記述と説明だけで、描写はしていないから、どういうことはあったということは知れても、本当の光景や感じや気分はわからない」と前書きに。 耳が痛いなと思いながら読み入っていたら、後段の虐殺のくだりと、本人の編集者が残した証言の落差に打ちのめされました。

「夏休み明け、学校が苦しい子へ『逃げていい』は対症療法」【元不登校当事者の思い】 www.asahi.com/articles/ASQ... 考え抜いた言葉を発してくださる林恭子さん。 女性のひきこもり当事者についての取材で初めてお会いしました。 今朝配信の他の記事にも同じ指摘がありましたが、メディアが「逃げてもいい」「休もう」と発信することについて、「必要ですが、それだけでは不十分」と。 毎年、9月1日に向けて各メディアがキャンペーン報道をすることへの率直な思いも語ってもらったインタビューです→

先週末からの夏休みは、迷わず岩手へ。 記者としての2カ所目の赴任地で、第2の故郷。 よ市めがけて盛岡へ行ってひたすら街を歩いたあと、大船渡で、かつての取材先も含む、山林火災の跡地を回りました。 陸前高田では、追悼と検証のありかたについて考え込みました。調査と取材は細々続けているので、今年こそ記事にしたいと思います。

【舞台裏を書きました】消防団員の報酬「上納」不正の報道　取材班が踏んだ慎重なプロセス 取材班のキャップ（原稿まとめ役）をつとめた立場から、 取材→証言と証拠で裏取り→また取材→また裏取り（何度か繰り返す）→編集→確認（精査と議論）→報道…というプロセスを、可能な限り透明化してみました。 こうした調査報道には時間と人手と技術が必要ですが、それがなかなか見えにくい。 プロセスを丁寧に説明することを、心がけていきたいと思います→ www.asahi.com/articles/AST...

【速報記事】石川県七尾市長のXが乗っ取られる　復興発信→資産運用の英語投稿に 市長は、朝日新聞の金沢の記者の取材に対し、「地震後につながったフォロワーとの接点が途絶えてしまった。復興の過程を発信したかったのに残念」と話しています→ www.asahi.com/articles/AST...

「南海トラフ地震臨時情報（巨大地震警戒）」が出た場合、1週間の事前避難が求められる人の数について、政府が初めて調査し、把握したとの情報が昨日入り、記事にしました。 全国で少なくとも52万人。 原発事故を含めて約47万人が避難した東日本大震災を上回ります→ www.asahi.com/articles/AST...

昨日は、大好きな多和田葉子さん台本の「ナターシャ」（新国立劇場）最終日に滑り込み。 www.nntt.jac.go.jp/opera/natasha/ 主人公は、地震・津波に被災したアラトと、戦災から難民になったナターシャ。 森林地獄→快楽地獄→洪水地獄→ビジネス地獄→沼地獄→炎上地獄→旱魃地獄…と地獄めぐりする話。 プラごみ、核、デモ、気候変動…などなど目まぐるしく。 「ビジネス地獄」（拝金地獄）で出てくる擬音が、極めて端的。今日の通勤中もまだ耳に残ってました。 じゃらじゃら。ばりばり。へとへと。しゃらしゃら。

実家や義実家へ帰省する人が相次ぐ時期。 以前、あるミステリー作家のご自宅にうかがって、「イエ」や姓について、一風変わった視点から考えてみた記事です。 www.asahi.com/articles/ASP... タイトル：長男の嫁は「揚げ物係」　ミステリー作家が驚いた名字と家のしがらみ 夫婦で同姓を選んでも別姓を選んでも、それぞれだよねとなって、理由も聞かれない社会にほんとに早くなってほしい。

【三宅唱監督「旅と日々」がロカルノ映画祭最高賞】　 おめでとうございます！ 学生時代、映画を上映するサークルをやってたのですが、 一学年上の三宅さんは映画を作るサークルで、ストイックに膨大に見て撮っていて、仰ぎ見る存在でした。 当時、出品された映画祭に追っかけて行ったりもして、古今東西の映画からの膨大な引用の洪水が尊くて、こっそり泣きました。 公開が待ちきれないです。 www.asahi.com/articles/AST...

小学生のときの読書感想文について、飯間浩明さんに聞いたインタビュー記事を、夏休み中、無料公開しています→ www.asahi.com/articles/ASQ... タイトル：「無理ゲー」に思えた読書感想文　飯間浩明さん「感動しなくても…」 小さい頃からうっすら感じる「模範解答」の憂鬱さを、言語化してくださいました。 「つまらなかったら、正直につまらないと書けばいいんです。取り繕って面白かったように書かなければならないとしたら、文章を書くのが嫌になります」 「アマゾンのレビュー程度の数行のメモ書きでもいい」

昨夜、大阪万博で、たくさんの帰宅困難者が生まれました。 www.asahi.com/articles/AST... 最寄り駅の地下鉄が運転見合わせた影響です。 熱帯夜のなか、大勢が会場内で一夜を明かしました。 南海トラフや首都直下地震があった時のことを考えると、非常に大きな課題です。

きょうの朝刊「ひととき」から→ www.asahi.com/articles/DA3... 「大丈夫だよ。食べられないなら食べなくてもいいじゃん」 親の仮面をかぶらない、素敵な言葉。 必要なときにこんな言葉を発せられる親でありたいです。 「ひととき」は、74年前から続く、朝日新聞の生活面（旧・家庭面／現・くらし面）の女性投稿欄。 私も以前、何度も担当し、生活報道の記者として、投稿者と読者に育てていただきました。

福岡市長が、河川氾濫を伝えるSNS上の動画投稿を「偽情報」と投稿した後、事実と判明し陳謝しました。 www.asahi.com/articles/AST... SNSの情報を被害把握や救助に使うのは、非常に難しい。 災害直後の情報は錯綜しており、「後で事実とわかる」「後で誤りとわかる」ものが多いからです。私たち記者も裏取りに必死です。 かつてはツイッター社（当時）も「#救助」とついた投稿をすすめたことがありました。 ただ、東北大の佐藤翔輔准教授らの調査によると、九州北部豪雨（2017年）で「#救助」とついた1058ツイートのうち、実際の救助要請は8%弱。出動まで至ったケースは1件でした。

全国的に大雨。 【大雨】車で避難する時の注意点　冠水路や高架下は通らないで www.asahi.com/articles/ASQ... →JAFに、いざという時の脱出方法と合わせて聞いた時の記事です。 いろんな災害現場で「あっという間に増水して、車が立ち往生した」という声を聞いてきました。 （例えば、能登豪雨の時に集めた証言や動画は→　www.asahi.com/articles/ASS... ） 車の周りの水深が深くなっていても、運転席にはすぐに浸水してこないので、危険を察知するころには動けなくなりかねません。 車高が高めでも、どうかご注意ください。

いまNHKでやっている「病院ラジオ」いいなぁ。 出演者のカットはもちろん、放送を聴きながら反応する当事者や家族たちのカットがとても沁みる。 自分や家族が入院していたとき、病室や待合室で過ごした長い長い時間を思い出して重ねる人も多いはず。 聞き手としてのサンドウィッチマンも、じわっとくるなーと思っていたら、藤田先生による関連書籍の書評が以前、出ていました→ book.asahi.com/article/1531...

帰省ラッシュです。 帰省先の「あるある」をまとめながら、子どもの事故を防ぐためにできることを、以前、小児科医に聞いた記事です→ www.asahi.com/articles/ASQ... 家族の薬や加熱式たばこ、ボタン電池、ケトルなど、盲点がいろいろあります

今朝読んだ『世界』の編集後記で紹介されていた国立近代美術館の企画展「記録をひらく 記憶をつむぐ」が気になり、午前中からそのまま竹橋へ。 www.momat.go.jp/exhibitions/... ふだん、美術館では、まず絵を見る→キャプション→もう一度絵を見る…ということが多いです。 が、この展示は各キャプションの内容があまりに深く鋭すぎて、どの作品もまずキャプションから読みました。 絵という「遅い」メディアが、戦争の中で、報道はもちろんのこと他のいろんなメディアや言説とどんな相互作用の中で描かれ受容されたのかを解きほぐしていて、目から鱗。プロの仕事に、圧倒されました。

先週出た津波警報のとき、自力での移動が難しい高齢者や障害者は、誰かの手を借りて安全に避難できたのか。 仙台在住の同僚が、検証を記事にしています→ www.asahi.com/articles/AST... 東日本大震災の時どうだったのかについては、今年3月、「透明な被災者」という連載でお伝えしました。（連載全体のまとめ役を務めました。） 難題だからこそ、ふだんから考える一助として。

せっかくの夏休みなのに、連日この暑さ。 毎日室内にいるしかない子どもの姿を見ると、自分が小学生のときの、毎日セミで虫かごをいっぱいにしていた夏休みが贅沢に思えてきます。 ふとした疑問を聞きに行ったら、寺田寅彦の随筆も引きながら、深めていただきました。磯野真穂さんのコメントプラスも合わせてぜひ。 www.asahi.com/articles/ASQ...

80年という圧倒的な時間の経過に対する、ひとつの向き合い方。 www.asahi.com/articles/AST... 筆者は、長崎と広島で長く被爆者を取材してきた先輩記者の花房さん。 記事の配信直後、花房さんに、「僭越ながら、すごくよかったです…。言葉だけでは表現しえないニュアンスをすくいとる表現術としても、大変勉強になりました」とメールを送ってしまいました。多忙を極めていると知りつつ、思わず。

「参政党現象」を悩みながら取材したこの選挙期間中を振り返ったコラムです→ www.asahi.com/articles/AST... 今年度の上半期は記者歴4年前後の後輩記者たちに伴走する役回り。 ですが、この選挙中は、伴走しながら、私も取材。二晩悩み悩み書きました。 とはいえ、支持者や候補者を、熱量高くずっと追いかけてきた彼・彼女らの情報量にはとてもかないません。例えば下記の２本。 www.asahi.com/articles/DA3... www.asahi.com/articles/AST... 地道な取材は最強、と改めて。

東日本大震災当日、保育園や幼稚園が保護者に引き渡した園児が、その後の避難中、親子で津波にのまれて亡くなった例が相次ぎました。 先週のように津波警報が長時間出た場合に、どうするかを同僚記者が書いています。 www.asahi.com/articles/AST... 難しい問題です。 本当に難しいですが、引き渡したことを一生悔いている園長や校長の話を聞いてきた身からすると、まずは事実を知ってもらいたいです。 www.asahi.com/articles/ASQ...

前掲の記事はデスクと議論の上で全文公開で出し、自動的にヤフーニュースにも出ました。 が、一般的に、報道にかかる手間や人手、時間を考えると、無料で出せば出すほど、報道の持続可能性は低くなっていきます。 以前メディア分野を担当していた時に書いた記事→ 弱る報道の持続可能性、行き着く先は　「記者は自分の言葉で説明を」 www.asahi.com/articles/ASR... 報道のコスト、誰が負担？　「ただ乗り」で取材者がいなくなる懸念 www.asahi.com/articles/ASR... この時よりもさらに危機的状況。 取材プロセスをできる限り説明することを意識していきたいと思います

やまゆり園事件から9年。奥山佳恵さんにインタビューしました。 3度目ですが、今回も、奥山さんの考え抜かれた言葉に、心が溶かされました。 www.asahi.com/articles/AST... 先週末は、相模原に献花へ。 あの事件の速報を見た時には、おなかにいた子どもと。